Volvoグループではスウェーデンの交通管理局と共同で、道路からワイヤレスでバスに充電するシステムを開発/研究すると発表しています。通常、電気自動車の場合には充電ステーションで充電するか、ハイブリッドエンジンで発電しながらの駆動かのいずれかになる訳ですが、開発されるのは後者に加えて、ワイヤレスで充電できる機構を組み込んだバスの様です。ただし、バスのワイヤレス充電区間は300−500mと短いので、ディーゼルエンジンとのハイブリッドとなっている様です。ちなみに、電力供給源は道路側に組み込まれ、これと同時開発と言う事になります。架線から電力供給を受けるトロリーバスと言うのもありましたが、あちらが常に架線と接続されたワイヤード形式だったのに対して、完全ワイヤレスとなる予定です。ただし、ワイヤレスの充電と言えば通常は電磁誘導方式が採用されるため、その区間の電波による影響も同時に観測していただきたいところです。システムの構築は、2015年内には行われるそうです。
参照:The Volvo Group studies potential to test electric roads in a city
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