Corsair社からは、ゲーミングマウス「M65 RGB ELITE」も発表されています。ゲーミングマウスを見ていて楽しいのは、普通に使うのであればありえない形状のマウスが出てくることなのですが、このM65シリーズのマウスもそちらに片足突っ込んだような、かなり形状に特徴のあるデザインです。サムズレストは若干大きめですが、小指側のフィンガーレストは膨らみのみになります。ボタン数は天板の2ボタンにサイドボタンが3個あるので、計8個。左右クリックボタンは打鍵耐久回数5000万回のオムロン社製で、サイドボタンの一つは大型化しており、スナイパーモード用ということなので、FPSゲームなどに向いたマウスと言えるかもしれません。底面にはバランスウェイトを取り付ける部分が3箇所あり、重心の調整ができるようになっています。またオンボードのメモリにマクロやプロファイルを保存しておくことができるので、ドライバソフトがインンストールされて院内PCでも同じような使用感を得ることができます。スクロールホイールとメーカーロゴ、天板のボタンお分離部分のほか、後方にもライティングがされているのも特徴で、こういうのが気分を盛り上げてくれるわけです。設定用のアプリがあるため、対応OSはWindows7/8/10になります。
参照:M65 RGB ELITE チューニング可能 FPS ゲーミングマウス - ブラック
PCの周辺機器等の、ディジタル系ガジェット商品を忘れないための備忘録です。またの名を「没(になるかもしれない)ネタ集」とも言いますが、面白そうなガジェットを紹介していこうと思います。面白そうなジャンルとか、探してほしいガジェットがあれば、メールかリツィートしてください。
金曜日, 1月 11, 2019
【ソニー】ゴツいハイレゾ対応サウンドレコーダー
ソニーからリニアPCMレコーダー「PCM-D10」の販売がアナウンスされています。割りとすっきりとしたデザインのはずなのですが、本体の厚みやマイクガード、ボリュームガードなどにゴツさが醸し出されています。ヘビーデューティといった感じでしょうか?192KHz/24bitのハイレゾ録音が可能な点が特徴で、底面側にはXLR/TRSコンボジャックを2系統装備しており、電子楽器や音楽機材などとの直接接続も可能になっています。ガードに守られたマイクは可動式で、指向性は単一方向なので、角度によって音響特性を変えた録音が可能です。その他に、外部のマイクが利用できるようにマイクジャックも用意されます。ADコンバーターは旭化成エレクトロニクス社のAK4558を2基使用しており、新機能としてのデジタルリミッターに寄与しています。この機能はあらかじめ12dB低い音量のデータを録音しておき、過大入力時にデータを差し替えることで音の歪みを回避します。このリミッターの機能を応用して、音が小さい時にノイズに埋もれるのを防ぐ高S/Nモードも実現されています。記録媒体は内蔵フラッシュメモリの16GBと、SD/SDHC/SDXCメモリカードスロットが1基。少なくとも128GBには対応しているようです。最近のサウンドレコーダーはBluetooth接続のイヤフォンなどに対応していることも多いのですが、この機種ではスマフォからのコントロールも可能になっています。1月26日からの販売が予定され、オンラインでの販売価格は49880円(税抜き)です。
参照:リニアPCMレコーダー「PCM-D10」
参照:リニアPCMレコーダー「PCM-D10」
【ソニー】ネックバンド式ワイヤレスノイズキャンセリングイヤフォン
ソニーから、Bluetooth4.2接続のワイヤレスノイズキャンセリングヘッドフォン「WI-C600N」が発表されています。ネックバンド式ではあるのですが、前機種のWI−1000Xに似たデザインで、大型のネックバンドが採用されています。ジョギングなどでは上下に暴れる可能性があり、ちょっと向かない気がしますが、通常使用では問題なさそうです。この種の製品の場合、大型化=大容量バッテリの搭載にもなるわけで、この製品でもノイズキャンセルオンで6.5時間、オフならば7.5時間の連続再生が可能です。実質的に、丸一日以上の利用が可能になるということですかね。ノイズキャンセリングは、3つのモードから自動的に切り替えられる「AIノイズキャンセリング」で、周辺環境に合わせて切り替えられます。高音域の補完技術のDSEEや、独自開発の6mmφのドライバによって、高音質化を実現しています。なお、サウンドコーデックにはSBCの他に、Android端末用のaptXとiOS用のAACの利用が可能ですが、LDACには対応していないようです。ちょっと残念。また、他製品と同様に、スマフォ用アプリのHeadphones Connectによって、サウンドイコライジングも可能になっています。1月26日からの販売が予定されており、オンラインでの販売価格は17880円(税抜き)です。
参照:ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WI-C600N」
参照:ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WI-C600N」
【ワコム】エントリーレベルの中華液タブキラー
ワコム社から、液タブのエントリーモデルとして「Wacom Cintiq 16」が発表されています。従来のCintiq Pro 16との差が気になるところですが、液晶のサイズはほぼ同等です。ただし、画面解像度は1920x1080のフルHDTV対応なので、4KTV対応ディスプレイのPro16の1/4程度です。また、表示色域は72 % NTSC (CIE1931) Typicalなので、それほど広いというわけではありません。筆圧感知は8192段階と従来機と同じで、Wacom Pro Pen 2が同梱されるのも同様です。つまりは、表示解像度と表示色域をエントリーレベルにして、リファインしたモデルといえます。オプション扱いのExpress Key Managerは利用可能ですが、COlor Managerなどのオプションは使用できません。その分だけリーズナブルな価格になっていまして、Pro16の181440円(税込)に対して、半額以下の73224円(税込)です。言い変えれば、低価格市場を席巻している中華液タブキラー的な役割を担った製品と言えるでしょう。仕様上は物足りないと感じる方でも、サブ機的な役割で割り切れば特に致命的な障害にはならないでしょうし。学校などでの大量導入も可能になってくるでしょうし、同人レベルの制作現場にもさらに浸透するんじゃないかと思います。
参照:Wacom Cintiq
参照:Wacom Cintiq
木曜日, 1月 10, 2019
【mophie】USB PD対応モバイルバッテリ
mophie社から、モバイルバッテリ「powerstation PD」「powerstation PD XL」が発表されています。USB-A/-Cポートを1基ずつ持ち、USB-Aポートは12Wまで、USB-Cポートは18Wまでの出力が可能になっています。そのため、通常の方式よりも2.5倍の速度で充電が可能としています。たぶんですが、急速充電が可能なUSB-C - Lightningケーブルは別に用意しておいたほうがいいでしょう。もちろん、USB PD(18W)対応のノートパソコンにも充電は可能でしょう。バッテリ容量はPDモデルで6700mAh、PD XLモデルで10050mAhです。前者はスマフォなどと同時利用がベターでしょうし、後者はタブレットなどでも十分に利用が可能です。重量はそれぞれ147g/204gなので、モバイルバッテリとしては軽めですが、オンラインでの販売価格は$59.95/$79.95です。なお、充電はUSB-Cポートから行いますが、チャージャは標準では付属しません。ただし、セットとして同時購入は可能で、同時購入ならば15Wのアダプタが$19.95で購入できるようです。アップル純正の18Wのアダプタが2800円なので、ちょっと微妙なラインです。
参照:
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【Corsair】無骨なデザインの有線ゲーミングマウス
Corsair社からは、有線マウスの「IRONCLAW RGB FPS/MOBA Gaming Mouse (AP)」も発表されています。めっちゃごつい感じのフォルムですが、本体重量は105gと意外と軽い感じです。多分、上からぐっと掴む感じで持つのがいいんじゃないかと。ただし、この重量はマウス本体の重量で、ケーブルを含めるともう少し重くなりますし、ちょっとケーブルさばきが煩わしく感じられるかもしれません。こういう、ちょっと無骨な感じのマウスっていうのが、通常使用でも持ちやすくていいんですよ。動き検出にはPixArt社製PMW3391光学センサを搭載しており、ネイティブで分解能18000dpiに対応します。ボタン数は天板の分解能切り替えスイッチを含めて7ボタンで、左右クリックボタンには打鍵耐久回数5000万回のオムロン社製品が採用されています。ボタンは全てプログラマブルで、本体左右にはフィンガーレストが用意されます。もっとも、ちょっと膨らんだバルジといった感じなので、指先が操作面を擦る可能性はありますが。メーカーロゴは発光可能で、パターンなどはユーザーが設定することができます。設定アプリが必要なため、対応OSはWindos7/8/10になります。
参照:IRONCLAW RGB FPS/MOBA Gaming Mouse (AP)
参照:IRONCLAW RGB FPS/MOBA Gaming Mouse (AP)
【Corsair】3種類の接続方式が選べるゲーミングマウス
Corsair社から、スタンダードなデザインのワイヤレスゲーミングマウス「HARPOON RGB WIRELESS Gaming Mouse」が発表されています。3通りの接続方式が利用可能で、一つはUSBによる有線接続。充電もUSBバスパワーで行われます。二つ目はオリジナルのSLIPSTREAM WIRELESS技術を使用したワイヤレスアダプタで、3番目はBluetoothによるワイヤレスです。Bluetooth接続時はバックライトなしで最大60時間の利用が可能ですが、ワイヤレスアダプタの場合には最大45時間。バックライトをつけると、おおよそ2/3程度に落ちるようです。また、ワイヤレスアダプタは付属しますが、接続のためにはUSB-Aポートが必要になります。動き検出は最大分解能10000dpiの光学センサで、左右クリックボタンは打鍵耐久回数5000万回のオムロン社製です。サイドボタンは本体左側にあるため、事実上は右利き用。ボタン数は天板の分解能切り替え用スイッチを含めて6ボタン。フルプログラマブルで、マクロ多用のMMOGだと厳しいかもしれませんが、FPSなどではそれほど気にすることもないでしょう。メーカーロゴはフルカラーで発光しますが、発光色やパターンはユーザーが設定できます。本体重量は99gと、ゲーミングマウスとしてはかなり軽いので、操作が楽になるんじゃないかと思います。専用の設定アプリが必要なため、対応OSはWindos7/8/10になります。
参照:HARPOON RGB WIRELESS Gaming Mouse (AP)
【サンワサプライ】USB-C接続の簡易ドック
サンワサプライ社から、USB-C接続のマルチ変換アダプタ「AD-ALCMHL」「AD-ALCMVL」が販売されます。両機種はほぼ共通のデザインで、ホストマシンとの接続用にUSB-Cケーブルが直接生え、外部からの給電を受けるためのUSB-Cが1ポート用意されます。両機種の外観上の違いは接続ディスプレイ端子の形式がアナログのVGA端子なのか、デジタルのHDMI端子なのかの違いになります。前者はアナログ音声出力用にヘッドフォンジャックが用意されますが、後者はHDMI経由でのデジタル音声出力専用となります。また、仕様上の違いとして、HDMIは4K出力対応、VGAはフルHDTVまでの対応になります。そのほかは共通で、USB-Aが1ポートとGIgabitEthernet対応の有線LANポートが1ポート、外部からの給電を受ける兼用のUSB-Cが1ポート配置されます。USB-Cはノートパソコン用の充電アダプタを接続することでホストへの給電も可能になります。兼用ということにはなっていますが、実質的には充電専用口ということになるでしょう。とりあえず必要なポートは揃っているので、最近のMacBookをはじめとする各種ノートパソコンと併用するにはいいんじゃないかと。オンラインでの販売価格は14688円(税込)です。iPadProに対応しているかが気になります。
参照:USB Type C-HDMIマルチ変換アダプタ with LAN「AD-ALCMHL」
参照:USB Type C-VGAマルチ変換アダプタ with LAN「AD-ALCMVL」
【上海問屋】緑一色なフルサイズゲーミングキーボード
上海問屋から、中華メカニカルキースイッチを採用した「GreenLEDゲーミングメカニカルキーボード DN-915662」が販売されています。小型とはいえ、パームレストを備えており、まぁ、確かにどこかのメーカーの製品に似ているわけですが、あまり深くは追求しないように。キースイッチにはメーカー不詳の青軸が搭載されているので、軽快な打鍵感と、ちょっと小うるさいクリック音のキーボードになります。薄型キースイッチというわけでもないので、キーボードの厚みは33mmと標準的です。キーバックライトはグリーン一色ですが、発光パターンや明るさなどはキーボード単体で切り替えが可能です。テンキー付きのフルサイズキーボードなので幅は445mmで、これも標準的な値になります。手前側には小型のパームレストがあり、別にパームレストを用意する必要はなさそうです。接続はUSBによる有線で、ケーブル長は2mと十分な長さです。キー配列は英語版104キーなので、日本語変換にまごつくことがあるかもしれません。オンラインでの販売価格は4500円(税別)です。昨年末に販売されたテンキーレスもいいのですが、やはり数字入力にはテンキーが欲しいという方にはこちらの方が適しているんじゃないでしょうか?
参照:GreenLEDゲーミングメカニカルキーボード DN-915662
水曜日, 1月 09, 2019
【サンコー】電子メモ付き無線充電対応モバイルバッテリ
サンコーレアモノショップで、無線充電対応のモバイルバッテリにタブレット型電子メモを合体させた電子メモ帳モバイルバッテリー「メモバッQiリー」が販売されています。無線充電対応のモバイルバッテリは各社から販売が始まっていますが、さらに先をいった形です。とはいえ、無線充電パッドと電子メモ部分は表裏の位置にあるので、実質的には同時に使用することはできません。いや、使おうと思えば使えないこともないですが、ちょっと持ち方などに工夫が必要です。本体重量は246gもあるので、スマフォと同時に持つのはちょっと厳しいと思います。バッテリの容量は8000mAhと比較的大型で、出力は5W/7.5W/10Wに対応した無線充電パッドとUSB-A端子が1ポート。また、充放電兼用のUSB-C端子が用意されており、USB-A/-C共に18Wまでの出力が可能となっています。ただし、USB PDまたはQCに対応しているかについては、マニュアルにも記述がありませんでした。ちょっと、この辺りが不安です。電子メモ部に使用するペンは本体に内蔵する形式ですが、こちらは感圧式。そのため、スマフォなどに流用はできません。オンラインでの販売価格は5980円(税込)です。
参照:電子メモ帳モバイルバッテリー「メモバッQiリー」
参照:電子メモ帳モバイルバッテリー「メモバッQiリー」
火曜日, 1月 08, 2019
【Klipsch】ZIPPOライターのような充電ボックスの完全ワイヤレスイヤフォン
完全ワイヤレス型のイヤフォンも各社から数多くリリースされてきましたが、あまり注目を集めていないように見えるのが充電ボックスです。基本的にはバッテリのサイズと容量からほぼ形状が特定されてしまうわけですし、それほど形状にこだわる必要もないところだとは思います。ところが、他製品との差別化という点で、ここに注目したメーカーがあります。Klipsch Audio社がそれで、CES2019で発表した「T5 True Wireless」に用いられる充電ボックスはまるでZIPPOライターのようです。表面に美しい金属っぽい光沢があり、持ち歩いて傷つけることがかなり怖いです。プラスティック製の充電ボックスであれば、多少の傷くらいでは気にも留めないでしょうが、こういった金属の外装だとものすごく気になりますね。過去にネックバンド型などのワイヤレスイヤフォン製品はありましたが、「T5 True Wireless」自体は同社初の完全ワイヤレスタイプのようです。イヤフォン部分はカナル型、耳への固定はイヤーキャップのみのようです。まだ商品が発表されたばかりで、具体的な仕様などが発表されたわけではないのですが、サードパーティでこういった充電ボックスを作ってくれないかと思う今日この頃です。金額は、恐らくは$199で、この春に販売予定ということは発表されています。国内でも販売されるといいですね。
参照:KLIPSCH TO DEBUT NEW TECH-FOCUSED AUDIO SOLUTIONS AT CES 2019
参照:KLIPSCH TO DEBUT NEW TECH-FOCUSED AUDIO SOLUTIONS AT CES 2019
【Cyber Fishing】釣り人向けのデジタルガジェット?
釣りに関連したデジタルガジェットというと、以前から魚群探知機が多くリリースされてきましたが、新たなガジェット「THE ULTIMATE SMART FISHING ROD SENSOR」がCyber Fishing社から発表され、予約が始まっています。この、わずか9gのガジェットは、2個のOリングで別に用意した釣り竿に取り付けることができます。本体にはジャイロセンサと加速度センサが内蔵されており、ヒットの瞬間を検知し、釣果はボタンを押すことでカウントすることができます。釣果がボタンを押すというアナログ方式になっているのは、ヒットが必ずしも釣果とはなり得ないため、痛し痒しというところでしょう。魚の種類を認識できないのはやむを得ませんが。1日の釣りが終わったら、ペアリングしたスマフォに日付や地理的条件、天候などを記録することができるので、次回以降の釣行の参考にすることができます。同じ地域に何度も足を運ぶのであれば、こういう釣果カウンタも必要かと思います。
参照:THE ULTIMATE SMART FISHING ROD SENSOR
参照:THE ULTIMATE SMART FISHING ROD SENSOR
月曜日, 1月 07, 2019
【TEC】PCと組み合わせるミニ真空管アンプ
TEC社から、真空管を用いたミニアンプ「TFCAMP-02 MINI USB AMPLIFIERが販売されています。奥側に並列に置かれた真空管は6C3で、総合出力は左右15wずつ。それほど大出力という訳ではありませんが、スピーカーをバナナプラグで直接接続出来ます。入力はRCAピンプラグによるライン入力が1系統、ヘッドフォンジャックが1系統の他に、PCと接続するUSBが1系統有ります。また、側面にはSDメモリカードスロットも1基用意されており、メモリカード上のMP3ファイルの再生が可能です。とはいえ、内蔵されるDACは48KHz/16bitなので、ハイレゾ音源対応とはいえませんが、割り切って使うのであれば、実用上はそれほど問題はなさそうに思います。いわば、PCと組み合わせて使うにはちょうどいい塩梅のアンプで、無理に上を目指していないところが良い感じです。真空管アンプの入門用には最適ではないかと思います。出力はバナナプラグによる左右スピーカー出力の他、ヘッドフォンジャックが用意されます。本体色にブラック・ホワイトが用意され、店頭予想価格は26784円(税込)です。現在使用しているアンプの買い換えを考慮しているのであれば、汎用的にも使えますし、良さげでは有ります。
参照:TFCAMP-02 MINI USB AMPLIFIER
参照:TFCAMP-02 MINI USB AMPLIFIER
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