金曜日, 6月 15, 2012

【バッファロー】802.11ac対応無線LAN製品国内販売

まぁ、予告が出ていた様なモノですが、バッファロー社からIEEE802.11ac対応の無線LANの親機「WZR-D1100Hシリーズ」と子機「WLI-H4-D600」が発表になっています。米国での発表よりも、だいぶ速度上限が落ちている様ですが、そのあたりは許認可の問題が絡んでくるので、日本ではこうだという事で理解した方がいいんじゃないかと思います。
親機WZR-D1100Hは2.4GHz/5GHzを同時使用可能で、そのため、最大通信速度は600Mbps+450Mbpsとなっています。この商品の利点の一つは高速性にもあるのですが、むしろ遠距離でも速度が落ちにくいハイパワー性能にあるのではないかと思います。同じ距離でも、11nに比べて1.6倍以上のスピードが出る様な記載になっていますので、公称値を信じる限りは実効の通信速度はかなり高い事になります。AOSS2に対応し、設定そのものは楽になります。有線LANは全ポートGigabit Ethernet対応で、LAN側4ポート、WAN側1ポートになっています。
子機WLI-H4-D600はAOSS/WPSに対応し、最高通信速度は600Mbps。親機からWANを配した様な、ネットワークコンバータに近い機能で、PCとの接続は有線LAN端子のみ。Gigabit Ethernetが4ポートあるので、最大4台までのデバイスを接続可能です。オンラインでの販売価格は親機単独で17800円、子機単独で16800円、セットにした商品が31700円となっています。いろんな制限があるのでしょうが、少なくとも数字の上では11acに買い替えようってほどの速度じゃない様に思います。
参照:WZR-D1100Hシリーズ
参照:WLI-H4-D600

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