木曜日, 12月 16, 2010

日立GSTから薄型ハードディスク

日立GST社から、7mm厚の2.5"径ハードディスクで容量500GBを実現した「Travelstar Z5K500シリーズ」が発表されています。このシリーズは、1枚のプラッターで500GBを実現しており、従来の7mm厚の製品よりも高密度化しています。ラインナップは標準モデルが250GB/320GB/500GBの3機種で、連続稼動モデルが320GB/500GBの2機種です。両者の基本的な違いはアイドルモードとそのときの消費電力で、連続稼動モデルは通常のアイドルモードに対応し、このときの消費電力は1.5Wです。標準モデルは通常のアイドルモードの代わりに、パフォーマンスアイドル/アクティブアイドル/ローパワーアイドルの3モードを持ち、それぞれの消費電力は1.5W/0.8W/0.55Wです。パフォーマンスアイドルが、連続稼動モデルのアイドルモードに相当しますが、3段階に分けることで、消費電力を減らす効果が期待できます。インターフェースはSATA/3Gbpsなので、一般的なノートPCの内部に入れることはできますが、隙間ができるのであまりお薦めはしません。回転数は5400rpm、バッファメモリは8MBなので、この辺りは従来品と変わりません。既に出荷は始まっているそうなので、年越しででて来る春モデルの薄型ノートPCには内蔵される可能性があります。東芝のSSDがかなり優秀なので、容量で勝負みたいな感じの製品に見えます。
参照:業界初の円板1 枚構成で500 ギガバイトの2.5 型ハードディスク装置

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