土曜日, 6月 27, 2009

USB接続のデュアルカセットデッキ

アレシス社からUSB接続でPC/Macに接続できる、デュアルカセットデッキ「TapeLink USB」が販売になります。デュアルカセットデッキとしてアンプに接続して使用する事ができ,さらに一方のカセットから他方にダビングを行なう事もできます。また,最近にしては珍しく,いわゆるTypeII(CrO2)テープにも対応しており,昔録音したテープ資産を生かす事が可能です。で、このデッキの目玉機能は、USBでPC/Macに接続して,データをデジタル録音する事が可能と言う点です。サンプリングは16bit/44.1KHzとCDと同じで,おそらくはサウンドデバイスとして認識されるので,プラグ&プレイで使用する事が可能です。また、録音/ノイズリダクション用のソフトが付属しているので,すぐに利用が可能になります。特に,ノイズリダクションソフトが付属するのは,録音から時間が経ったテープの録音には必須ではないかと思うのですが。7/10からの販売が予定されており,店頭予想価格は20790円です。
参照:TapeLink USB

カバー一体型のプロジェクタ

phonesuit.comで案内しているのが,この9月に販売予定のiPhone/iPod用のカバー兼用のピコプロジェクター「The MiLi Pro」です。対応するのはiPhone 3GS, 3G, 2G及びiPod Touchで、プロジェクタ部を閉じた場合にはかなり厚めのカバーとして機能します。つか,カバーしたら,携帯電話としてのiPhoneが使えなくね?充電式バッテリを内蔵しているため,プロジェクタ使用時でもiPhone/iPod touchのバッテリをそれほど気にする事はありません。プロジェクタ部はLCOSエンジンを搭載しており,解像度はVGA(640x480)クラスと,この種のデバイスとしてはかなり高解像度。投影サイズは5”〜70”ですが,推奨値は40”。これは、スクリーンとの距離で変わります。RCAピンによる映像入力と,VGAコネクタによるコンピュータの入力ができるため,汎用的に使えるのではないかと。販売価格も未だ未掲載ですが,この秋に向けてちょっと注目しておいた方が良いかとは思います。
参照:The MiLi Pro

空中浮遊か?!

Donald Dahl氏のデザインによる,Levi-tableです。単なる木製のテーブルとみたら,ちょっと驚かされますよ。見た目では分かりにくいのですが,このテーブルの天板はどこにも固定されていません。まぁ種を明かせば,磁石の反発力で浮遊している訳でして,それ故に構造には木が使われていると言う事もあります。磁石の反発力等とはごくごく当たり前の技術ではあるのですが,実際にそれを応用したデザインがこういう形で出てくると,驚きを禁じ得ません。まぁ,現時点での実用性はどうかとは思いますが。
ただ,磁力と言う事では。パソコンユーザとしては怖い感じもあります。以前に知人のお子さんが磁石付きのおもちゃをコンピュータの上に置いたら,直下にあったハードディスクが壊れたと言う事がありましたので。
参照:Levi-table

金曜日, 6月 26, 2009

確かにプロペラですが

今までUSB接続のファンはありましたが,この発想はなかったわ。Gadget4allで販売されているこの商品は,扇風機代わりのファンとUSBのハブを兼ね備えています。従来のファンは,よりなじみ深いものとして扇風機を模した製品が多かった訳ですが,これは飛行機のプロペラに見立てています。さらに翼側にもエンジンポッドのようなものが左右に二個づつあり,ここは4ポートのUSBハブになっています。ちょっと不安なのは,バスパワーの4ポートハブの上にファンが回転するため,消費電力の大きなものは厳しくなるかなと。ただし,ファンは独立したスイッチでオン/オフする事ができますので,警告が出るようならば切っておけば良いでしょう。それでも,フラッシュメモリや11nの無線LANアダプタ等のようなものを接続すると,ミサイルポッドやガンポッド等の様に見えて,見栄えもいいのではないかと思います。オンラインでの販売価格は$14.00。ノートPC用の冷却ファン代わりにもどうぞ。
参照:USB Airplane Hub + Fan

USBハブ+メモリカードリーダ/ライタ

子供のおもちゃによくありそうな,実にカラフルな製品がUSB.Brandoで販売されていました。ブルーとイエローグリーンに彩られた本体には,3ポートの回転式コネクタを備えたUSBハブと,側面にはSD/SDHC/MMC/microSD/MS/M2のそれぞれに対してスロットを用意したメモリカードリーダ/ライタが装備されています。おまけの機能ですが,正面には気温計が備わっています。ただし,これは米国で一般的な華氏表示なので,日本で使用している摂氏とは違っているため,日本人には分かりにくいのですが。オンラインでの販売価格は$12.00で、対応OSはWindows2000/XP/Vista, MacOSX,Linuxです。単純な機能の組み合わせですし,使えないシステムの方が珍しいでしょう。
やはり,デザイン上は下品にならないカラーリングと,回転するUSBコネクタが魅力的です。内部的には,4ポートのハブのうちの一つにメモリカードリーダライタが接続され,残りが外に出ているんでしょうねぇ。
参照:USB 3-Port Hub + Card Reader with Thermometer

豪快すぎるCFアダプタ

ちょっと,見逃しておりました。PhotoFast社から販売される予定の様ですが,かなり豪快なmicroSD/SDHC-CFアダプタ「CR−7200」です。何が豪快かと言えば,このアダプタそのものはCF TyptIIに相当するのですが,そこに4枚のmicroSD/SDHCメモリカードを突っ込んで,それをRAID0構成で運用しようと言う商品なのです。公称値によれば,最大読み出し速度が80MB/Sec、最大書き込み速度が40MB/Secを実現したそうですから,ちょっと馬鹿にならない数字でしょう。ちなみに,この速度は読み出しで533倍速相当、書き込みで266倍速相当になります。どのメモリカードを使ったかは定かではありませんが,ピーク時の速度がこれと言う事になります。microSDカードは2GBまで、microSDHCメモリカードは4GB〜16GBまで利用ができるとの事なので,最大で64GBのCF(見かけ上は)ができる事になります。大容量CFの価格が下がり気味な現在,どこまで需要があるかは分かりませんが,非常にユニークな存在と言えます。
心からの賛辞を込めて,企画開発をした方に「お前はヴァカだ」と言わせていただきます。こんな、実験的な商品,頭で考えるだけならまだしも,実機を商品として販売するところまで持ってくるのは,並大抵の事ではなかったでしょう。こんなのが市場にあったとしたら,買っちゃいそうになるじゃないですか。
参照:CR-7200

プロジェクタ内蔵型iPod/iPhone用Dock

ランサーリンク社から,iPod/iPhone用のユニークなDockシステム「iJector」が予約が開始になっています。本体正面から見ると,上面にユニバーサルDockシステムが用意され,正面左右に小型のスピーカーを配した,普通のサウンドシステムの様に見えます。サイズ的にも195mm(W)x145mm(D)x96mm(H),重量も120gと,普通のサウンドシステムと比べて特別なサイズとは言えません。実は,重要なのは見えない場所にあります。背面側にLED光源のプロジェクタがあり,最大投影サイズは50”(2.3m先)になっています。解像度557x234のLcosエンジンを有しており、iPod/iPhoneに保存されている映像の再生の他,NTSC/PALなどの映像信号の投影も可能です。正面のスピーカーも,実は単なるスピーカーではなく,チタンスピーカですから、大きさの割に良い音質が楽しめます。対応しているiPodはiPod(5G),iPod nano(1~3G),iPod classic,iPod touch,iPhone(3G)となっています。現在,7/17からの販売が予定されており,予約価格は64,800円です。
外部モニタに出力する事ができる製品は多いのですが,モニタ内蔵した機種はほとんどなかったのが現状です。これもモニタ内蔵と言う訳ではありませんが,白い壁や神があればいつでも動画等の再生が可能になりますので,かなり便利に使えると思います。
参照:iJector iPodドック型プロジェクター内蔵AVシステム

ヘビーデューティーな感じが神を忘れさせた?

ThinkGeekで販売されているのが,Zillaと言う名称の万能ツールです。無骨な感じのデザインがもろに好みなのですが,ご覧の通り、推定で数cmと言う巨大なナイフがあるので,改正銃刀法により、日常持ち歩く事はできません。必要な事も多いんだけど。機能としては,プライヤー、ナイフ,ワイヤーストリッパー&カッター、ドライバ、栓抜き、クリップ等。一家に1本あれば,屋内での簡単な作業にはもってこいと言う代物です。ただし,見た目よりも大きい感じで,ナイフの刃をのばした状態で全長は24cm強。オンラインでの販売価格は$34.99です。
気になったのはネーミングですな。Zillaなんて名称は、普通は使わないと思うのですが,まぁ,きっと「神(God)に恐れをなして,その部分を削った」のではないかと思う次第な訳ですよ。そういわれてみると,無骨さに馴染みが湧くから不思議なものです。
参照:Zilla Multi-tool

木曜日, 6月 25, 2009

F-4ファントムのイジェクションシートをオフィスチェアに

motoart.comで紹介されていたのが,このオフィスチェア(?!)です。もちろんクッション部分は新しく革張りで仕上げられていますが,キャスター部も追加されてはいます。それら以外の外装に現れている無骨な金属部分は、F-4ファントム戦闘機のイジェクションシートだそうです。いえいえ,別にレバーを引くとロケットブースターで飛び上がるとか言う事はありませんし,パラシュートが開くようなギミックもありませんが,戦闘機のイジェクションシート,それもF-4ファントムと来たらじっとはしていられません。良いぢゃん佳代ぉ,「ファントム無頼」を読んでいた世代なんだからさ。まさに,「それっぽさ」の極値にあるようなものじゃありませんか。まぁ,実機にはこんなにふかふかのクッションは付いていないでしょうが。これとコントローラを組み合わせて,フライトシミュレータを動作させたいと思うのは私だけではないはずだ!!
参照:F-4 Ejection Seat

Gerber社のマルチツール

Gerber社のマルチツールCrucialGreenの予約販売が,rockynational.comで行なわれています。複数のツールをまとめた商品で,小型のナイフやペンチ、ニッパー、+と−のドライバ等,たくさんの機能が含まれています。それでいて,閉じた時の長さは9.1cm程度と非常に小さくなっています。本来の販売価格が$60.00-のところ、予約j特価で$36.95-になっています。
いわゆる万能ツールにゾクするツールは,痒いところに手が届く様に使いやすかったりするんですが,最近は改正銃刀法の影響からですねぇ、普段持ち歩く事ができないんですよ。いざと言う時に使うために持ち歩きたいのに,それができないって言うのは同なんでしょう?!あ,趣味のアウトドアで使用する分には,大丈夫だと思いますよ。
参照:Gerber Crucial Green

外付け専用のSSD

グリーンハウス社から,USB接続の外付けSSD「GH-SSDE**GU-M」シリーズに,128GBモデルが追加発表されています。サイズとしては117mm(W)× 72mm(D) × 10mm(H)で,薄い事を除けば,ハードディスクとさほど違わない製品になります。ただし,接続はUSBになるため,転送速度も格段に下がってしまい,最大転送レートは読み出し時で20MB/Sec、書き込み時で18MB/Secしかありません。また,十分低速でも問題がないため,MLCが搭載されています。こうなると,役割としては省電力性能を持ったストレージでしかなく,現状で欠けているフラッシュメモリとハードディスクの間を埋める要員としての登場となります。省エネルギー性が求められているので,当然ですが,USBバスパワーで駆動できます。対応OSはWindoes XP/Vistaで、MacOSXでの動作保証はありませんが,問題なく動作するものと思われます。放熱を考慮してか,本体ケースは丈夫なアルミ合金が採用されています。
正直に言えば,ちょっと中途半端な使用の思えてなりません。価格がどの程度になるかでも評価は変わるでしょうが,中途半端な価格だと普及しないかもしれません。
参照:小型軽量で大容量を実現した、USB接続の「SSD」

FIreWire800搭載のポータブルハードディスク

SeaGates社から,2.5"HDDを搭載したFreeAgentPro for Macが発表され,予約が開始されています。for Mac版とは言っても,単純に接続インターフェースがFireWire800になっており,HFS+で初期化されている事くらいですが。ハードディスク容量は320GB/500GBの2機種のみですが,回転数は7200回転と高速なモデルが採用されています。FireWire800は新型のMacBookProでも標準サポートされていますし,スピード等の点ではeSATAに準ずる事がほとんどですから,Macの外部インターフェースとしてはもっとも高速といっても良いでしょう。特に,Express/34カードスロットが搭載されていない現在の13"/15"モデルでも、安心して高速転送が可能になります。過去の機種から考えると,システムの起動はできないと思いますが。もっとも、接続インターフェース以外はフォーマットの差でしかありませんので,初期化し直せば高速なWindows用ハードディスクにもなります。オンラインストアでの予約価格は、320GBで$149.99、500GBで$189.99です。まぁ,高速なハードディスクと割り切って使うのならば,それほどは問題になりにくいのでは?!
参照:FreeAgent | Go™ Pro for Mac

前シリーズ発売から4ヶ月で拡大機!

Western Digital社から,MyBook World EditionIIと言う名称のNASが発表されています。前シリーズのMyBook World Editionは今年の2月に発表されており,4ヶ月で新型になった事になります。前シリーズとは違い,今回用意される容量は1TBx2/2TBx2の2機種となり,RAID0/1の構成がとれる様です。その分だけ,ちょっとデブった感があります。ちょっと言葉は悪いですが,愛称はファットマンで確定でしょう。ネットワークはGigabitEthenet対応が1ポートで,外部ストレージ増設用にUSBポートが用意されています。ここにPCを接続する事はできません。クライアントとしてはWindows XP/Vista,MacOSX10.4/10.5、DLNA1.5&UPnP承認済で,通常のファイルサーバ等の機能に加えてiTunesサーバ等が付加されています。この辺りは前シリーズを踏襲しています。オンラインストアでの販売価格は2TBモデルが$399.99、4TBモデルが$699.99となっています。初期導入用としては,十分な容量/機能の製品です。
参照:My Book World Edition II

米国東芝のポータブルHD

米国東芝から、USB接続のポータブルハードディスクがリリースされています。USBバスパワー駆動が可能で,3年保証がついています。ドライブの空き容量が減って来たら警告を出してもくれますし,内部の衝撃センサ等で落下時のドライブ破損の被害を抑えてもくれます。もちろんパスワードによるデータ保護と暗号化にも対応していますが,専用の暗号化チップが乗っている訳ではなさそうなので,データ容量が増えると読み書きに時間がかかる様になるかもしれません。
用意される容量は320/500GBで、対応OSはWindows 2000/XP/Vista及びMacOSX10.4です。用意される本体色は共通色のブラックと,リキッドブルー/コモドグリーン/ロケットレッド/ビビッドホワイトの4色とのパートカラーになっています。外装を見る限り,なんだか色の違った液体を流したようなイメージがあります。ただし、容量と色は一致しませんので。なお,オンラインでの販売価格はそれぞれ$120/$150程との事です。
まぁ,富士通のストレージ部門を買収しちゃったあとの最初の新製品発表になっているので,割りとリキが入っている様にも思いますが,ここには未だ富士通ストレージ部門買収の結果は盛り込まれていません。ただ,米国東芝の外付けハードディスクのセンスは独特で,かなり良い出来の製品が多いとは思っています。なんでこういうセンスが他の製品に生かされないのか…、いや,何でもないです。
参照:Toshiba Portable Hard Drive Up to 500GB*

装着したままにできるフラッシュメモリが更新

バッファロー社から、超小型のフラッシュメモリRUF2-PSシリーズが発表されています。従来から販売されていたRUF2-Pシリーズの後継機種にあたりますが,PCに装着した時に,外部に突出する部分がわずかに5mmなのは同様です。特にネットブック等に装着したままと言う利用方法が想定されています。今回から暗号化ソフトの「Secure Lock Mobile」が対応しており,Windows環境ならばAES暗号化が可能ですが,ソフトウェア暗号化になるため,読み書きの速度は落ちます。用意される本体色はブラック/レッド/ホワイトの3色で,それぞれに2/4/8/16GBの容量が用意されています。大容量の16GBが用意されるのが,ちょっとありがたいですね。対応OSはWindows Me/2000/XP/Vista、MacOSX 10.4以降ですが、USBマスストレージクラス対応ですから、たいていのシステムで使用可能と思われます。店頭予想価格は1,580円/2,280円/3,780円/9,980円前後とのことで、6月下旬から順次販売が開始になります。
装着したままでの利用が可能になる事から,持ち歩く事が多いポータブルマシン,特に容量が不足しがちなネットブックでの利用が推奨されるでしょう。
参照:マイクロUSBメモリー ブラックモデル「RUF2-PS-BKシリーズ」
参照:マイクロUSBメモリー レッドモデル「RUF2-PS-RDシリーズ」
参照:マイクロUSBメモリー ホワイトモデル「RUF2-PS-WHシリーズ」

水曜日, 6月 24, 2009

パイオニアのポータブルDVDスーパーマルチドライブ新型

パイオニア社から,現時点での世界最小最軽量をうたう,USB2.0せつぞくのぽーたぶるDVDスーパーマルチドライブ「DVR-XD09J」が発表されています。サイズ的には133mm(V) x 133mm(H) x 14.8mm(D)と、ほぼCDのパッケージサイズです。重量も240gなので,持ち運ぶのにはさして苦労はないはずです。従来のDVR-Kシリーズベアドライブとは微妙に違う専用に設計されたベアドライブを内蔵しており,ケース等から見るとトレーローディング式が採用されている様です。WindowsのUSBブートの機能にも対応しており,ネットブックやワンスピンドル以下のモデルに接続して使用するのに適しています。対応メディアはDVD±R DL/R/RW,DVD-RAM,CD-R/RWで、読み出しだけならばDVD-RAMIIでも大丈夫そうです。USBバスパワーで動作しますが,USBケーブル一本では動作しない倍には,専用のY字型ケーブルを利用する事で電源をとってくる事ができます。付属ソフトもあり,対応システムはWindows XP/VISTA。ブートできるかどうかは別にして,基本的にはMacOSXでも使用可能なはずです。Tiger+CD/DVD共有機能かLeopard環境でお使いください。なお、DVD-R DLはLeopard環境以降で利用が可能になります。7月上旬よりの販売が予定されており,店頭予想価格は8000円前後との事です。ソフトは良いから,MacOSX対応でだしてくれないかなぁ。
参照:世界最小最軽量USB 2.0接続のポータブルDVD/CDライター新発売

グリーンハウス社のSSDが更新されています

グリーンハウス社から,64MBのキャッシュメモリを搭載したSSDGH-SSD**GS-2MAシリーズが発表されています。インターフェースはSATAIIで、用意される容量は32/63/128/256GBです。MLCを搭載してはいますが,64MBのSDRAMをキャッシュメモリに搭載しているため,転送速度はそれなりに高速化されています。32/64GBモデルのリード時最大転送速度は180MB/Sec、ライト時最大で90MB/Sec。128/256GBモデルではそれぞれ220MB/Sec、140MB/Secとなります。下位2モデルと,上位2モデルの間でスピードの差がありますが,キャッシュRAM容量の差がない事から、これはチップの並列性の問題と思われます。2.5"HDDと物理互換のうえ、厚みも9.3mmですから、ほとんどのノートPCでそのままリプレースする事が可能です。店頭予想価格はそれぞれ22,800円/30,800円/54,800円/89,800円前後との事。なお、最大消費電力は2.75Wで、低消費電力型のハードディスクとほぼ同等です。
国内市場で,安定的に供給される事がSSDの普及につながると思います。仕様的にはほぼ実用の域には達しているので,あとは価格と数的な問題だけでしょう。
参照:64MBキャッシュ搭載、SATA対応の高速シリコンディスク

そのかんがえかたはなかったわ〜

いや,確かに言われてみればその通りであります。iLuvで販売されるアラーム付きのサウンドDockが,このiMM153です。上面にユニバーサルDockコネクタを装備しており,iPod/iPhoneに対応しています。正面中央には大型のLCDが用意され,ここに各種の表示を行なう事になります。エー,代わり映えしない機能じゃないかと言われそうですが,このサウンドDockには一つだけ,他に例を見ないユニークな機能があります。画像の右手前側にあるタイヤのようなものにご注目ください。これ,実はバイブレーション用の振動ユニットです。従来、アラーム機能とは言っても,せいぜいラジヲやiPod/iPhoneの音楽を流すだけにとどまっていました。が,それでも起きない方がいたのは事実です。そこで,アラーム機能を強化したiMM153ではバイブレーション機能を付加して,とにかく起こす事に主眼が置かれた製品になります。本体色にはバリエーションがあり,画像のブラックの他に,ブルー/ピンク/ホワイトが用意されています。オンラインでの販売価格は$59.99。なかなか起きられない方へのプレゼントに良いのでは?
参照:iMM153: Desktop Alarm Clock with Bed Shaker for your iPod

フィルム終了だけどフォトフレームは新型発表

コダクロームフィルムの終了とは正反対の活況になっているのがフォトフレームですが,Kodak社からは新型のS730が発表されています。画面サイズは7"ワイド型で,800x480の解像度を持ちます。最近のUSB接続の小型モニタでよく採用されている解像度ですから、同じものが使われていると思われます。静止画への対応はJPEGのみですが,音楽形式に関してはMP3, PCM, ADPCM, MPEG 1 layer (1, 2, 3)等となっており,動画形式もMOV, AVI, MPEG, MPEG4に対応しています。MPEG1Layer3ってMP3の事じゃなかったかと思うんですが,まぁ,再生できればそれで良しです。メモリカードスロットにはSD/SDHC/MMC/MS/xD等のメディアを装着する事ができ,mini/micro系メディアはアダプタが必要な場合があります。最近にしては珍しく,内部バッテリとしてはリチウムイオンではなく,ニッケル水素が用いられています。おそらくは,炎上しやすいリチウムイオン系のバッテリを避けて,安全性の高いニッケル水素が用いられたのでしょう。内蔵フラッシュメモリは1GB(記事執筆時点では1000GBと表記されているが、これは誤り)で、PCとの接続にはUSBを用います。対応OSはWindows XP/Vista。まぁ,従来よりも高解像度化されたものですが,フォトフレームからマルチメディアプレーヤの領域に踏み込んだ感じの商品です。
参照:EASYSHARE S730 Digital Frame

コダクロームフィルムは年内で生産終了です

結局は,デジカメに押された結果だと思います。KODAK社は、銀塩フィルムの1ブランドであったKODACHROMEフィルムの生産を年内で終了する事を発表しています。これにより、74年もの永きにわたって使い続けられて来たコダクロームフィルムは,なくなる事が確定した訳です。既に同社のフィルム事業の売り上げの1%にまで落ち込んでいたそうなので,無理にこれ以上の存続を図るよりも他のフィルム事業に集中させるべきと言う判断が下ったのでしょう。むしろ,デジカメの普及に伴って,銀塩フィルム事業の再編を図るにあたり,売り上げが落ち込んでいたコダクロームフィルムを切り捨てたと言った方が良いのかもしれません。銀塩フィルムを生産している各社も,いつ同様の状況になるかは分からず,永きにわたって親しまれて来たフィルムブランドが消えて行くと言う事態を、今後も見る事になるだろうと思います。
参照:Kodak Retires KODACHROME Film

超々小型のキーボード!

USB.Brandoで販売されている、超々小型のキーボードです。もはや通常のタイピングではなく,一指拳か親指入力くらいしかできないのではないかと思わせます。ファンクションキー等は独立しておらず,fnキーとの同時押しで実現しているため,基本入力キー数は56キーとなっています。にも関わらず,マルチメディアキーは12個も用意されており,これは本末転倒ではないかと思うのですが!?サイズ的には170mm(W) x 80mm(H) x 15mm(D)であり,一般的なフルサイズの101キーボードに比べて,高さで6割程度,幅に至っては4割程度しかありません。いや,携帯には便利かもしれませんが,下手すればネットブック以下の大きさでもあり,入力が実用的に行なえるかは微妙です。オンラインでの販売価格は$29.00、用意される本体色はブラックとホワイトの2色です。ちょっとというか,かなり微妙なキーボードだとは思います。携帯性最優先の方向けですが,ネットブック使った方が楽なんじゃないのかなぁ。
参照:Super Tiny Multimedia Keyboard

タイトーからクレーンゲームのプライズにミニ家電シリーズ

タイトーから、クレーンゲームのプライズとして,ミニ家電のシリーズ「T:Style」がリリースされると発表がありました。複数のプライズが用意されますが,ほぼ共通項目として,USBポートから電源をとる形式になっています。家電を模したプライズと言うだけでも珍しいのですが,USBポートから電源をとる形式になっているのも今風と言えます。なかでも,エアコン型冷却ファンと,小型のチョコレートクーラーに注目です。冷却ファンは,本体色としてホワイトとアイボリーブラウンが用意され,外見は全くのエアコンの室内機です。まぁ,実際にエアコンの機能を持たせられる訳でもないので,単なる冷却ファンの機能でしかありませんが。USB接続で電源をとるため、これからの季節,キーを打つ手元に風を当てるのも良いんじゃないでしょうか。驚いた事に,リモコンが標準装備になっており,オン/オフのコントロールができます。チョコレートクーラの外装のカラーバリエーションはライムグリーン/ピンク/ブラック/ホワイトの4色です。こちらは,ペルチェ素子を用いた電子クーリングシステムを使用していると思われ,内部に入れられたチョコレートを冷やす事ができます。大きさ的には,それ以上のものは入りませんのでご注意を。これらの他に,ワンセグチューナのアンテナにクリップで接続する簡易外部アンテナや,チョコレートクーラと同じ技術を用いていると思われるドリンククーラー、シュレッダーやアンプ&スピーカ等が用意される様です。店頭に並ぶのは7月からの予定です。今からクレーンゲームの修行をしては如何?
参照:U字工事のプライズチャンネルがお届けする驚きのプライズ登場!

火曜日, 6月 23, 2009

とてもサイバーなゲーミングキーボード

OCZTech.社から販売されるのが,このかなり来てるゲーミングキーボード「Sabre」です。一見すると,向かって左側の九つのキーを除けば,パームレストの付いた大型キーボードの様に見えます。この9個のキーはマクロキーになっており,よく使うショートカット操作やアイコンを登録することもできます。マクロキーにはOLEDが仕込まれており,アイコン表示をする事ができますが,残念ながらフルカラー対応と言う訳ではなさそうです。128MBのフラッシュメモリが内蔵されている様で,ここにマクロ等の情報を記録しておくものと思われます。なお,マクロキー以外は普通のキーボードですが,キーボードそのものにはバックライトが付いており,アンバーで光る様です。また,本体左右端にはブルーのLEDによる照明が施され,如何にもゲーマーが好みそうな,ある種のサイバーパンク感を醸し出しています。対応OSはWindows XP/Vistaで、対応アプリがないと登録ができませんので,他のシステムでは利用できません。デザイン的に,こういうサイバーなものって言うのはかなり好みです。国内でも販売してくれないもんすかねぇ。
参照:OCZ Sabre OLED Gaming Keyboard

エレコム社のマウス3種更新

エレコム社から,マウスの製品群が更新になっています。今回,更新されたのはLサイズのマウス「M-FGURシリーズ」、Mサイズのマウス「M-PGURシリーズ」、巻き取りケーブル式の「M-BGURシリーズ」の3シリーズです。いずれも、左右クリックボタン+スクロールホイール+ホイールクリックと言うベーシックな機能です。紹介ページでは「ドライバ不要」とありますが,機能がベーシックすぎるので,システム標準のドライバが使われている訳です。動き検出は光学センサ式の1000cpi。対応OSはWindows 2000/XP/Vista、Mac OS X 10.5~10.5.6で、販売価格も同一の2,835円。6月下旬より販売開始になります。なお,本体色はそれぞれ ブラック/ブルー/ピンク/レッド/シルバー/ホワイトが用意されます。
LサイズのM-FGURシリーズは58.2mm(W)×103.0mm(D)×37.1mm(H)で、重さは92g。MサイズのM-PGURシリーズは50.5mm(W)×89.7mm(D)×31.6mm(H)で,重量は85g。それぞれケーブル長は1.5mです。ケーブル巻き取り式のM-BGURシリーズは38.5mm(W)×68.2mm(D)×25.5mm(H)で,スモールサイズと言えます。ケーブル長は最大0.8mですが、途中に巻き取り部があり,使用しない時には短くしておく事ができます。主にモバイル向けのマウスとして考えられているんでしょう。
夏商戦向けのモデルチェンジな訳ですが,サイズが手に合うならば良いんじゃないかと思います。マウスの大きさって,結構微妙ですからね。
参照:安定感のある大きめLサイズ!“fit grast”「M-FGURシリーズ」
参照:ミドルサイズのマウス“pop grast”「M-PGURシリーズ」
参照:巻き取り式のコンパクトマウス“bit grast”「M-BGURシリーズ」

ネットブックに最適なサウンドデバイス

USB.Brandoで販売されているのが,この小型のUSBサウンドデバイスです。サイズ的には206mm(W) x 32mm(H) x 24mm(D)なので、ネットブックの液晶下に置くとちょうどいい大きさとなります。もちろん,置いた場合には,ディスプレイを閉める事はできなくなりますが。普通に考えて,ネットブッククラスのマシンのスピーカー構成は,あまり上等な音質とは言えません(失礼)。このSoundBarのようなUSB接続のサウンドデバイスを使用すれば,ヘッドフォンのような煩わしさもなく,比較的まともな音質を楽しむ事ができます。サイズ的にも、携帯性を損なう程に悪くはありません。対応OSはWindow 2000/XP/Vista, Mac OS 9/ OSXとなっています。もちろん、ネットブック以外の製品でも利用は可能ですが,例外はあるにせよ,小型の製品になるほど、恩恵が受けられるでしょう。オンラインでの販売価格は$25.00。価格的にもネットブックサイズです。
参照:USB Sound Bar

WEBカメラとフラッシュメモリが一つのパッケージに

USB.Brandoで販売されているのが,このWEBカムです。ユニークなのはそのカメラヘッドで,通常のカメラヘッドではあり得ないくらいによく動きます。正位置に対して,前後方向に各90度、左右方向に各180度ずつの回転が可能です。って,こんなに回転させる意味があるのかどうか。本体はスタンド代わりのDockに差し込まれているだけで,取り外して使用する事も可能です。Webカム本体を外して,PC本体に直接取り付ける事が可能ですが,その場合でもWEBカメラの機能を失わない様にこのような首振りを可能にしているのではないかと思うのですが。では,何でこのWEBカメラをPC本体に直接取り付ける必要があるのかと言えば,実は2GBのフラッシュメモリを内蔵しており,ストレージ代わりにも利用するからではないかと思うのです。オンラインでの販売価格は$33.00です。対応OSはWindows XP/Vistaですが、UVCへの対応は未掲載でした。
正直,WEBカメラにフラッシュメモリを内蔵させておく意味は,ちょっと想像がつかないです。アプリケーションによって撮影された内容を保存しておくと言う訳でもなし,ちょっと謎な商品ですねぇ。
参照:USB 2-in-1 Web Cam

悪用は厳禁ですが,暗いところでも鮮明に!

ハンフアジャパン社が運営するDigitalCowboyブランドで,特殊なWEBカメラが販売されています。画素数130万/200万のDC-NCR13U/20Uの2機種は,撮像素子にCMOSを採用しており,78度の広視野角を持った製品です。ガラスレンズ採用により,ゆがみ等をあまり感じさせない映像を撮影する事ができます。また,UVCに対応しているため,Mac/Windowsのいずれの環境下の数多くのビデオチャットソフトでの利用が可能になっています。それぞれの店頭予想価格は3980円/5480円となっています。
ご覧の通り,カメラ横にはどこぞの戦う知事が持っていたミサイルランチャーのごとき照明用のLEDがあり、中央が白色LEDになっています。ビデオチャット等に使う場合,どうしても顔の部分が暗くなりがちですから,正面から白色光があたる照明があるのは悪くないと思います。問題は,それ以外の周辺にある6個。実は,こちらは赤外線を投射するLEDで,これを使用する事で暗所での撮影が可能になります。言うなれば,ビデオチャットソフトが暗視カメラのモニタリングの役割も果たす事になります。決して,悪用はしないでください。
参照:NET COWBOY > DC-NCR13U
参照:NET COWBOY > DC-NCR20U

入出力が豪快だけど,小型のNAS

豪快なNASを発表しているQNAP社から,超豪快なNAS「SS-839 Pro Turbo」が発表されています。サイズ的には177mm(H) x 180mm(W) x 235mm(D)で,ちょっと奥行きがありますが,キューブ型と言っていい比率です。また,従来機種と大きく違うのは,内蔵ストレージデバイスとして2.5"/SATA接続のドライブが採用されている事で,最大8台までの内蔵が可能になっています。従って,既発売のドライブを内蔵すれば,最大で4TB(=500GBx8)と言う事です。当然、RAIDに対応しており,0/1/5/6/5+HotSpare/Single/JBOD等の構成がとれます。同社得意のRAID構成をオンラインで変更したり,容量をアップさせたりする機能は健在です。RAID構成によってはホットスワップ可能ですし,安全性を高めるAES256bitの暗号化機能はボリューム単位で設定できます。ちなみに,販売時構成として,HDDを内蔵させない構成もとれますので,バルク品を集めて大容量にする事も可能です。その他の入出力に関しても豪快そのもので,GigabitEhternetポートが2基、USB2.0ポートが背面に4基,前面にコピー専用が1基、eSATAポートが背面に2基用意されています。で、これを支えているのは,2GBのRAMを備えた1.6GHzのATOMプロセッサと言う訳です。サーバ機能としては,Windows/Mac/Linux/UNIX等からアクセスできるファイルサーバ機能に始まって,iTunesサーバ,プリントサーバ等一通りの機能を備えています。
大きさが小さくなったのは良いのですが,入出力は詰め込めるだけ詰め込んだと言った感が強いです。特に、本体サイズが小さくなった分だけ,相対的に大きく見えるeSATA/USBは豪快そのものです。
参照:SS-839 Pro Turbo NAS

月曜日, 6月 22, 2009

いつの間にか大容量の製品が?

Seagate社から,USB2.0接続のポータブルハードディスクのFreeAgent GOシリーズに、640GBモデルが追加されていました。640GB?従来,このシリーズには250/320/500GBが用意されており,2.5"のHDが1基内蔵されていました。それが640GBの容量の製品が発表されたと言う事は,単機で640GBの2.5"HDが内蔵されている事を示します。そちらの商品発表は見つかりませんでしたが。サイズ的には80.00mm(H) x 130.00 mm(V) x 12.50 mm(D)ですから、3.5"径のハードディスクは物理的に内蔵できません。すると,未発表のハードディスクが搭載されている事になります。本体色にはシルバーとブラックが用意され,オプションでハブ付きの専用ドックが用意されます。その他の仕様は,従来機とほぼ同じです。いつから,いくらで出荷されるのかは不明ですが,むしろ内蔵される640GBのドライブの方に興味がありますね。
参照:FreeAgent | Go™ 640-GB USB 2.0 Drive Tuxedo Black

使う時にはそれなりの形状に!

X-tremeGeekで取り扱われている象をモデルにしたUSB接続のフラッシュメモリです。使用しない時には普通の(?)象ですが,使用する時には前脚を雄々しくあげて,戦う体制になります。嘘です。すいません。前脚部から頭部にかけてがコネクタカバーになっていて,コネクタを取り出す際にはその部分を上に跳ね上げておかなければならないと言う事です。誰ですか,交尾の体制に入ったなんて言っているのは。デザインがユニークなので,とても戦う姿勢には見えません。
容量は4GBで,転送速度に関する記述はありませんでしたが,この種のフラッシュメモリにギリギリの性能を求めるのはお門違いと言うもの。オンラインでの販売価格は$29.95ですから、一般的な4GBのフラッシュメモリの価格と比べるとわずかに高めです。脚部が短いので,鼻と耳がなければ象とは認識できなかったでしょう。ただ,この辺りは使い回しできそうなので,受ければ次のデザインと言う感じかも知れません。
参照: Bone Collection 4GB USB Flash Elephant Drive, Dark Gray DR09011-4DG
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