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昔から,変形合体する乗り物は男のロマンではありますが,これを見た時の衝撃は一口では言い表せません。自転車と言うカテゴリではくくれない乗り物が,Taga社からリリースされています。ベースになっているのは前2輪、後ろ1輪の3輪自転車で,それ自身はそれほど珍しいものではありません。自転車部自体はシマノ製の3段変速機を用いた、アルミ合金製の製品です。すごいのは,前2輪の部分に凶悪な程にオプションが用意されており,超多機能なビークルとして機能する事です。例えば,最初の画像の2台のビークルが同じ製品だと言っても最初は分からないのではないでしょうか?驚きの変形は、最初に三輪自転車のチャイルドシートを外し、サドルを下げてます。次に、後輪を上に回転させて、これを前輪とします。その後にチャイルドシートを装着し直して完成。この変形機構はトランスフォーマーと言うか、マクロスのバルキリーと言うか、少なくとも従来の自転車の範疇にはなかったものです。その他,オプションには二人用チャイルドシートや幼児用のバケット、雨避け付きシート、大型の荷物用バケット等々,様々なものが用意されています。重量もオプションによって変化するため,20〜29Kgにもなるそうです。また,これだけの自由度の高さが災いして,販売金額はおよそ$2500から上になり,オプションによって変わる様です。ヨーロッパを中心にして販売されているのですが,どこかが代理店になって国内に入ってくると面白いですね。
参照:
Taga is a multifunctional urban vehicle
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