土曜日, 2月 25, 2017

【EFG】超薄型折り畳み式キーボード

EFG社から世界最薄型の折り畳み式キーボード「Wekey Pocket」が販売されています。その薄さたるや、折り畳んだ状態でも6mm、展開時の最薄部は3mmしかありません。これがどれほど薄いかって言うと、現行のiPhone6s/7の厚みが7.1mmなので、並べるとこのキーボードの方が薄い事になります。平面サイズも、折り畳み時には176mm x 86mmなので、iPhone6sPlus/7Plusよりもわずかに大きい程度になります。その為、携帯性と言う点では他の折り畳み式キーボードの追随を許さず、どこにでも持ち出せると言えます。その代わりに、キースイッチには圧電センサを用いているので、メンブレンゴムの様な打鍵感はほとんどありません。クリック音はなりますし、感度の調整もできるとは言っても、この辺りには馴れが必要かと思います。また、各キーについても、折り畳みが中央で機械的に行なわれる為、その左右でキーサイズが変わっています。ここも慣れるしかないのですが、最初のうちは打鍵ミスも多いかと思います。また、他社製折り畳み式キーボードにある様なスタンドは用意されない為、別に用意する必要があります。秋葉原のショップ店頭での販売価格は7980円程との事です。携帯性は高いのですが、実用性にはちょっと欠ける気がしますね。
参照:世界最小超薄型ブルートゥース キーボード「WeKey Pocket」

【Eneroid】バッテリ充電タンクとは?

CES2016で発表されていたらしいのですが、単三サイズのニッケル水素バッテリの充電器「ENEROID」が面白そうです。上側のふたを開けて、プラスマイナスの電極の向きは気にせずにバッテリをざらっと入れます。いわば、ここがバッテリを貯めておくタンクになる訳です。中央部分が充電ユニットになり、リボルバー式に4本ずつをタンクから引き込んで充電を行ないます。充電が完了したら、下側の収納庫に電池をざらっと落とすと言う、ある意味、豪快な充電機になります。ユーザーは上のタンクにバッテリを放り込むだけで、後は自動的に充電を実施するので、下側の収納ボックスから充電完了後の電池を取り出して使用するだけと言う事になります。単三サイズ専用と言う事ではありますが、アダプタで単三サイズに変換した単四サイズのバッテリは充電可能です。なお、背面にはUSBバスパワーポートを3ポート有するDeluxeモデルでは、外部のスマフォやタブレット端末への充電も可能になっています。充電時間はバッテリの容量に依存し、単四サイズの最大容量クラスである950-1000mAhで30〜40分、単三サイズの最大容量クラスの2400mAh〜2500mAhで2時間程となっています。まぁ、バッテリが10本単位である様な、ヘビーなユーザーでないとあまり意味はないと思いますけど。国内でもケンコー・トキナー社から販売されるらしいのですが、未だ価格等がでていませんでしたので、その情報は後日と言う事で。

参照:Eneroid

【Gamevice】iPhone7系に対応した有線ゲームコントローラ

Gameviceで販売しているLightning接続のゲームコントローラ「Gamevice Controller」ですが、いつの間にかiPhone7/7Plusに対応していました。もっとも、iPhone7/7PlusがiPhone6s/6sPlusとは物理互換で、カメラ部分の形状くらいしか差がないため、装着そのものはできていたはずですが。形状が左右のコントロールパッドでiPhoneを挟み込み、左右のコントローラ間の接続は有線で行なっています。画像で言うと、右側のコントローラの内部にLightningコネクタが内蔵されており、ここでiPhoneと接続します。もちろん、安心のMFi認証済みなので、iOSのバージョンアップに関わらず、利用が可能になっています。コントローラとして朝夕にアナログジョイスティックが各1基、左側にデジタルジョイパッドが1基。右側上と左右奥側に計8個のボタンが用意されます。マインクラフトやFF等でも利用ができるので、これを装着すると携帯ゲーム機並みの操作性が得られる事になります。日本のアップルストアでも販売がされていますが、対応がiPhone6/6s系までになっています。iPhone7/7Plusでも問題なく利用できますし、対応ゲームを検索する為のアプリも用意されていますので、安心して使えそうです。アップルストアでの販売価格は12800円(英抜き)です。
参照:GAMEVICE for iPhone
参照:iPhone 6/6 PlusとiPhone 6s/6s Plusに対応するGamevice Controller

【Vis-a-Vis】8角形のペン軸のアクティブタッチペン

ビザビ本店で、ミヨシ社のアクティブタッチペン「STP-14」が販売されています。ペン先の径が2.8mm程ではありますが、充電式のバッテリを内蔵したアクティブタイプのペンになります。アクティブタイプのタッチペンにしてはペン先径が大きい気がしますが、導電ゴム製に感じるフワフワ感や、導電繊維を使用したペンの耐久性への不安も無く、ある意味、安心して使えるのはいい事です。ちょっと珍しいのはペン軸の形状で、八角形をしています。割りと太めでもありますので、比較的握り易く、長時間の利用でも疲れにくくなります。ペン軸の端には充電用のmicroUSB端子が用意され、フル充電には2時間。連続使用時間は10時間程になりますので、ほぼ一日は連続使用できます。ただし、通電後30分程で電源が切れるオートパワーオフ機能によって、バッテリ節約の為に一定時間で電源が落ちますが。充電用のmicroUSBケーブルは付属しますので、必要に応じて、USBバスパワー電源やPCのUSBポートに接続して充電してください。本体色もゴールド/ブラック/シルバー/ピンクの4色が揃っているのでスマフォのカラーに合わせて選択が可能かと。もちろん、ペンクリップがついているので、ポケット等に取り付けておけます。オンラインでの販売価格は5918円(税込み)と、ちょっとお高めです。
参照:ミヨシ アクティブタッチペン STP-14

金曜日, 2月 24, 2017

【Jabra】ネックバンド式防塵防水イヤフォンマイク

Jabra社からネックバンド式のワイヤレスヘッドセット「Halo Free」が販売されます。スタンダードなイヤフォンマイクですが、完全ワイヤレスのヘッドセットとは異なり、耳にしっかりと固定できるのが特徴です。と言うのは、このイヤフォンマイクにはイヤーゲル、イヤーフック、イヤーウィングの3種類の固定用のアクセサリが付属し、自由に交換が可能になっている為です。完全ワイヤレスと同等に使うのならイヤーゲル、耳の内側に固定するならイヤーウィング、耳たぶに固定するならイヤーフックと使い分けが可能です。また、IP55相当の防塵防水性能を有しており、汗や多少のスポーツ程度であれば問題にはなりません。また、ネックバンド途中にあるリモコンユニットには、ワンプッシュでSiri/GoogleNowを呼び出すボタンが用意されているので、それらをよく使う方には便利かと。人前で使う気にはなりませんが。接続はBluetooth4.1で、連続通話時間は最大5時間。 充電時間は2時間ですが、連続再生時間の記述がありません。オンラインでの販売価格は8880円程との事です。

参照:Jabra Halo Free

【StyleShoots】一人撮影用の小規模スタジオセットとは?

StyleShoots社から、小規模撮影スタジオ「StyleShoots Live」が発表されています。小規模な撮影スタジオの機能を1セットにまとめた様な仕様で、撮影用のEOS 1DX Mark IIから、照明、背景、カメラコントロール用のiPad、画像処理用のMacProまでが含まれています。どこまで画像処理してくれるかはわかりませんが、カメラマンの都合が付かなくとも、衣装と化粧道具だけを持ってくれば撮影が可能になると言うセットです。カメラマンに木を使わなくて済む分だけ、レイヤーさん等にはありがたいのかも知れません。もちろん、実際にはこのセットだけでは作品作りには難しい訳で、少なくとも化粧台や着替えスペース、背景等も必要にはなります。セット自体が長方形ではないので、余剰のスペースがうまく使えるのかも知れませんけど。普通のスタジオがホテルだとすれば、カプセルホテルに相当するのがこのセットになるんじゃないかと思います。場所もかなりのスペースが必要ではありますが、これがずらっと並んだスタジオと言うのは壮観でしょうね。

参照:StyleShoots Live

【BladeHQ】レバー式ペンがチタン合金製に!

BladeHQで、Microtech Knives社のペン「Marfione Custom Siphon II Vapor Blast Titanium w/ Ti Hardware」が販売されています。過去にも紹介した事があるペンのシリーズですが、ペン軸にもチタン合金を採用した製品になり、クリップ等をとめているブルーのワンポイントとの対比が美しい製品になります。ペン軸そのものはチタン合金の表面にVapor Blast処理を施しているため、金属光沢がありませんが、それがさらに対比を際立たせている感じがします。奇麗とか言うのではありませんが、これは質実剛健な感じが強いデザインです。以前に紹介したのは、金属光沢のあるステンレス軸でしたので、それとはまったく違う印象になっています。このシリーズの最大の特徴はペン軸端の大型のレバーにあり、使用時にはこれを跳ね上げ、収納時には折り畳む事で長さを可変としています。持ち運ぶ時にはコンパクトにでき、使用する時には普通の長さのペンとして使えると言う訳です。収納時は92mm程、展開時は140mm程の長さになります。多くのタクティカルペンがつけられない様な、胸ポケットが小さいシャツでも、これならば付けておく事ができるかも知れません。ちなみに、クリップ部分もチタン合金製です。替芯については、パイロット社のゲルインクカートリッジが使えるそうです。ただし、素材とレバー機構の為に、販売価格は跳ね上がっており、オンラインでの販売価格は$292.50です。
参照:Microtech Marfione Custom Siphon II Vapor Blast Titanium w/ Ti Hardware

【東芝】高速かつ大容量のメモリカードシリーズ

売却が取りざたされている東芝のフラッシュメモリ事業ですが、SDHC/SDXCメモリカードの新製品が発表されています。最大転送速度はリード時270MB/Sec、ライト時250MB/Sec(16GBモデルのみ240MB/Sec)とソニー製品にわずかに届きませんが、それでも世界一線レベルの転送速度が実現され、Class10,UHS-II等に対応しています。ただし、ソニー製品にはない256GBの商品がラインナップされており、大容量志向のユーザーはこちらの方がメリットが大きいのではないかと。カード1枚に256GBと言う事であれば、普通にサブストレージとしても十分に使えるレベルなので、そちら方面にもアピールするんじゃないかと思います。耐久性もISO7816-1準拠の耐X線仕様を満たし、動作温度範囲も-25~85℃と広くなっています。防水仕様については見当たりませんでしたので、使用にあたっては水に触れない様に注意していただきたい、と。用意される容量は16GB/32GB/64GB/128GB/256GBの5製品となり、店頭予想価格は5900円/11000円/16000円/32000円/54000円前後としています。ほぼソニー製品とどっこいと言う感じですが、多分、これが現在の仕様の標準と言う事なのだと思います。
参照:UHS-II対応SDメモリカードの新シリーズの発売について

【ソニー】世界最速クラスのSDHC/SDXCメモリカード

ソニーから、4KTVにまで対応した転送速度のSDHC/SDXCメモリカード「SF-Gシリーズ」が発表されています。形状は標準的なSDメモリカードで、シリーズで用意される容量は32GB/64GB/128GBの3種類になります。最大転送速度はリード時で300MB/Sec、ライト時299MB/Secと世界最速クラスで、転送速度はClass10,UHS-IIに対応します。流石に、このクラスの速度を必要とするのは4KTVの製作現場等に限定されるはずで、速度低下が起こりにくい独自の書き込みアルゴリズムが採用されています。また、IPx7相当の防水仕様を満たし、耐温度特性も-25℃から85℃までと幅広くなっています。ISO7816-1相当の耐X線仕様にもなっていますので、空港等の検査でも記録内容に影響を及ぼしません。このあたりは、一般ではあまり必要とされていない仕様でしょう。データ復旧の為のアプリが無償で利用可能になっていますので、すべてを取り出せる保証はありませんが、万が一の場合でも、可能な限りはデータを取り出す頃が可能と思います。販売は4月24日からが予定されてはいますが、オンラインでのソニーストアでは未だ取り扱いがありません。店頭予想価格は、それぞれ15000円/25000円/49000円前後との事で、流石にちょっとお高い感じです。撮影の現場ではそんな事は言ってられないので、導入は検討した方が良さそうです。
参照:SDXC/SDHC UHS-II メモリーカード「SF-Gシリーズ」

木曜日, 2月 23, 2017

【ティアック】何でも接続できるプリメインアンプ

ティアック社から、USBでPC/Macと接続し、スマフォやタブレット端末とはBluetoothで接続するアンプ「AI-503」シリーズの販売がアナウンスされています。正面の二つのアナログメーターがいい感じで、そこだけはレトロな感じがありますが、それ以外は最近のデザインの製品です。また、中身も今風になっており、DACにはハイレゾ音源に対応した旭化成エレクトロニクス社製VERITA AK4490を搭載しています。DACはPCM384KHz/32bit、DSD11.2MHzに対応していますが、入力インターフェースのビットレート等の影響もあり、フルに使えるのはUSB接続時のみになります。接続インターフェースはUSBの他に光/同軸デジタル、Bluetooth4.0、アナログライン入力になります。Bluetooth4.0接続時は、SBC/AAC/aptX/LDAC等のサウンドコーデックに対応します。アンプ部にはICEPower社製のデジタルアンプが採用されており、最大出力は左右各40W。なお、本機はプリメインアンプではありますが、外部のパワーアンプやアクティブスピーカーを接続できる様に、プリアンプのみとしての利用も可能になっています。また、電源には安心の大容量トロイダルコアトランスを採用していますので、電源に不安はありません。本体色はシルバーとブラックが用意され、店頭予想価格は128000円前後との事です。機能を考えると、コストパフォーマンスは良いかと。
本機に合わせて、DSD11.2MHz対応の再生ソフトが、Windows/Mac向けに無償提供されます。
参照:USB DAC/プリメインアンプ「AI-503」

【NIMB】指につけるパニックボタンとは?

暗い夜道で後方をついて来る人の気配を感じたり、急に体調がおかしくなったとき等、逃げると言う選択ができない場合にどうしたら良いかと言うのは、女性や持病を持つ方の共通の不安な点ではないでしょうか?かと言って、電話を取り出す事もできない場合、どうやって連絡すればいいのかって言うのはあります。そう言う時に、この指輪の「NIMB」が役に立つのかも知れません。このNIMBは、Bluetoothでスマフォとペアリングする指輪で、内側のボタンを3秒押し続ける事でスマフォと連動、現在地にもっとも近い連絡先にメッセージを送ると言うパニックボタン的な商品になります。ヤバいなと思ったら、ボタンを押す事で、近郷の家族や親しい友人等にメッセージを送るため、電話ができない程の状況に陥っても連絡が取れる可能性が高くなります。また、ストーカーや痴漢に尾行されても、指先だけの操作になるので、相手に気づかれずに連絡ができます。指輪としては大型になりますが、奇抜すぎるデザインでもないので、それと気づかれる様な事はないでしょう。ただし、強度的な問題から、これをナックルダスター代わりに使うのはやめた方がいいです。本来は警備会社等がサービスできればいいのでしょうが、人員的にもそこまでの対応が難しいと言う事情や、コスト的な問題もありますので、なかなか手が回らないと言うのが本当の所ではないかと。Kickstarterで資金調達にあたっていましたが、無事にファンディングに成功した様です。国内でも、こういう商品がでて来るといいのですが。

参照:NIMB

【ソニー】エントリーレベルの密閉型ワイヤレスヘッドセット

ソニーからは、エントリーレベルのワイヤレスヘッドセット「MDR-XB650BT」も発表されています。MDR-XB950N1は性能は凄いのですが、流石に見た眼にでかくて、ちょっと敬遠され易いハイエンドモデルです。それに対して、MDR-XB650BTはそこまでの威圧感は無く、気軽に使えるエントリーレベルの製品になります。ドライバユニットは30mmφと一回り小型ですが、イヤーカップのベースブースト構造によって重低音の増強を図っています。ノイズキャンセル機能は搭載されておらず、大型のイヤーパッドによる密閉構造で外部の雑音の影響を低く保ちます。その代わりと言ってはなんですが、バッテリは4時間充電で、連続再生が最大30時間となっており、かなり長持ちする部類に入ります。接続はBluetooth4.0で、8台までのマルチペアリングと2台のマルチポイントに対応します。ただし、サウンドコーデックはSBC/AAC/aptXのみとなり、LDACは外されています。また、XB950N1に搭載されていた専用アプリによる音質等の調整は、この機種では対応していない様です。ヘッドバンドは比較的幅広で、スライダー機能付き。長時間の使用でも楽に使えるのではないかと。オンラインでの販売価格は16880円(税抜き)で、3月11日からの販売が予定されています。

参照:ワイヤレスステレオヘッドセット「MDR-XB650BT」
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【ソニー】ディジタルノイズキャンセル付きワイヤレスヘッドフォン

ソニーからBluetooth接続のノイズキャンセリングヘッドセット「MDR-XB950N1」の販売がアナウンスされています。40mmφのドライバユニットを密閉型のイヤーカップに納めた製品で、さらにディジタルノイズキャンセリングを組み合わせる事で、聴取中の余計な雑音を減らす事を可能にしたモデルです。フィルタリングモードをフルオートAI制御で切り替える事で、どのような場にあっても雑音を抑え込む事が可能になっています。重量も290g程ありますが、幅広のヘッドバンドのおかげで、見た目よりはきつくなさそうです。この種のヘッドフォンで不足しがちな低音も、クリアベースとエレクトロベースブースと、イヤーカップの構造等で対応しています。接続はBluetooth4.1で、8台までのマルチペアリングと、2台までのマルチポイントに対応します。最近の流行と言う訳でもないのですが、専用アプリからBluetooth経由でノイズキャンセラーのオン/オフ、音質のコントロール等が可能になっているので、割りと便利かもしれません。専用アプリはiOS9.0以降、Android4.2.0以降に対応する予定だそうです。バッテリは充電時間が7時間と長めではありますが、ノイズキャンセリングオン/ワイヤレス接続でも22時間の連続再生が可能と言う事で、流石にでかいだけの事はあります。オンラインストアでの販売価格は26880円(税抜き)で、3月11日からの販売が予定されています。
気になったのは、サウンドコーデックはSBC/AAC/aptXのみで、ご自慢のLDACが無くなっていること。他社での採用が進まなかった事もあって、サポートを解除したのでしょうかね?

参照:ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「MDR-XB950N1」
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【上海問屋】小は大を兼ねる?メモリカード変換アダプタ

上海問屋で、microSDメモリカードスロットでSDメモリカードを読み取る為の変換アダプタが販売されています。その逆の商品は数多くあるのですが、サイズの違いから、その逆の商品はあり得ませんでした。Android端末でSDメモリカードを使用しようと思ったら、せいぜい、USBのOTG対応のメモリカードリーダ/ライタを使用するのが関の山だった訳です。この変換アダプタを使えば、SD/SDHC/SDXCメモリカードを、microSD/SDHC/SDXCメモリカードスロット経由で読み込む事が可能になります。形状は一方の端がSD/SDHC/SDXCメモリカードスロットになっており、他方がmicroSD/SDHC/SDXCメモリカードスロットの形状をしています。まぁ、携帯性他を考えれば、常用する様な事はあり得ないと思うのですが、充電中でもSD/SDHC/SDXCメモリカードが使える訳で、それはそれで便利ではないかと。USB接続のメモリカードリーダ/ライタを使用する場合には、充電が同時に行なえる事がほとんどありませんから、内蔵バッテリが電力的に厳しい場合には使用できませんでしたので。また、Android端末に限らず、microSDメモリカードスロットさえあれば、標準サイズのSDメモリカードを利用できる訳です。オンラインでの販売価格は899円(税込み)なので、この際、1台くらい買っておいてもいいかも知れません。
参照:microSDカードスロット→SDカードスロット変換アダプタ(914138)

水曜日, 2月 22, 2017

【Hoversurf】ホバーバイクの時代はすぐそこに?!

ロシアのHoversurf社から、開発中のクアッドコプターの動画がYouTubeにアップされています。クアッドコプターとは言っても、有人式の、いわばホバーバイクとでも言うべき商品の開発機になります。有人式でローター浮上と言うと、頭に浮かぶのは「戦闘メカ ザブングル」のホバギー。あちらの方だとスピーダーバイクを思い浮かべるのでしょうが、アレはローター浮上式ではないので。とにかく、人を乗せたままの状態で宙に浮く機械と言うのは、なかなか凄いものだとは思います。ただ、開発途上機であるが故か、ローターはむき出しで、降着機構も見当たらないので、けっこう危険と言う気もしますけど。35年前に放映されたザブングルのホバギーでさえ、ダクテッドファン式にローター周囲にガードがついていた訳で、これから安全性を高める必要があるとは思います。そうすると重量がかさむ訳で、運動性とのバランスをとるのが大変かと。スポーツ向けと言う事ですが、スピード等が十分に出るとわかれば、陸軍の偵察部隊向け等も考慮されるんじゃないかと思います。もっとも、その為にはスピードと航続距離が問題になるでしょうけど。ちょっと、注目して行きたい所です。いやぁ、こういうのは夢っすなぁ。

参照:Hoverbike Scorpion-3 TRAILER 2017

【USB.Brando】タッチパッド兼用テンキーユニット

USB.Brandoで、タッチパッド兼用のテンキーユニットが販売されています。いえ、別に電卓の機能とはかはないですよ?表面がツルツルになっており、光沢が美しい感じがします。タッチパッドとしてはWindows8のタッチナビゲーションにフル対応しており、マルチタッチジェスチャに対応します。対応OSもWindows XP/Vista/7/8/8.1/10,AndroidOS,MacOSX等と多彩になっています。テンキーモードとタッチパッドモードの切り替えがわかりにくいのですが、手前側のスライド等で行なうものと思います。ただ、その場合でも、テンキーの表示は変わりません。テンキー側の表示は表面裏の印刷になり、モードが切り替わっても変化はありません。表面に凹凸がないので、打鍵感のなさと合わせて、ちょっと入力しづらい感じもしますね。通常はタッチパッドとして使い、たまにテンキーとして使うのであればいいかも知れません。バッテリは充電式で、奥側に充電用のUSBポートと電源スイッチが用意されます。接続はBluetoothではなく、2.4GHz帯を使用するワイヤレス接続。専用の超小型レシーバが付属しますが、これもUSB-Aタイプなので、USB-Cポートのみの機種では装着に注意が必要かも知れません。オンラインでの販売価格は$28.00です。打鍵感のなさって言うのと、タッチパッド兼用って言う機能を天秤にかける必要がありそうです。
参照:Wireless Numeric Touchpad

【サンワサプライ】タブレットPC向けの汎用多機能ハブ

サンワサプライ社から、多機能USB3.0ハブ「USB-3HC201BK」が販売されています。側面に最大256GBにまで対応したSD/SDHC/SDXCメモリカードスロットとmicroSD/SDHC/SDXCメモリカードスロットを有し、GigabitEthernet対応の有線LANポートも用意されていますので、2-in-1のタブレットPC/スレートPCなどには適しているかと思います。一応、Surfaceシリーズに最適化としていますけども。少なくとも、標準のL字型コネクタ/ケーブルは、Surface等の高い位置にUSBポートがあるタイプとの接続には向いています。上面にペン立てが用意されているのは、タブレットPCで使用するスタイラスペンを置いておく為のものでしょう。また、上面にはUSB-Aポートが2基用意されているので、フラッシュメモリやワイヤレスのレシーバ等の装着は容易です。上面のUSB-Aポートは5Gbpsに対応していますが、側面にUSB-Aポートがある訳ではなく、外部電力を使用するハードディスク等のセルフパワーハブでもないので、ハードディスク等を接続して使うのはちょっと厳しいですけれど。また、サイズ的には持ち運びし易いですが、持ち運びし易いデザインとは微妙に違う感じがします。オンラインでの販売価格は8640円(税込み)です。SurfacePro4シリーズも値下げになりましたし、余った予算でこういう商品を購入しておいた方がいいかも知れません。
参照:LANポート付USB3.0ハブ(ブラック)「USB-3HC201BK」

【上海問屋】文字がかすれたキーボードを復活させるシール

上海問屋で、英語キーボード用のキートップラベル「文字消え復活シール」が販売されています。要するに、キートップに貼るシールなのですが、こういうのがあまり販売されていないので、需要はあるかと思います。ゲーミングキーボード等には、キートップの印字が消えない様にレーザー刻印したり、キートップが二重になる様にした製品もあります。ところが、一般的なキーボードの場合、使用するに従ってキートップの印字がかすれて、見にくくなってしまうのは否定ができません。タッチタイプができれば気にもならないでしょうが、多くのユーザーはそうではないでしょう。どうしてもキートップを見て判断してしまうので、見えなくなるのは辛いです。で、このシールを各キートップに貼れば、安心して使い続ける事が可能になります。また、二次的な効能として、日本語キーボードを英語版配列として使う場合、個の様なシールでキートップの文字が代用できるのは便利です。iOSで日本語配列キーボードを使用する場合を念頭に置いての話ですが。各シールサイズは13mm(V) x 11mm(H)ナノで、一般的なノートPCのキートップにも対応していますし、J/Fキーの下側には切り欠きがあり、ノッチがわかる様になっています。オンラインでの販売価格は199円(税込み)です。残念ながら、キートップサイズが固定されないEnter/Returnキーのシールは付属しません。参照:英語キーボード用 文字消え復活シール(914134)

【センチュリー】デザインの統一感が欲しいドック

センチュリー社から、USB-C接続のドック「Type-CドッキングステーションターミナルC」が販売されます。あまりデザイン的な統一性はとれませんが、USB-CでMacBook(2015/2016),MacBookPro(Late2016)他と接続するドックになります。本体には4KTV対応のHDMI端子と、UHS-II対応のSD/SDHC/SDXCメモリカードスロット、2基のUSB-Aポート、給電兼用のUSB-Cポート1基が用意されているので、一般的な用途には向いているかと。残念ながら、microSD/SDHC/SDXCメモリカードスロットはないので、別途、アダプタを介しての接続になります。ただ、まぁ、気になるのは旧態依然とした本体デザインで、最近の薄型ノートPCにはあまりに合わないんじゃないかと。また、本体が意外と大型で、厚みもある様に見えるのもちょっとアレです。ちなみに、サイズ的には79mm(W) × 15mm (D) × 79mm(L)と言うスクエアタイプになります。端子間も十分に空いているので、ケーブルの装着等は容易かも知れません。オンラインストアでの販売価格は7980円(税込み)なので、コストパフォーマンスは悪くなさそうです。なお、電源アダプタは付属しませんので、PC/Mac付属のものをお使いください。
参照:TYPE-Cドッキングステーション ターミナルC (CTCD-U3HDCR) 

火曜日, 2月 21, 2017

【完実電気】アクティブノイズキャンセル機能付きワイヤレスヘッドフォン

完実電気社からB&O社のBluetooth接続のワイヤレスヘッドフォン「Beoplay H9」の販売がアナウンスされています。最近の完全ワイヤレスのお手軽製品とは違う、B&Oらしいデザインの製品で、ドライバユニットは見た目よりも小さめの40mmφ。アクティブノイズキャンセル機能が組み込まれており、2カ所のマイクを使用してのノイズキャンセルが可能になっています。イヤーカップが巨大な分だけ、大容量のバッテリを内蔵する事ができ、連続再生時間はノイズキャンセル時でも14時間。未使用時では16時間にもなります。内蔵バッテリの充電時間は約3時間程ですが、バッテリが切れた場合でも有線接続する事で使用が可能になっています。ただし、見た目よりは軽いとは言っても、本体重量は295gもあるので、長時間の再生はちょっとその重量が負担になるかも知れません。サウンドコーデックはSBC/AAC/aptXに対応します。右側のイヤーカップにはコントローラが内蔵されており、こちら側のタッチで再生や曲移動等を行なう事ができます。本体色にはブラックとアルジラグレイが用意され、オンラインでの販売価格は55463円(税抜き)です。ちょっと単価は高いですが、B&Oらしい音と言う事なので、そちらのマニアな方にはいいかも知れません。
参照:B&O PLAY “Beoplay H9”

【iFi Audio】上位モデルの機能を小型化したDAC内蔵アンプ

iFi Audio社からハイレゾ音源に対応したDAC内蔵型ヘッドフォンアンプ「nano - iDSD LE」が販売されます。従来から販売されているiDSDナノとほぼ同じ機能を、106mm(L) x 67mm(W) x 28mm(D)と2/3程度のサイズに納めた製品で、内蔵する1000mAhのリチウムポリマーバッテリで連続8時間の再生を可能にしています。ここは連続10時間再生を可能にしていたiDSDナノよりもスペックは落ちますが、やむを得ない所でしょう。実質的な差はあまりないと思われます。Ti社のBurr-BrownブランドのDACを内蔵して、再生可能な音源はPCM384KHz/32bit,DSD128,DXD384KHz/24bitに対応します。DSD/DXDの対応が少し違いますが、iDSDナノとほぼ同じ様です。正面にはアナログライン出力とヘッドフォン出力、ボリュームつまみと言うシンプルな構造で、これまたiDSDナノ譲りです。サイズ以外の違いとしては、デジタルフィルタの選択不可、SPDIF出力が無くなった事です。接続インターフェースはUSBのみで、iDSDナノと同じならばiOS/Android端末等との接続も可能ではないかと。ただ、全長が短くなった分、重ねて持つのがちょっと大変そうですけれど。現在、アマゾンで販売されており、販売価格は17280円です。
参照:nano – iDSD LE

【サンディスク】菱形の外付けSSDがリニューアルに!

昨年リリースされた外付けSSDの中でも、サンディスクのエクストリーム500シリーズはかなり特異なデザインで眼を魅いた訳ですが、デザインはそのままで、中身がリニューアルされる様です。容量も250GB/500GB/1TBに改められて、同120GB/240GB/480GBの従来製品は販売終了となります。大容量志向に合わせたリニューアルな訳ですが、シリーズ名も更新されないのは、一時的にせよ、ちょっと混乱するかも知れませんね。購入時にはご注意ください。インターフェースはUSB3.1Gen.1で、公称の転送速度はリード時440MB/Sec、ライト時で400MB/Secになります(1TBモデル)。一辺が約76mm程度の正方形で、厚みは11mm程度なので、極端に薄いとか、小型とか言うのはありませんが、 鞄等への収まりはいい感じです。ほぼ正方形ではありますが、ロゴの向きからは菱形と言った方がいいかも知れませんけれど。128bit暗号化ソフトであるSanDisk SecureAccess 3.0の利用も可能です。ソフトウェア暗号化なので、速度低下も懸念されますが、元の転送速度が高速なのと、 PCガわの速度が向上している事から、あまり気にはならないでしょう。4月からの販売が予定されており、店頭での予想価格は17000円/30000円/50000円前後との事です。
参照:サンディスク エクストリーム 500ポータブルSSD

【サンコー】キューブ状のプロジェクタ方式メディアプレイヤー

サンコーレアモノショップの直販限定で、指先でつまめる程度のキューブ型プロジェクタ方式のメディアプレイヤーが販売されます。本体は一辺が45mm程度のキューブ状で、本体重量は93gと超軽量です。掌に乗ると言うよりは、指でつまめるサイズと言うのは、かなり小型だと言えます。最大容量64GBに対応したmicroSD/SDHC/SDXCメモリカードスロットを有しており、メモリカード上の動画/静止画/音楽の再生が可能になっています。残念ながら、外部からの入力が行なえず、メディアプレイヤーとしての利用になります。光学エンジンにDLP方式が採用されているので、画質等は期待が持てますが、サイズから来る制限は厳しそうです。まず、物理解像度は640x360で、明るさは30lm。また、内蔵バッテリでの運用が30〜45分程度と短いのも、内蔵できるバッテリ容量から来る制限でしょう。内蔵バッテリへの充電は、5V/2AのUSBバスパワー電源で行ないますが、これは別売になります。スピーカーは内蔵していますが、モノラルになるので、ステレオヘッドフォン出力から他のスピーカーを接続した方が良さそうです。ただし、持ち運ぶ事を前提とすれば、このサイズと言うのはかなり魅力があります。鞄の中に入れておいても気にならないサイズ/重量ですし、単純にメディア再生と割り切れば、それなりに使い道はあります。オンラインでの販売価格は15800円(税込み)です。できれば、メディアプレイヤーとしてではなく、プロジェクター方式の外部モニタとして使える方が良いのですが。

参照:指でつまめるミニDLPプロジェクター

月曜日, 2月 20, 2017

【BladeHQ】それとは知られない打突武器とは?

BladeHQで、CRKT Knives社の「Vox Snailor Stainless Steel Pocket Too」が販売されています。外観は、割りと可愛い系のカタツムリ型に見えますが、どうしてどうして、恐るべき機能を秘めています。本体素材は304ステンレスで、割りと強度の高い素材が使用されています。リング状の部分はカラビナ風になっていて、キーリングとしても使う事ができますが、それは本来の使い方ではなさそうです。これ自体の使い方はリング状の部分とくびれた部分に指を入れて握り込み、相手に打突を加えると言う護身具としての機能です。ナックルダスターと言うよりは刺突武器の方に分類した方が良さそうで、中指と人差し指、親指で固定する順手持ちか、小指と薬指で握り込む逆手持ちのいずれかで、カタツムリの頭部で相手に打突を与えると言うものです。流石に、こういうデザインで護身具と言うのはなかなかないでしょうし、それと認識するまでには時間がかかりそうです。例えば、ベルト通しにひっかけておいて、いざと言う時にすぐに取り外せる様にするのがベターかな、と。もしくは、ポケットに入れておいて、すぐに取り出せる様にしておくべきなんでしょう。ナックルダスター等と違って、小型ですので、見分けも付かないと思います。もちろん、ナイフブレードはついていませんので、改正銃刀法で引っかかる事もありません。オンラインでの販売価格は通常価格が$14.99の所、いまだけ特価の$9.95となっています。
参照:CRKT Vox Snailor Stainless Steel Pocket Tool - 9006

【もちてつ】ドクターイエロー型のモバイルバッテリ

モバイルバッテリのもちてつ!のシリーズで、ドクターイエローの愛称で知られる車両のうちの、923形を模したモバイルバッテリが販売されています。923形は新幹線の線路や架線の診断を行なう特殊な車両で、そのカラーリングからついたドクターイエローの愛称が知られています。ドクターイエローと呼ばれるシリーズはそのカラーリングからついた愛称で、過去に複数の形状の車体が存在しましたが、923形は700系をベースにした車両になります。既に発売されているN700形とは微妙に違いますので、コレクションにはいいかと。モバイルバッテリとしては、3200mAhのバッテリを内蔵しており、他のシリーズと同様に連結側に充放電のUSB端子が用意されます。出力は5V/1Aで、スマフォの一回分の充電を行なうのがやっとです。また、バッテリの充電用にmicroUSBケーブルは付属しますが、電源アダプタは別売になります。残念ながら、スマフォ側内蔵バッテリの様子を診断してくれる様な機能はありません。オンラインストアでの販売価格は4320円(税込み)です。ドクターイエローはお子さんにも人気が高いシリーズなので、お父さんと取り合いにならない様に備えておいた方がいいかと。このシリーズ、新幹線が終わったら、蒸気機関車等を出してくれないですかね?D51/C62だけでもいいので。
参照:もちてつ! ドクターイエロー 923 新幹線型モバイルバッテリー(充電器) 3200mAh

日曜日, 2月 19, 2017

【サンワダイレクト】作業用に最適なLED照明

サンワダイレクトで、マグネットでビジネスデスクに貼り付けられるライト「800-LED015」が販売されています。磁石で鉄板に取り付ける事が可能なので、非常用としても使えますし、机の裏のネットワークケーブル配線等の作業用としても使えます。また、三脚に取り付ける事も可能になっているので、かなり柔軟な固定方法が選択できる事になります。スポット的に照射するフラッシュライトと違って、一直線状に並んだ20灯のLEDで照射される面発光型タイプの照明の為、広範囲を均一の明るさで照らし出せるのは、作業用としては最適でしょう。夜間の作業や床下の配線、机裏のネットワークケーブル張り等、従来は小型の蛍光灯等を使用していた方も多いのではないかと。こちらの方が明るい為、誤配線等も防ぐ事ができます。明るさは3段階に切り替えが可能で、点滅パターンも2種類が用意されます。電源は内蔵された充電式バッテリで、USBバスパワーで充電されます。アダプタは付属しませんが、PCのUSBポート等からも充電できますので、それほど苦労はしないかと。バッテリ容量は5200mAhと大きく、外部にバスパワーの形式で給電できるので、スマフォ等の充電も可能になっています。オンラインでの販売価格は2980円(税込み)です。
参照:USB充電式LEDハンディライト(電池不要・マグネット付き・調光3段階・点滅・懐中電灯)「800-LED015」

【IndieGoGo】離れていても充電可能な無線充電システム

IndieGoGoで、スマートフォン用の無線充電システム「MotherBox」が資金調達にあたっています。無線充電システムと言えば、もっともポピュラーなQi方式のコンソーシアムにアップルが参加した事が話題になりましたが、こちらで採用しているのはコロンビア大学で開発されていた独自方式。Qi方式の場合、効率を高めるためにも、テナを正対させる必要があり、勢い、送信パッドの上にアンテナを装着したスマフォを置くと言う方式がとられて来ました。ただ、この方式は一見すると効率が良さそうですが、送受信のアンテナがずれる事もあり、実際には充電効率がそれほど高くはなかった訳です。この商品ではコイルを3次元的に配置する事で送信側は大型化しましたが、受信側の配置は自由になり、正対させる必要もありません。Qi方式が指向性アンテナだとすれば、こちらは無指向性アンテナと言う所でしょうか?送信側アンテナからの距離はある程度離れても問題はなさそうで、大型のMotherBoxの送信不能距離は約50cmの距離で2Wの送信が可能ですし、小型のMotherBox miniでは25cmの距離で1Wの送信が可能としています。正対させる必要はないので、近くに置いておくだけでいいと言うのはありがたいです。順調にいけば、今年の秋頃に製品化が予定されています。募集期間を一月残した時点で、 目標金額の3/4程度の集金なので、商品化されるかはちょっと微妙です。

参照:The MotherBox - TRUE Wireless Charging

【IndieGoGo】指の位置に合わせる事ができるスマフォ用キーボード

IndieGoGoで資金調達にあたっているBluetoothキーボード「OCTODON」がなかなかユニークな製品です。以前にiPadの背面にキーをおいたケースが販売された事がありましたが、それのスマフォ版とでも言っていい製品で、スマフォの背面に取り付けます。ユニークなのはキー構成で、背面に8個のキーディスク、全面に左右2カ所のキーパッドを擁します。各キーは上下左右の計4個のキー入力として機能し、計40キーの入力が行なえます。全面のキーパッドは親指入力専用と言う事で固定ですが、背面側左右4個ずつのキーは磁石によって貼り付いており、自分の指で押し易い位置に自由に配置できます。キー入力はかなり特殊な配置になりますし、キータッチは押しボタン式スイッチを採用しているため、従来のキーボードからするとかなり違和感を感じると思います。ただ、自分の指の位置に合わせて配置できると言うのは画期的で、慣れれば高速な入力ができそうです。例え、主たるキーが背面にあったとしても。このキーボド自体は2年以上前から研究されている様で、今回は商品化に向けてのIndieGoGoでのファンディングになります。ただし、あまりにも画期的すぎて、抵抗は大きい様です。募集期間を、未だ一月を残しているとは言え、現状では目標金額の15%に満たない金額しか集まっていませんので、商品化されるかは未だ微妙な感じです。

参照:OCTODON: blazing fast and accurate mobile keyboard

【BYU】折り紙を応用した防弾シールド

Brigham Young Universityで折り紙を応用した防弾シールドが開発されたと発表がありました。従来の防弾シールドはライオットシールドに代表される金属あるいはポリカーボネート等の一枚板の盾で、強度はまだしも、輸送には手間がかかっていました。軽量のものもありますが、十分な面積がとれない事が多く、盾としての能力が不十分だったと言えます。BYUで開発されたシールドは、折り紙で言う所の吉村パターンを応用したシールドで、軽量かつ強度に優れているとしています。どこかで見た様なパターンと言うのは正解で、某缶コーヒーとか、チューハイ等の缶に用いられているパターンとほぼ同じものです。一枚板の盾と比べて保護面積が広く、尚且つ、折り畳んで輸送できるので、一度に多くのシールドが運べる様です。折り畳んだ状態からの展開もわずか5秒と短く、迅速な展開が可能となっています。強度としても、ケブラー繊維の12層積層になっている為、いわゆる.44マグナム弾までは阻止する能力がある様です。日本の様に盾の主目的が対人である場合にはあまり意味がないかも知れませんが、対銃弾特性が重要なアメリカでは有効なシールドでしょう。まぁ、こんな所にまで折り紙が応用されているかと思うと、ちょっと複雑な感じがありますけど。

参照:BYU engineers built a bulletproof origami shield to protect law enforcement
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