土曜日, 11月 14, 2009

ダイレクトモータードライブのターンテーブル

Audio-Technica社から、ダイレクトドライブ方式のターンテーブル「AT-LP120-USB」が発表されています。もっとも、米国のみで、国内発表ではありませんが。USBによるPC/Macへの直接接続が可能なのと、Phono/LINE端子によるアナログアンプへの接続が可能になっています。SP/EP/LP盤に対応しており、PC/Macに直結した時にはAudacityでデジタイズを行ないます。対応OSはMacOSX10.1以降、Windows 98/98SE/Me/2000/XP/Vista/7に対応しています。今となっては、USB接続のターンテーブルは珍しくはないのですが、ターンテーブルの駆動部がDDになっている商品は珍しいです。元々、ベルトドライブで駆動した時には、精度の問題から回転数の乱れが生じる可能性が高いのですが、DDの場合にはその可能性を低く抑える事ができます。その分だけ、モーターを強力なものにする等の物理的な強化が必要になるため、コストもアップと。今回、Professionalと名付けているのは、その辺りがあるからでしょう。販売価格はおよそ$429だそうです。前世紀末から今世紀初頭にかけて激減したターンテーブルですが、iPod等のDAPとデジタル化のおかげで、少なくとも当時よりも種類が増えた様に思えます
参照:AT-LP120-USB Direct-Drive Professional Turntable (USB & Analog)

高耐環境性のドライブが最大容量に

今年の初めに紹介した、高耐環境特性のハードディスクであるioSafe社のSoloシリーズですが、大方の予想通りに、2TBのドライブが追加されています。3mの水中に3日間放置しても大丈夫とか、摂氏843度(華氏1550度)の環境下で30分放置してもデータに問題なしなんて言う特性は、今でもこのシリーズくらいです。3年間ハードウェア保証、1年間のデータリカバリサービスを合わせて、オンラインの販売価格は$399ですから、ある意味お買い得だとは思います。ただし、これだけ外側が強固に製造されていても、ハードディスクが内部に入っている事には変わりありませんので、バックアップはお忘れない様。
参照:ioSafe Solo 2TB External USB Hard Drive

位置的にはエントリーレベルですが…

エグゼモード社では、エントリーレベルのコンパクトデジカメ「DC318」を、11月21日より販売開始します。1/3.2"CMOSセンサは310万画素で、内蔵メモリはSDRAMが8MBのみ。電源が切れれば消えてしまうので、SD/SDHC(8GBまで対応)メモリカードスロットに装着したフラッシュメモリがメインとなります。手ブレ低減機構がついているのはありがたい事でしょう。光学ズームはなく、デジタルズームは8倍、取り替え可能なフェイスプレートは3色が用意されています。ファインダーはなくて、背面のモニタにすべての情報が表示されます。電源は単4乾電池が2本となり、撮影枚数の目安ですが約60枚となっています。え?単4電池2本で60枚「しか」撮れないんでしょうか?ちょっと少なすぎません?一応、ニッケル水素バッテリの使用は可能な様ですが、もう少し撮影枚数が稼げてもいいんじゃありませんかね。
参照:デジタルカメラ「EXEMODO DC318」

教育機関向けのデジカメ組み立てキット

世にも面白そうな、教育機関向けのデジカメ「キット」です。もちろん、デジカメの組み立てキットと言う時点でも珍しいのですが、デジカメの機構を学ぶだけではなく、撮影や画像処理等についても学ぶ機会を得る事ができます。解像度不明のデジタルカメラ部を支える電源が手回し発電機と単三乾電池1本のいずれかで、電源がないところでも動作させる事が可能です。目安としては、6回回すと1枚の撮影ができるそうです。回転式のレンズ切り替え機により、ノーマル/パノラマ/ステレオの3種類の画像を撮影する事ができます。回路基板上にUSBコネクタがある様なので、これを介してPCにデータを転送し、画像処理を行なう事が可能と言う訳です。既に、アメリカの他、インドとベトナムでは利用されている様です。言ってしまえば、当初のOLPCの目的に半分くらいは重なる部分があると言う訳です。
こういうキットの販売は、なるべく国家レベルで援助すべきだと思うんですが、いまの日本だと予算でないでしょうねぇ。技術立国への道も捨てる様ですし。このままだとインドやベトナムにあっという間に追いつかれてしまうでしょう。そういう意味で、危機感は覚えます。
参照:A Camera For Education

アルミ合金製コテージ

伊東豊雄建築設計事務所で設計された、アルミ製のコテージが山梨県の巨摩郡にあるそうです。サイドビューではそれほど大きくはないのかなと思ったんですが、2階建ての総床面積が75.19平方メートルと、意外と広いコテージになっています。アルミ合金製なので、かなり軽くなっていると思われ、資材搬入等も比較的楽だったのではないかと思います。当然、熱伝導率は高いのですが、断熱材等で対処しているので、問題はないレベルと思います。木造建築とまではいかないかもしれませんが、少なくとも、プレハブ住宅よりはましでしょう。う〜ん、でも、悪く見れば映画「バイオハザード」のケイブへの入り口に使われた建物の様に、秘密基地への入り口用のダミーとして見られてしまうかもしれません。
参照:アルミコテージ

4-in-1でも謎のWEBカメラ

USB.Brandoで販売されている、見るからに怪しいWEBカメラです。実は、WEBカメラは1枚目の画像の一番上の黒い楕円形の部分で、その他に15球のLEDライト(左端)、ファン(中央)、マイク(右端)が用意されているため、4-in-1となっている様です。ただし、マイクはアナログ方式ですので、Macでは入力レベルが違うために使用できません。対応OSはWindows XP/Vistaなので、もしかするとUVC対応なのかもしれません。UVC対応ならばMacOSX10.4.9以降でも利用できるはずですし、そうでなければ汎用のドライバでいけるかもしれません。解像度はVGAで、ファンとライトは独立でオン/オフできます。珍しいのはスタンドで、底面が吸盤状になっており、平らな面であれば固定する事が可能です。スタンドにあるレバーは、吸盤を外すためのものの様です。オンラインでの販売価格は$23.00。ユニークなんですが、デザインはあまりよろしくはないと。
参照:4-in-1 USB Combo Web Cam

フォトフレームから派生したオーディオシステムがパナソニックから

見落としていたんですが、パナソニック社からマルチメディアオーディオシステム「MW-10/7」が発表されています。ベースになっているのはデジタルフォトフレームで、対角9"のモニタには38万ピクセルの画素数とありますから、おおよそ800x480クラスのワイド画面と推測されます。残念ながら本体単独での動画再生はできず、JPEG形式の静止画のみの表示になります。オーディオシステムと名乗るのには訳があり、AM/FMチューナ、CD-R/RW対応のCDプレーヤを内蔵しており、装備されたSD/SDHCメモリカードスロットに保存された静止画の再生や、AAC/MP3/WMA形式の音楽再生も可能です。内蔵フラッシュメモリは4GBですが、これは静止画専用と言う事で、音楽再生や録音等には使用できません。この辺りは、著作権に配慮しているのかもしれませんが。内蔵スピーカーは竹繊維を使用し、エアロストリームポートと言う低音増強の機構を内蔵していますが、モノラルです。アンプ部はステレオ対応していますので、外部スピーカーを使用すればステレオ再生も可能です。MW-10/7の違いは背面ユニットで、iPod用のユニバーサルDockコネクタの有無でしかありません。ただし、iPod側に保存された動画の再生等は可能です。なんだか、フォトフレームから出発して、いろんな機能を詰め込みたいんだけれども、著作権等にも配慮しなくちゃいけないかなぁ等と言う迷いがある感じの製品で、ちょっと中途半端な気がします。製品の性格上、モノラルでも問題はないのでしょうが、FMチューナやCDプレーヤ、iPod等の装備がある以上、内蔵スピーカーがステレオ対応していてもおかしくはないです。また、CDプレーヤにメディアをセットする時や、iPod用のユニバーサルDockコネクタの位置が裏側にあって使いにくそうに思えます。iMacに似せて作られている訳ですから、CDはサイドからスロットローディングで入れ、上面か正面にiPod用のコネクタを装備した方がすっきりしたと思いますけれども。多分、次世代機は、それらに加えて単独でのMPEG4再生等の機能を付けてくれるのではないかと思いますが。
参照:MW-10/MW-7トップページ

金曜日, 11月 13, 2009

女性向けと称するカムコーダ

グリーンハウス社から、720p対応のカムコーダ「GHV-DV30HDLX*シリーズ」が発表されています。女性を強く意識している様で、側面にはラインストーンをあしらったエナメルキルティング調の表面デザインが採用されています。ついでに、同系統の表面処理を施したポーチも付属しますので、買い得感があると思われます。用意される本体色はピンクとホワイトの2色で、対角3"/QVGA解像度のモニタが内蔵されています。記録メディアはSD/SDHCメモリカードで、最大32GBと言う規格最大容量までサポートされます。動画記録形式はQuickTimeのmov形式で、CODECはH.264。センサは1/2.5"の500万画素CMOSセンサが搭載されています。レンズは固定倍率で、デジタル3倍ズームが用意されます。静止画はJPEG形式で記録され、画素補完による750万画素相当の画像(3200x2400)まで記録可能です。オンラインストアでの販売価格は16800円です。
普通に使えるカムコーダなのですが、表面処理のエナメルキルティング調にはちょっと引きます。それと、随所に配された金色のパーツは、時間経過とともにはげていきそうで、あまりいい感じではないですね。外装が気に入った方は、損しないと思いますが。
参照:GHV-DV30HDLX*シリーズ

Mac/Winでラジオを聞こう

ロジテック社から、USB接続のAM/FMラジオの新型LRT-FMAM200Uシリーズが発表されています。本体色がホワイトとブラックの2種類ですが、付属ソフトの違いで、ホワイトがMac専用、ブラックがWindows専用になります。AM/FMラジオの受信が可能で、そのまま録音ができるのが特徴になります。録音形式はWAVE(PCM)/AAC/WMA/OggVorbis/Monkey'sAudio等の形式で、タイマー録音や変則再生等も可能な様です。FMアンテナは本体内蔵ですが、外部アンテナを使用する事もできます。AMアンテナは外付けになります。さすがに内蔵する事はできなかった様ですから。対応OSはWindows 2000/XP/Vista/7,MacOSX10.4以降です。ただし、システム要件からPPCG4以前の機種では正常に動作しない可能性があります。
まぁ、パソコン使用中にラジオを聞きたいと言う需要は少なくないのでしょうが、機種別の製品化や目立った変更点がないのが気になります。販売後にダウンロードが更新される可能性はありますが、このままではBootCampでWindows環境に切り替える様な使い方には対応できません。共有のパッケージで、両方のドライバソフトを含めた方がいい様にも思いますが?
参照:FM/AMラジオ LRT-FMAM200Uシリーズ

どう見てもゴマちゃんです

USB.Brandoで販売されている光学式マウスなのですが、彼らはクジラ型と称しています。ただ、どう見てもゴマちゃんにしか見えませんが?
マウスとしてみると、光学式の動きセンサは800dpiで、操作系は左右のクリックボタン+スクロールホイール+ホイールクリックになっています。スクロールホイールは腰の辺りにあり、尻尾近くが左右のクリックボタンです。尻尾の間から、USBのケーブルが伸びる形式になります。こういう表現はどうかと思うのですが、ちょうど小動物の頭をなでる様な形でマウスを持って使用する様になります。そういう意味では、クジラと言う大型動物よりは、ゴマちゃんの方が適任だとは思いますが。日本で販売する時には、ゴマちゃんとして販売して欲しいものです。オンラインでの販売価格は$14.00で、本体色はホワイトとブルーが用意されています。
参照:USB Whale Optical Mouse

パックマンの名刺入れ

バンプレストから、パックマンをあしらった名刺入れが発表されています。今回、販売が開始されたのは名作中の名作であるパックマンをモチーフにしており、ゲーム画面を模したモデルと、テーブル筐体を模したモデルの2種類になります。Amazonでも販売が行なわれており、販売価格はともに1029円。ゲームタイプは未だおしゃれの感覚が残っていますが、テーブルタイプは言い逃れができないくらいのゲームマニアである事を示してしまいます。ただ、ちょっとまねのできないくらいの出来の良さだと思います。今年の冬コミ等では、ここからネームカードを出して挨拶するなんて光景が見られるかもしれません。
参照:ナムコクラシックゲームス パックマン名刺ケース テーブルタイプ
参照:ナムコクラシックゲームス パックマン名刺ケース ゲームタイプ

ガベージコレクション機能付き1.8"SSD

PhotoFast社から、ガベージコレクション機能を搭載した1.8"SSD「G-Monster 1.8 V4シリーズ」が発表されています。SSDでよく使われているINDILINKS/J-Micron等のコントローラではなく、新型のコントローラ(非公開)が使用されているとの事ですが、そのコントローラでSSD内のガベージコレクションが実現したと思われます。ガベージコレクションとは、動的に確保されたメモリ領域を解放する事を指しますが、SSDでのこの機能は聞いた事がありません。この機能によって速度劣化の防止が図られるとの事ですが、Trimコマンドとその後処理を自動的に実行する様な機能の様で、速度劣化の原因となる内部的な不使用領域を確保する様な機能の様です。シリーズはインターフェース毎に44ピン(日立型)、50ピン(東芝型)、ZIFの3種類が用意され、基本的にはすべてパラレルIDEになります。転送能力はリード時で128MB/Sec、ライト時で90MB/Secとなっています。パラレル方式の最大転送能力は133MB/Sec容量も各インターフェース共通で32GB/64GB/128GB/256GBの4機種が用意されます。なお、販売時期はZIFモデルが12月初旬、他は12月中旬となっていますが、256GBモデルのみ2010年上半期に持ち越しです。
能力的な問題はありませんので、インターフェース変換を使用するか、44ピンモデルを利用する事で2.5"互換のSSDとして使えそうです。ZIFモデルはMacBookAir初代機に使用可能ならばありがたいでしょう。対応OSは、Windows 2000/XP/Vista/7,MacOSXとなっています。
参照:Garbage Collection機能搭載の1.8”SSD

木曜日, 11月 12, 2009

懐かしのベータケース、でも中身は…

ThinkGeekで販売されているハードディスクケースですが、一見すると懐かしのベータテープのケースですが、実態は3.5"のハードディスクを入れるためのケースです。最近では、SATA接続のベアドライブを簡単に使用できる様にするハードディスクDockが多く販売されている事もあって、ドライブを別に補完しておく方もいると思います。まぁ、裸で置いておいてもいいんですが、それはそれでホコリまみれになったり、何が入っているのかよくわからなかったりもします。こういうケースに入れてラベリングする事で整理もしやすくなりますし、管理が楽になります。まぁ、デザインは懐かしのベータテープの高級品や、放送用のベータカム用のテープで使われていたケースのデザインを踏襲していますが、ハードディスクの重量で勝手に開かない様に、固定用のラッチがついています。オンラインでの販売価格は単品で$9.99-、3個パックで$24.99となっています。私はケースにすべて入れているので、まぁ、いらないすけどね。
参照:Betamax Style SATA HD Case

ちょっと大きめの文房具セット

ThinkGeekで販売されていた、日常でよく使う文房具のセットです。含まれているのは分離式のステープラーとステープラー外し、一穴式のパンチャー、小型のはさみ、1メートルのルーラ等々、九つもの機能が含まれています。より小型のカード形式にまとめた製品や複数の製品をパケージにまとめた商品はありますが、小さすぎて使いにくかったり、いつの間にかバラバラになってしまったりします。これは、少々大きめの本体の中にすべてを入れる事で、散逸/分散してしまう事を防ぎ様になっています。カード形式の製品を、少し大きくした様な感じの製品ですが、カード形式に比べれば大きさに余裕があるので使い勝手もいいと思われます。オフィスでよくものがなくなって困ると言う方には、最適な製品と言えます。これにない機能は、テープディスペンサーくらいでしょうが、それはUSBハブと一体型の製品をお使いいただくと言う事で。オンラインでの販売価格は$14.99です。ちょっとだけお安い感じです。
参照:Tool Logic Office Assistant

コルグからデジタルレコーダが発表されています

コルグ社からハンディレコーダ「Sound ON Sound」が発表されています。左右対称のデザインの上、片手で操作できるサイズは、手軽に扱うにはいい感じです。回数制限なしのアンドゥ/リドゥは記録メディアの容量による制限に変わっていますので、かなり緩い制限に変わったと言うだけで、制限なしと言う意味じゃありません。ちなみに記録メディアはmicroSD/SDHCで、最大容量16GBまで対応しています。サンプリングは44.1KHz/16bitで保存ファイル形式はWAV。エフェクトはギター等のカテゴリー4つに100種類。ディスプレイはタッチパネル式で、単三電池2本で動作します。電池は、乾電池とニッケル水素バッテリのいずれでも使えますので、ニッケル水素バッテリを推奨しておきます。対応OSはWindows Xp/Vista,MacOSX10.4.11以降。入力は内蔵ステレオコンデンサマイクの他、ギター/ライン/マイクの各入力端子が用意されていますので、割りと幅広い場所での利用が可能です。12月中旬頃の発売が予定されています。
どことなくデザインに馴染みがあったんですが、雰囲気的にスタートレックのコミュニケータに似たデザインなんですね。中央を金色のメッシュ状のカバーで覆えばそっくりになるんじゃないかと。
参照: SOUND on SOUND

期待はずれのMac mini用BDアップグレードキット

AMEXDigital社から、Mac mini用のBlu-Rayドライブへのアップグレードキットが発表されています。キットの内容はと言えば、スロットイン方式のBlu-Rayドライブだけなのですが、接続インターフェースはmicroSATA。サポートされるのは、現行世代のMac miniのみになります。要するに、ドライブを保証付きで販売してやるから、自己責任に於いて取り替えろって言うキットな訳です。ただし、ご存知の通りにMacOSX上ではBlu-Rayメディアで供給されているビデオの再生手段がありませんので、データメディアとしてしか扱う事ができません。しかも、BDは読み込みのみで、書き込む事ができませんので、MacOSX上での価値は半減以下です。DVD系は±R DL/R/RW,-RAM等すべてが使用可能ですが、それでは内蔵のスーパードライブと変わりないですから。どうしてもと言うのであれば、BootCampでWindowsを起動して、別途ソフトを用意する事で再生は可能になります。おそらくは、パナソニック等のBlu-Rayコンボドライブを引っ張り出して来たのでしょうが、どこまで有効かは不明としか言えません。ちなみに、オンラインでの販売価格は$199。データドライブとしても使えないので、高いと言う判断をしますね、私なら。せめて書き込み可能ならば、とてつもなく安いと思うでしょうが。
参照:BD-UG1 Mac mini Blu-ray Drive Upgrade Kit

iPodデジタル入力対応のレシーバ

TEAC社から、iPodのデジタル出力に対応したステレオレシーバ「AG-H380」が発表されています。iPodのデジタル出力に対応した事で、オーディオメーカーの得意分野であるアナログ部分の特徴を出しやすくなったかと思います。iPodとの接続は、専用のDockユニットを介して接続する様になっています。なお、本体とはUSB接続になりますが、同じポートに接続したフラッシュメモリにMP3形式での録音、保存されたMP3/WMA形式の再生も可能になっています。レシーバと言う名称からもお分かりの通り、各30局までプリセット可能なAM/FMチューナ、左右各40Wのアンプを内蔵しています。出力としては十分ですが、スピーカーは含まれませんので、別途用意する必要があります。他に外部入力として、CD/Tuner各1系統、AUX1/2の計4組のライン入力と、レコードプレーヤを直接接続できるPhono端子が用意されています。単独で使用するのは意味をなしませんが、自由に組み合わせてオーディオシステムを組むのには適切かと思います。販売予定価格52500円(税込み)で、11月下旬よりの販売が予定されています。
レコードプレーヤ用のPhono端子なんて、久しぶりに見ました。
参照:ステレオレシーバー「AG-H380」

「鏡よ、鏡よ、世界で一番…」

USB.Brandoで販売されているWEBカメラですが、どの辺りがそうなのか分かりませんが、Disney Princess USB Web Camです。当然、鏡のある部分は何もなしで、その奥にカメラユニットが隠れている訳です。ちなみに、用意される本体は「シンデレラ」「白雪姫」「人魚姫」の3種類で、鏡手前にある小道具が、それぞれのストーリーに関連する「ガラスの靴」「リンゴ」「二枚貝」になっているので、分類が可能な訳です。別に、鏡の精がでて来て、「世界で一番美しいのは…」なんて話しかけてくれる訳ではありません。対応OSはWindows 2000/XP/Vistaで、オンラインでの販売価格は$52.00。USB1.1/2.0対応の様なので、UVCには未対応か、別ドライバが必要と思われます。汎用のWEBカメラドライバがあれば、他のシステムでも動作するかもしれません。
どの辺りがDisneyなのかは分かりませんが、鏡を支える腕部のデザインはそれっぽい様に思います。それ以外はパッと見では分かりませんねぇ。キャラクタが使われている訳でもありませんし。鏡よ、鏡。その答えを私に教えて…。
参照:Disney Princess USB Web Cam

ポケットから覗いた太軸のボールペンには注意した方がいいですね

Gadget.Brandoで販売されている、ペン軸にカムコーダを仕込んだボールペンカメラとディスプレイのセットです。カメラとディスプレイの間は2.4GHz帯のワイヤレス接続になり、カメラからは音声と動画が送信されます。画像解像度はVGA(640x480)クラス。バッテリの充電にはUSBコネクタが使用されますから、一見するとフラッシュメモリの様にも見えますが、内部にはメモリ部はありません。一方、ディスプレイ部は単独でメディアプレーヤとして動作し、ディスプレイサイズは対角3.5"で、2GBのフラッシュメモリを内蔵している他、SD/SDHCメモリカードスロットが用意されています。音楽ファイル形式はMP3, WMA等に対応、動画ファイル形式はRM, RMVB, 3GP, MP4, FLV, AVI等に対応しています。録音やJPEG/eBook表示等の機能もあります。やはり最大の機能はワイヤレスのカメラを有すると言う一点で、カメラが目立たないと言う点でしょう。しかも、カメラ側にメモリがないので、盗撮や隠し撮りの証拠をつかむのも難しいと。いやはや、誰かを監視するのにはいい時代なんでしょうが、世知辛い世の中になったものです。オンラインでの販売価格は、この種の商品としてはかなりお安く、$159.00です。
参照:3.5-inch Wireless Mini DVR with 2.4GHz Receiver + SPY Wireless Camera Pen + PMP

メタリックな自動車型フラッシュメモリ

USB.Brandoで販売されている、メタリックな外装の自動車型のフラッシュメモリです。用意されるシャーシは、銅/銀/黒の三色で、スポーツカータイプのデザインは共通です。デザインには、特にモデルとなる様な車種はないと思われます。ボディ底面にはスライドレバーがあり、後ろ側トランクの下辺りから薄型コネクタがスライドします。PC本体につける時には、駐車場にバックで止めた状態になる訳ですな。用意される容量はそれぞれのボディカーラー毎に2GB/4GB/8GBの3種で、販売価格は$21.00-/$24.00-/$34.00-になっています。対応OSはWindows XP/Vista/7,Linux2.4以降,MacOSXとなっています。USBマスストレージクラス対応でしょうから、現在のたいていのOSで動作するとは思いますが。上下貼り合わせの部分が目立つのが、ちょっと安っぽい様に思いますけれど。
参照:USB Metallic Car Flash Driver

ソーラチャージ機能付きの外付けバッテリ

Gadget4allで販売されている、iPhone/iPod用の外付けバッテリです。バッテリの底面にUSBポートがあり、ここにPCのUSBポートやACアダプタを接続して充電を行なうのは、他社製品とほとんど変わりません。ちなみに、充電時間は2.5時間となっていますので、大きく差がつく様な急速充電タイプと言う訳ではなさそうです。バッテリ容量は1350mAhと、これまた普通サイズです。ただし、このバッテリの裏面にはソーラパネルが装備されており、こちらからの充電も可能になっています。明確な充電時間の記載はありませんが、エンプティの状態から降る充電するためにははかなりの時間を要すると思われます。それでも、放っておいてもある程度の充電は可能と言う点は、非常時等には有効でしょう。オンラインでの販売価格は$25.00。なお、充電用のUSBケーブルは付属しますが、ACアダプタは付属しません。
参照:USB Solar Battery Charger For iPhone/iPod/USB Devices

水曜日, 11月 11, 2009

iPhone/iPod用プロジェクタ一体型Dock

巨大な土饅頭でも、新作のスィーツ風どら焼きでもないです。これはSparkz社が販売するiPhone/iPodを装着するDockなのですが、正面には3M社のLCOS方式のプロジェクタを配し、画面解像度はVGA(640x480)。背面にはステレオスピーカーを配して、iPhone/iPodに保存されている動画を楽しむ事ができます。プロジェクタは高輝度LEDを光源としているため、サイズの割には明るい画面が楽しめ、消費電力も低くなっています。その他、外部からのAV入力とVGA接続が可能で、最大解像度はXGA(1024x768)。もちろん縮小表示になります。上側に並んでいるボタンは、音量の上下動や充電のオン/オフ等の調整用です。なお、本体下部には大容量のバッテリ(3500mAh)が内蔵されており、バッテリ単体でもかなりの時間の動作が可能になっています。ちなみに、三脚は付属品の一つです。オンラインでの販売価格は$495-と、結構な金額になります。もうちょっと安価になれば考えても見ますが、少々高額ではないかと思いますけど。一応世界初と言う事ですが、VGA解像度に限っても過去に発表がありますので、バッテリ内蔵型としては世界初と言うところです。
参照:iPhone / iPod Dock Projector

ドラムマガジン式スポンジ銃

ThinkGeekで販売されている、いわゆる「てっぽうのおもちゃ」です。ドラム型のマガジンには円筒形のスポンジ状の弾を35発まで装弾する事ができ、ポンプアクションで1発ずつ発射する事ができます。ポンプアクションとトリガの連続を行なえば、連発に見えない事もないんですが。多分、前の銃架を引く事で内部のスプリングを縮めると同時に、チャンバーに弾を装填。トリガを引いて発射と言う機構ではないかと思います。スプリングではなく、エアーかもしれませんが。弾がスポンジ状ですし、超高速で射出される事もないでしょうから、当たっても痛くはないでしょう。オンラインでの販売価格は$39.99-です。
この種の製品として珍しいのは、ドラム式の弾倉が装備されている事です。そのため、見かけよりも多くの弾が装備できるます。男のおもちゃとしては、いいんじゃないでしょうか。日本だと、戦隊ものの武具でないと売れないかな?
参照:Nerf Raider Drum Magazine Blaster

高セキュリティのフラッシュメモリ

エレコム社から、256bitAES暗号化に対応したフラッシュメモリ「MF-LSU2シリーズ」が4色計8機種が発表されています。本体色はホワイト/ピンク/ブルー/ブラックの4色で、それぞれの製品に4GB/8GBの容量が用意されます。コネクタはスライド式で、使わない時には引っ込めておく事ができます。データのセキュリティについては、パスワード自動認証ソフトのPASSと、ハードウェアレベルのAES256bit暗号化に対応しており、パスワードと暗号化の二重の防御で、データ漏洩を防ぐ様になっています。PASSについては専用WEBサイトからのダウンロードになりますが、これは近日公開としています。対応OSはWindows 2000/XP/Vista/7,MacOSX10.4/10.5/10.6となっています。MacOSX側のPASSのリリース時期等が不明なのが気になりますが、Windowsユーザには高セキュリティのメモリとして使用できるのではないかと。
参照:スライド式バリュータイプUSBメモリ [ホワイト]「MF-LSU2シリーズ」
参照:スライド式バリュータイプUSBメモリ [ピンク]「MF-LSU2シリーズ」
参照:スライド式バリュータイプUSBメモリ [ブルー]「MF-LSU2シリーズ」
参照:スライド式バリュータイプUSBメモリ [ブラック]「MF-LSU2シリーズ」

火曜日, 11月 10, 2009

接続先を最大9台まで切り替えられるBlueToothキーボード

エレコム社から、BlueTooth接続のワイヤレスキーボードが2機種が発表されています。日本語103キーの「TK-FBP014シリーズ」と、日本語83キーに対応した「TK-FBP013シリーズ」です。共に本体色はブラックとホワイトの2色で、計4機種がリリースされています。BlueTooth2.0/Class2対応の製品で、プロファイラはHIDに対応。最大9台の接続先を切り替えて使用する事ができます。切り替えはキー操作から可能ですから、2台のパソコンを切り替えて使用する事が可能です。さすがに9台同時接続はないでしょうが、2〜3台と言うのはあり得そうです。Win/Macのキーレイアウト変更の切り替えがキーからできる事もあり、非常に使いやすそうです。対応OSはWindows XP/Vista/7,MacOSX10.5/10.6,PS3FW2.8以降となっています。BlueToothドングルは付属しませんので、本体に内蔵されていない機種の場合には別途用意する必要があります。
「TK-FBP014シリーズ」はテンキー付きのスタンダードなキーボードで、どことなく初代のMac用純正ADBキーボードを思い出させるデザインです。単三乾電池/バッテリ2本で、最大3ヶ月の使用が可能です。「TK-FBP013シリーズ」はミニサイズのキーボードで、こちらの電源は単四乾電池/バッテリ2本です。共に、できれば充電式のニッケル水素バッテリを推奨しておきます。オンラインでの販売価格は共に9870円で、近日発売になっています。
参照:Bluetooth® ワイヤレスフルキーボード(スタンダードサイズ)「TK-FBP014シリーズ」
参照:Bluetooth® ワイヤレスフルキーボード(コンパクトサイズ)「TK-FBP013シリーズ」

MacOSXユーザ向けのUSBデバイスサーバ

SilexTechnoroy社から、MacOSXをサポートしたUSBデバイスサーバの新型SX-3000GBが発表されています。ネットワークはGigabitEthernet対応で、共有するのはUSB2.0が2ポート。残念ながら、無線LANは非対応です。USBハブを繋ぐ事で、最大15台のデバイスの共有が可能です。対応OSはWindows 2000/XP/Vista/7,MacOSX10.4.3〜10.5.5(PPC),MacOSX10.4.4〜10.6(Intel)です。USBデバイスサーバでMacOSXをサポートしている製品は少ないので、Macユーザにとっては事実上は他に選択肢がないと考えていいでしょう。Windowsユーザならば、いろいろと選択肢はありますけれど。12/1からの販売開始が予定されています。USBデバイスサーバと言うと分かりにくいのですが、ネットワークで共通に使う事ができるUSBポートと考えると近いです。もちろん、誰かが使用しているデバイスを別の人間が同時に使用する事はできませんが、プリンタやメモリカードリーダ/ライタ等を共有しておくと便利だと思います。特に、今は一般家庭でも複数のマシンがある時代ですし、ネットブック等の様に入出力が制限されるケースもありますから、共有した方が楽なケースも多いでしょう。
以前に同社製品をレビューした事がありますが、割りといろんなデバイスがネットワーク上で利用できて、便利に思った事があります。プリンタからiPod、スキャナやハードディスクまで共有できました。互換性に関しては、同社のサイトに詳細があります。
参照:USBデバイスサーバSX-3000GB

MLBのロゴマーク入りフラッシュメモリ

Centron Electronics社では、MLB各チームのロゴマーク入りのUSBフラッシュメモリの販売を開始します。各チーム毎に用意される容量は2GB/4GB/8GBで、ロゴマークが1種類のチームと、2種類のチームに別れます。従って、各チーム毎に3/6個の商品が用意される事になります。とは言え、ロゴマーク毎に違う容量が用意されているだけなので、外面は1種類か、2種類しかないと言う事になりますが。フラッシュメモリ自身は割りと横幅のあるタイプで、おそらくはそのままPCに取り付けたら、隣のポートが使えなくなる事は請け合いです。日本の商品とは違って、ストラップをつけるホールの代わりにキーリングがついていますので、ストラップの取り付けやキーホルダへの取り付けはここで行ないます。
う〜ん、アメリカらしい製品ですが、日本ではあまりはやらないでしょうねぇ。やはり、今年はワールドシリーズを制したヤンキースのメモリが人気あるんでしょうか?
参照:Centron Electronics sporting MLB team logos.

貴方のMacがタッチスクリーン装備に!

Troll Touch社から、iMac/MacBookの新型用にタッチスクリーンがリリーズされました。今回リリースされたのは、先頃発表された21.5"/27"iMac用と、新型のMacBook(White)用の製品で、同社からタッチスクリーンを装着された状態のMacを購入する事もできますし、ユーザ取り付け用のキットを購入する事もできます。ちなみに、タッチスクリーンそのものが割りと高額で、取り付けキットの場合でもiMac21.5"用で$1099.00-、iMac27"用で$1699.00-、MacBook用でも$699.00-程の金額になります。これが追加装備になるため、トータルでの金額は結構お高いと言う事になります。ただ、マウス等のポインティングデバイスが使えない(使いにくい)環境では、タッチスクリーンは非常に有効な手段になります。特に、教育環境にはうってつけだと思うのですが。
以前には国内にもタッチスクリーンの販売と取り付けを行なう業者がいたはずですが、アプリケーションの開発が同時に行なわれないと有効活用は難しいとは思いますが、Mac用のタッチスクリーンをお探しの方は連絡してみてはどうでしょう?これらの機種以外にも、以前のiMacやMacBook、Display等にあわせた商品がある様です。
参照:Troll Touch Touchscreens

キャプテンシートにしては脚部が細いでしょう

Martin Emila氏のデザインによるMultimedia Chairと言う椅子のデザインなのですが、妙に未来を感じさせてくれます。ヘッドレストの両側には3wayのスピーカーが用意されており、右の肘掛けにはiPod/iPhoneを装着しておくためのドックも装備されています。この辺りが、ちょっといい感じです。iPhoneにかかって来た電話の応対も、わざわざ顔を近づけて行ないたい感じです。本体は、細い4本の脚で支えられているのが何とも心細いところですが、ここはチタン製と言う事で、見かけよりも強力になっている様です。見ようによっては、U.S.Sエンタープライズ号のキャプテンシートとしても通用するかもしれませんが、それならばもっと強大な脚部と、わざとらしいマイクがあって欲しいと思いますけど。
参照:A Media Chair
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