Kensington社から、Thunderbolt4接続のドック「SD5900T」が販売されます。ホスト機との接続にthunderbolt4を採用して、通信速度は最大40Gbps。最大の特徴はディスプレイポートの多様性で、背面側に排他利用のHDMI/DisplayPortを2ポートずつと独立仕様のDisplayPortが1ポート。これにThunderbolt接続のディスプレイを合わせて、計4台のディスプレイ端子があることになります。これにより、AppleSilicon搭載のMacBookなどでも外部に最大4台のマルチディスプレイ環境が構築できる点です。これにはカラクリがありまして、外部ディスプレイはThunderbolt接続だけではなく、USB接続のディスプレイ技術を持つdisplayLink社の技術が導入されており、ドライバをインストールすることで外部のディスプレイが利用できるようになります。4台同時接続であれば最大4k/60hz、2台であれば6k出力を可能にしています。多機能な製品であるのも事実で、前面にUSB3.2Gen.2対応のUSB-Aが1ポート、背面には同2ポート。フロント側にはUSB3.2Gen.2対応のUSB-Cが1ポート。背面側には2.5GbE対応の有線LANポートが1ポート。拡張用のThunderbolt4のUSB-C端子は前後共に1基ずつ。前面には3.5mmφのイヤフォン端子と、SD/microSDメモリカードが各1基ずつ。なお、SD/microSDメモリカードが同時利用可能かは未掲載でした。電源は専用のものが同梱され、最大96wの電力供給が可能です。オンラインでの販売価格は$299.99となっています。AppleSilicon搭載のmacBookユーザーの方で、モッっとディスプレイを接続したいという方は検討の余地があります。
参照:Kensington Launches Thunderbolt 4 Dock with Multi-Monitor Support to Unlock the Full Potential of MacBook
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