金曜日, 1月 11, 2019

【ワコム】エントリーレベルの中華液タブキラー

ワコム社から、液タブのエントリーモデルとして「Wacom Cintiq 16」が発表されています。従来のCintiq Pro 16との差が気になるところですが、液晶のサイズはほぼ同等です。ただし、画面解像度は1920x1080のフルHDTV対応なので、4KTV対応ディスプレイのPro16の1/4程度です。また、表示色域は72 % NTSC (CIE1931) Typicalなので、それほど広いというわけではありません。筆圧感知は8192段階と従来機と同じで、Wacom Pro Pen 2が同梱されるのも同様です。つまりは、表示解像度と表示色域をエントリーレベルにして、リファインしたモデルといえます。オプション扱いのExpress Key Managerは利用可能ですが、COlor Managerなどのオプションは使用できません。その分だけリーズナブルな価格になっていまして、Pro16の181440円(税込)に対して、半額以下の73224円(税込)です。言い変えれば、低価格市場を席巻している中華液タブキラー的な役割を担った製品と言えるでしょう。仕様上は物足りないと感じる方でも、サブ機的な役割で割り切れば特に致命的な障害にはならないでしょうし。学校などでの大量導入も可能になってくるでしょうし、同人レベルの制作現場にもさらに浸透するんじゃないかと思います。
参照:Wacom Cintiq

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