Kinesis社から、タッチパッド内蔵のキーボード「FORM Split Touchpad Keyboard」が販売されます。キーボードに内蔵されたタッチパッドの場合、左右いずれかにあるとポインティング操作の度にホームポジションから手を動かさなければならず、中央にあるとサイズ的に小さいことが多いのですが、まさかこういうデザインで来るとは想像もしていませんでした。画像の通り、テンキーレスのコンパクトキーボードの中央に手前から奥までという恐ろしいサイズのタッチパッドを備えたキーボードで、おそらくは過去に例がほとんどないんじゃないかという気がします。使いやすいかと言われるとそれほどでもない気がしますが、一つの解決策であるのは間違い無いです。タッチパッドで左右のキーを分断している形状ですが、物理的に左右に分離するわけではありません。これでも、超ロープロファイルのメカニカルキーボードで、キースイッチにはGateron社の赤軸系キースイッチKS-33を採用しています。コンパクトサイズとは言え、アローキーやファンクションキーまで備えているため、通常使用ではそれほど困らないとは思います。ホスト基との接続はUSB/Bluetoothで接続端子形状はUSB-C。ケーブルは脱着式です。タッチパッドの操作はWindows系の様ですが、マルチタッチジェスチャへの対応は限定的。もっとも、3本指以上のジェスチャを使いこなしている人ばかりでは無いですし、形状が形状なので、多くの機能を無理に詰め込むのは避けたのかもしれません。オンラインでの販売価格は意外と安価な$199.00です。
参照:FORM Split Touchpad Keyboard
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