月曜日, 12月 10, 2012

作業アーム付きのUAVが開発されています。

DARPAで、ちょっとよくわからないUAVが発表されています。UAVといえば、普通はグローバルホークやプレデターのような大型の機体を考えますが、DARPAが資金提供して研究開発しているものの中には画像のような奇妙な物体もあります。MLB社の「V-Bat」で、テールシッターと呼ばれる配置でファンを回転させるタイプの機体は、「飛ぶ」というよりも「浮く」タイプのUAVになります。つまり、床の状態に関わらず、目的の場所に移動することができて、何らかの作業をすることができる機体というわけでして、どこかのSF映画で取り上げていたかもしれませんね。そんなの、以前に自衛隊がやってたという話もありますが、あちらは自立飛行可能な野外用偵察タイプの製品でした。こちらは側面にアームを装備しており、UAVというよりもロボットといった感じがします。アームの先には最大で0.45kgの重量の物体を取り付けることが可能で、アームをのばしてどこかにおいたりすることもできますし、簡単な操作ならば単独で可能になるかもしれません。例えば、従来から原発などの人が近づけないところでの作業にロボットが用いられていましたが、最大の問題は床の上の障害物でした。これならばそういう障害物をものともせずに移動できるので、対応が楽になるのかもしれません。もっとも、空中での障害物などの新たな問題ができますけど。

参照:WHAT A UAV CAN DO WITH DEPTH PERCEPTION

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