高速転送のメモリカードリーダライタの販売もしているLexar社から、USB3.0対応のCF、SD/SDHC/SDXCデュアルスロットメモリカードリーダ/ライタが販売されています。同社のUSB2.0対応リーダ/ライタとほとんど変わらないデザインなので、フロントからはどちらかが分かりにくくて困るのですが、コネクタ形状から判別はつくでしょう。SDメモリカード形はUHS-Iに対応しているので、転送速度そのものはかなり向上すると予想されますが、実際の値に関しては明記されていませんでした。2枚同時に装着し、PCからファイル転送を行なう事も可能です。最近は、デュアルスロット以上でも同時に複数のメモリカードが使えない機種がありますが、その点の心配をしなくても済みそうです。もっとも、このリーダライタが勝手に複製をとってくれる訳ではありませんが。USB3.0インターフェースでの使用が前提ですが、互換性が保たれているため、USB2.0環境での使用も可能です。オンラインでの販売価格は$49.99です。 転送速度の目安くらいは書いておいてくれればいいのにと思うんですが。 参照:Lexar® Professional USB 3.0 Dual-Slot Reader
AREAWEAR社から予約販売が開始されたのが、iPhone用の「Alarm Dock」です。名前からすると、アラーム機能付きの時計が内蔵されているドックかと思えるのですが、実は時計機能はありません。つか、それって詐欺じゃんとか思うのですが、全体のデザインは昔懐かしのアラームクロックに近いので、そう言う意味での命名かとは思います。時計機能はiPhone側のAppを使用し、こちら側は単なる木製の台に近いです。そのため、iPhone以外のスマートフォンでも利用そのものは可能です。素材はビーチウッドで、あまり聞かない名前ですが、表面を見る限りはそれほど堅い素材には見えません。2011/09/15からの出荷が予定されており、現在の予約価格は$39.50です。 参照:Alarm Dock
名称を英語にして、カラフルな柄にしたら割りと見られるデザインにはなりましたが、こりゃ、日本で言う笠以外の何者でもありません。Gadget.Brandoで販売されているHandsfree Head Umbrellaは、言ってしまえば柄のない傘にクッション代わりのヘッドベルトを付けた様なものです。どう見ても、伝統的な笠にしか見えませんが?もちろん、わら等でできている訳ではありませんし、折り畳み機構等は笠にはありませんが、装着時の格好はそっくりになります。これで、レインコートでも着た日にゃぁ、現代版笠地蔵ですな。まぁ、販売価格が$12.00なので、半ばジョークグッズに近いのではないかと。艮なのでは、付けている方が恥ずかしいですしね。 参照:Handsfree Head Umbrella
米国BrainChild社から、Android2.1ベースの教育向けタブレット端末「Kineo」が、全米10州で出荷開始になったと発表がありました。対角7”のLCDは解像度800x480で、800MHz/DualCoreのCPUを搭載。2GBのストレージと256MBのRAMを内蔵し、SD/SDHCメモリカードスロットも搭載しています。データはメモリカード経由でも転送可能と言う事です。無線LANは802.11b/gに対応し、Flash/MP4のプレイヤーが内蔵されます。既に、テキサス/キャリフォルニア/テネシー等の州で、合計5000ユニットの出荷が開始されている様ですから、台数的には結構いっている様に思います。教育機関向けのシステム商品なので、単価でいくらと言う風には言えませんが、それほど高額とは思えません。 現在、日本でも各種の電子玩具として、子供向けのコンピュータ等が販売されていますが、このままLinux/Android等の環境が普及してくると、それらの電子玩具市場にも入り込んでくるんじゃないでしょうか?少なくとも、現在の電子玩具と称する製品は、ネットブック等と比べてもコストパフォーマンスが悪い様に思えるのですが。 参照:The New Kineo® Tablet Built for Education
Corsair社から、2.5"ハードディスク互換のForceシリーズ3が発表されています。シリーズに用意される容量は120GB/240GBの2モデルで、接続インターフェースは共にSATA/6Gbps。リード時最大転送速度は550MB/Secで、ライト時最大転送速度は120GBモデルで510MB/Sec、240GBモデルで520MB/Secで、ほとんど誤差範囲の差でしかない様です。今時のSSDで、DRAMキャッシュメモリが搭載されていないとは考えにくいのですが、一応、スペック上での未掲載になっています。コントローラも未掲載ですが、SF2200シリーズ辺りが登載されているのではないかと推測します。また、キャッシュメモリも、128MBか256MB程度は搭載されているでしょう。おっつけ、国内でも発表があるでしょうが、64GB以下を廃した思い切りの良さは評価してもいいかもしれません。 参照:Force Series 3
先日、iPad/iPhone/iPod touchで使用できるオシロスコープを紹介しましたが、今度はもっと手近な測定器が発表されています。RedFish社から販売されているのは、いわゆるテスターと呼ばれる測定器の一種でDigital Multi Meter「iDVM」です。ただし、測定器本体をiOS機に直結するのは、万が一の場合に破損の可能性があると同時に、ユーザーの生命の危険もあると言う判断になったのか、測定器本体部とiOS機は無線LAN接続になるのだそうです。測定可能電圧は直流/交流共に300Vまで、電流値は0.1mAから4Aまで、抵抗値は0〜4MΩまでとなっています。iOS機に専用のアプリをインストールすれば、画面上でDMMの本体部の設定を変更したり、測定結果を保存し続けたりする事ができます。アプリ画面は普通のDMMのフロントパネルそのもので、画面上のつまみで測定項目の変更ができる訳です。ただし、測定器本体とiOS機の2ピース構成になるので、1ピース構成の通常のDMMよりも取り扱いは面倒です。そこまでしてiOS機を使わなくてもいいんじゃないかとも思いますが、すぐ近くに置いてあれば使わない手はないでしょう。 6/1からの販売が予定されており、販売価格は$220が予定されています。 参照:the iDVM is the World's First iPhone- and iPad-Enabled Wireless DMM
そろそろ新型の発表がちらほらと聞こえてくる様にはなりましたが、iPod nano(6G)用の腕時計アダプタの予約がHEXVision社で始まっています。従来の製品のほとんどがシリコン樹脂かプラスティック製であったのに対して、同社で予約が開始された2製品は金属製のベルトと革製のベルトが採用されているので、高級感が違います。普通の腕時計と一見では区別ができませんから。その他は従来のシリコン樹脂製品と同様なので、ヘッドフォンのケーブルの煩わしさは残ります。この点は、別に販売されているケーブルキーパーがあり、ケーブルを腕にそさわせる事も可能ですので、他社製品よりはましかもしれません。いずれの機種も6/1からの出荷が予定されています。メタルベルトモデルはブラックとシルバーの2色が用意され、予約価格は$69.95。レザーベルトはブラック/レッド/ホワイトの3色のモデルが用意され、それぞれの予約価格は$49.95です。 参照:Vision Metal Watch Band 参照:Vision Leather Watch Band
Gadget.Brandoで販売されている、超小型のデジカメです。超小型とは言っても、1.5"のLCDモニタが用意され、撮影している内容をリアルタイムで表示する事が可能なので、普通のデジカメと同様に使用する事が可能です。もちろん、録画した内容の再生も可能です。正面にネジ穴のついたカメラホルダが標準で添付されますが、ここに吸盤を取り付けて、車のフロントガラスに貼付ける事ができます。これによってドライビングレコーダとしても使用する事が可能な訳で、車社会のあちらでは必須な機能なのかもしれません。記録メディアはmicroSD/SDHC、撮像素子は800万画素のCMOSセンサが採用されています。静止画は3264x2448のJPEG、動画は1281x960のAvi形式です。たぶん,1281x960は1280x960の誤植ではないかと。 この商品は、カメラ本体とホルダ、ケーブルを1セットにしたファミリーセットと、それにスタンドとシガレットチャージャを追加したビークルセットが用意されます。それぞれの販売価格は$46.00/$52.00です。 参照:The World Ultra Mini Spy Camera with Real Time 1.5-inch LCD
一時期は、猫も杓子も指紋認証なんて言う時代があったものですが、現在はログインセキュリティについてはそこまで要求されてはいない様です。もちろん、必要なところには行き渡ったと言うのが現状に近いでしょう。そんなログインセキュリティの次世代版として期待されている手法の一つが虹彩認証で、これも個人をほぼ特定できる技術になります。ただし、従来は非常に高額な機器が必要だったため、普及には至りませんでした。この辺りは、もうひとつの手法である静脈認証も同様です。HOYOS社が販売すを予定しているEyelock USB Scannerは比較的低価格で虹彩認証を行なう事ができるUSB接続のスキャナで、2〜3ヶ月以内に単価$99ほどで販売されるとの事です。ソフトウェアドライバ等が必要なため、おそらくはWindows系のシステムでの使用が優先されるでしょう。従来機から考えると圧倒的に安価になったとは言え、普及に至るまでにはもう一段の価格下落が必要で、まだ時間がかかりそうです。 参照:Hoyos Eyelock USB Scanner
奇妙なデザインの電動バイクYikeBikeに、低価格のエントリーレベルのマシンが追加販売されていました。本体の材質によって、カーボンファイバー製とアルミ合金と複合材の2種類が用意されており、オンラインでの販売価格はそれぞれ$3795/$1995となっています。価格だけで言えば、カーボンファイバーモデルで$1100近く安価に、アルミモデルでは半額以下になっています。ちなみに、出荷までの期間は、前者が1週間、後者が4週間となっています。前輪が20"/後輪が8"と言う独特な形状は変わりませんが、重量はカーボンファイバーモデルが10.8kgとわずかに重くなり、アルミモデルは14kgとだいぶ重くなっています。走行距離の目安は6.2km、モータ出力は450Wと少々下がってます。国内の公道での利用に二輪の免許が必要と思われますが、この辺りは法整備が整わないと普及しにくい乗り物ですねぇ。Segwayもそうでしたが。 参照:Select your YikeBike
USB.Brandoで販売されているBluetoothキーボードです。iPhone用として販売されている小型のキーボードの例に倣って、キーが重ならない様なマトリックス状の配置になっています。そのため、キーの配置はかなり特殊なもので、Shiftキーが一般的なキーと同じサイズ、fnキーがその2個分の幅を持つ等と、かなり慣れを要する配置になっています。また、裏面にはトラックパッドが用意されており、これ1台でキー入力とポインタ操作を兼ねる事が可能です。パッドが片側によっているので、主として右手でこの操作を行なう様になっており、左右のクリックボタンに相当するキーも右端に用意されています。ただし、上下2個と言う配置なので、これまた慣れないとどちらのキーがどちらのクリックボタンなのかを迷うでしょう。とはいえ、こういうデバイスの主たる用途はプレゼンなので、しっかりとレーザポインタが内蔵されています。公式な対応OSはWIndows XP/Vista/7,MacOSX,iOS4及びiPadとなっています。多分、他にも非公式ながらも使用可能なOSはあると思いますが。オンラインでの販売価格は$45.00。でも、メインで使うキーボードでないのは事実ですね。 参照:USB Bluetooth Tiny Keyboard with Touchpad