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小惑星「イトカワ」の観測を終え、地球に帰還中の小惑星探査機「はやぶさ」が、3/27付けで搭載イオンエンジンの連続運転による軌道制御を終えたと宇宙航空開発研究機構から発表がありました。既に地球中心から2万kmの距離をかすめる軌道に遷移しており、後は微調整を行なうのみとなっています。現在、「はやぶさ」は地球からの直線距離で2700万kmの位置にあり、本年6月の帰還に向けての最終調整の段階にあります。思えば、既に7年近くも宇宙を飛んでいる訳です。「妖星ゴラス」に登場し、奇しくも同名の宇宙船であるJX-1隼号の隊員の台詞ではありませんが、「予定を大幅に超えて来ているんです」という台詞が、そのままこのはやぶさの艱難辛苦の道程を表しているかの様です。その間の関係者の方々のご苦労は、想像するにあまりあります。いまは、無事に地球に帰還(大気圏突入ですが)する事を祈るばかりです。期間の際には「オカエリナサイと言ってあげるわ」(byユング・フロイト@「トップをねらえ!」)。
参照:
小惑星探査機「はやぶさ」搭載イオンエンジンの連続運転による軌道制御の終了について
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