金曜日, 8月 10, 2012

1920年代のハーレーが現代風によみがえる?

何ともレトロチックなデザインの電動バイクが、MARRS CYCLES社から発表されています。1920年代に販売されていたハーレーダビッドソンのデザインを模した感じで、車体フレームに対して太めのタイヤが印象的です。モーターは後輪に埋め込まれる形になっており、長いチェーンでペダルと連携しています。サドルに対してペダルが大分前になるので、割りとふんぞり返った感じの乗り方になります。チョッパー気味って言った方がいいですかね?バッテリは48V/15Aのリチウムイオンバッテリを内蔵しているそうですが、画像からは判断しにくい感じです。実車は、南カリフォルニアで手作りで生産されるそうです。う〜ん、こういう電動アシストチャリを、日本でも生産してくれないかなぁ。こういうデザイン系の電動アシストチャリは、国内ではないですからねぇ。オンラインでの販売価格は$7500ほどで、近々販売が開始される予定です。
参照:MARRS CYCLES

【Exogear】重ねて増量できる外部バッテリユニット

ExoGear社から販売される「Exovolt Plus」がかなり斬新な設計になっています。これが他のバッテリと違う点はスタッカブルであるという事で、容量が足りなければ外部バッテリユニットを追加すればよいという、割りと合理的に見える製品です。行ってしまえば、戦闘機等に用意される増槽を頭に浮かべればいいでしょう。と、書くのは簡単ですが、今までにもありそうだったそういう製品が販売されなかったのは、主として3つの理由です。コスト、需要、技術的困難です。特に最後の一つはかなり大きなウェイトを占めており、スタックした時の充放電のコントロールとバッテリのばらつきの吸収等が正しく行われないと、まともに動作しないのは自明です。特に、リチウムポリマー系のバッテリでは、その辺りが非常に重要になります。この商品では、メインユニットがその辺りをカバーしている様で、追加バッテリユニットは基本的なコントロールしかしていない様です。ユニットあたりのバッテリ容量は5200mAh、出力端子は一般的なUSBコネクタの他にmicroUSBポートが用意されます。オンラインでの販売価格はメインユニットが$89.99、追加のバッテリユニットが$49.99となっています。重ねた状態での輸送はあまり考慮されていない感じです。ただ、これ1台あれば、コミケの三日間くらいは乗り切れそうな勢いですね。
参照:Exovolt Plus

水陸両用車両…だと…?!

DARPA公式アカウントから、YouTubeに妙な研究成果がアップされています。 Tactically Expandable Maritime Platform (TEMP) と呼ばれる研究プログラムの一環で、水上と陸上を移動可能なCaptive Air Amphibious Transporters (CAAT) と呼ばれる乗り物ですが、ちょっと、水陸両用車というイメージで見てはいけない様な気がします。もともと、TEMPは港湾インフラが利用できない状況下に於いても物資輸送が行えるように、車両や移動手段等を設計するプログラムでして、CAATはコンテナを被災地に直接搬送するための手段として開発された車両です。異様に厚いキャタピラを備えた車体に見えますが、実際には空気で満たされたパネル状のものが連なっており、水上および陸上での推進力として用いられています。このおかげで、湿地帯等にも進出する事ができますし、水上走行時のスピードもかなり高いものになっています。こんな車両が海から大挙して上陸してきたら、いくらそれが災害救援活動のためとはいっても、笑う子も泣くレベルっすなぁ。
参照:DARPA Captive Air Amphibious Transporters (CAAT) For Disaster Relief

大型LCDモニタ内蔵のフィルムスキャナ

USB.Brandoで販売されているフィルムスキャナなんですが、対角2.4"のLCDモニタが付いているので、画像の確認がしやすそうです。背面にはアナログTV出力もあるので、外部の大型ディスプレイに接続する事も可能なので、画像確認がさらにしやすくなるんじゃないかと思います。フィルムは専用のトレーに入れて、本体に装着するタイプで、500万画素のCMOSセンサでスキャンし、JPEG形式で保存します。記録メディアは背面のカードスロットに装着するSD/SDHCメモリカードで、スキャン後はメモリカードリーダ/ライタ経由で様々なシステムからの利用が可能です。操作系は上面に集中しており、まぁ、商品の性格上からリモコンは付属しません。背面にはUSBポートがありますが、これはバスパワーで電力供給を受けるためのものです。これで、オンラインの販売価格が$75.00ですから、かなりお買い得と言えるんじゃないかと。
参照:USB Film Scanner (2.4" TFT Display + TV Out)

木曜日, 8月 09, 2012

無人飛行船の運用コストはかなり低いらしい

米軍が開発している飛行船LEMV(Long Endurance Multi-Intelligence Vehicle)の試験飛行の様子が、非公式ながらもYouTubeにアップされています。おそらくは。開発元のノースロップグラマン社から公式なムービーがアップされる事と思いますが。今時飛行船か?という声もありますが、航空機が飛行船に絶対に勝てない用件の一つに滞空時間の長さがあり、さらに無人化される事で稼働時間が飛躍的に延びる事になりマス。また、無人航空機よりも燃料消費が少ないため、長期間にわたる滞空という点においては、現在の最適解という事になるのです。もちろん、制空権がとれているという大前提にたった機体ですけれど。で、このLEMVが何をするかと言えば、長期間にわたる監視と偵察が目的です。高度約6000mに滞空して、赤外線/電気光学センシング、通信中継、ECM等の機能を果たす事になっています。高度が十分にあるため、地上発射型の迎撃ミサイルでは届かず、制空権がとれていれば撃ち落とされる事もまれという事になります。有人偵察機を使用するには、パイロットや運用を含むコストがシャレになりませんし、無人偵察機を使用するにしても稼働時間が短いため、1飛行あたりのコストは大分高騰します。それらに比べれば大分コストを下げられる可能性が高いLEMV刃開発する価値の歩きたいという事の様です。試験飛行は8/7二ニュージャージー州で行われ、2013年にはアフガニスタンで運用が開始されるそうです。これで武器が搭載されるとねぇ、ちょっと燃えなんですが。
追記:
ノースロップグラマン社の公式アカウントから、初飛行のムービーがアップされていましたので、追加しました。
参照:LEMV First Flight(公式)
参照:United States Army Airship, Spy Blimp - video 1

【サントラスト】PC/MacとiOSデバイス両用のフラッシュメモリ

サントラスト社から、PhotoFast社の「i-FlashDrive HD」の製品販売がアナウンスされています。この製品はiOSデバイスとPC/Macの両方に接続する事ができる製品で、本体の両端にUSBポートとユニバーサルDockコネクタを備えています。用意される容量は8GB/16GB/32GB/64GBの4機種です。PC/Mac側では、単なるUSB接続のフラッシュメモリとして扱われ、ファイルのコピー等も自由に大古なえます。iOSデバイスに接続した場合には管理アプリが必要ですが、インストールされていなければAppStoreに接続してダウンロードします。一応、アプリ自体は無料ですので、課金されるという事はありません。管理アプリを介して、データの閲覧や転送等を行う事ができます。一応、以前の機種で問題になっていたデータ転送速度は若干改善した様で、USB接続の場合で10MB/Sec程度、ユニバーサルDockコネクタ経由では新しいiPadで2.3MB/Sec、それ以外では1.7MB/Secの実効転送速度なので、遅い事は遅いんですけれど。店頭予想価格は7,480円/11,800円/18,800円/26,800円前後との事です。単純にデータ転送するだけならばPC/MacからUSB転送した方が早いんですが、内蔵フラッシュメモリを消費せずに大容量のデータにアクセスできるというのがメリットですねぇ。

参照:i-FlashDrive HD(特設ページ)

【サンワサプライ】iPhone用アンプ内蔵型防水ケース

サンワサプライで、スピーカー内蔵タイプのiPhone用の防水ケース「400-SP036BK」が販売されています。IPX4相当と言いますから、「あらゆる方向からの飛沫によって有害な影響がない」程度の防沫性能を持ちます。土砂降りの雨では厳しいかもしれませんが、多少の雨の中で持ち歩いても問題はなさそうです。正面からタッチパネルの操作も可能ですので、操作性も損なう事はありません。平ったく言えば、内部の液体を漏らさないお弁当箱の様な感じですかね。単三型乾電池3本で動作するモノラルアンプとスピーカーを内蔵しており、ケースに入れていても画像とサウンドが楽しめるようになっています。ケース内部は結構アナログな作りですので、逆に付属のスペーサを入れる事でiPodでも利用できそうです。なお、乾電池は内蔵アンプ専用で、iPhoneに充電はできませんので、あしからず。オンラインでの販売価格は2280円(税込み)。キッチンにラジオ代わりにおいておく程度ならば問題はなさそうです。
参照:iPhone防水スピーカー「400-SP036BK」
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あれ?よく似た機体のモデルが…

YouTubeのロッキード・マーチン社の公式アカウントでは、先に行われたファンボロ航空ショーでの同社ブースの様子が公開されています。今年のテーマは、やはり、無人航空機だった様で、様々な展示が行われています。んが、ちょっとだけ気になる機体が。画像右下に移っているモデルは同社の無人機の模型らしいのですが、何処かで見た様な気が…。
( ゚д゚) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚) …!?
あれ?ライバル会社で開発している、双発にしたX-48Bによく似ている様な気が…。っま、まぁ、目的が近いと似た様なデザインになる事はよくある事ですし、多分、この主翼形状からすれば長時間滞空型の偵察機でしょうから、偶然の一致だとは思うのですが、やはり気になる事は気になります。同様に気になった方は、以下の動画、開始から30秒前後をチェックしてみてください。
参照:Lockheed Martin Unmanned Systems Spotlight

優雅なデザインのブレンデッドウィング実験機の初試験飛行

YouTubeのボーイング社の公式アカウントで、ブレンデッドウィングの実験機であるX-48Cの初のテストフライトの様子がアップされています。試験飛行はNASAのドライデンフライトリサーチセンターで8/7に行われ、最高高度1650mまで上昇した後、9分間の試験飛行を終えたそうです。X-48Cは従来のX-48Bに続く実験機で、機体全体で揚力を得るブレンデッドボディが採用されています。X-48Bとの違いはエンジンが3基から2基に減っている事と、垂直尾翼が主翼端から尾部に移動している事の2点が大きなところです。エンジンは、以前の細身の3基から太めの2基に減った事で、静穏性があがっているとされています。それほど大きな機体ではないのですが、割りと優雅な感じのボディで、多分、このままでは軍等での運用には向かないように思います。まぁ、実験機ですから。個人的には、以前の細身の3発エンジン器の方が未来を感じさせてくれて好きだったんですが。優雅さは若干減りましたが、力強さみたいなものがでてきていますね。
参照:Boeing X-48C Blended Wing Body first-ever flight

水曜日, 8月 08, 2012

【DTI】低速&低価格なデータ通信プラン

最近、docomoのFOMA通信網を使用した格安のMVNO業者が増えている様な気がするのですが、DTI社が提供するプランは月当たり490円です。当然、価格相応の制限がある訳ですが、現時点では通信速度100kbpsが制限となっています。ただし、今月中に速度変更システム「R-Switch」に対応するという事なので、最大通信速度は14Mbpsまであげられます。が、この通信速度は別料金という事です。また、490円の金額には、ServersMan@Diskの1GBのオンラインストレージの使用料金が含まれており、月々210円を追加する事で10GBまで増量する事ができます。つまり、最低限は490円でできるけれど、何かしようとしたら、追加料金が必要になるという事で、かなり割り切ったプランです。提供されるのはSIMのみで、microSIMは提供されません。また、使用する端末はユーザ本人が用意する必要があります。現在使用していないデータ通信端末等を使用するといいのではないかと。なお、初期費用として、別途3150円が必要になります。また、月々630円の追加でルータのレンタルも行っているそうです。たまにしか使わないと言う事ならば、こういう製品とWi-Fiルータの利用で十分ではないかと。
参照:ワンコイン(490円) パーフェクト モバイルプラン「ServersMan SIM 3G 100」

【バッファロー】Simpring対応薄型キーボード

バッファロー社から、同社のワイヤレス接続技術であるSimpringに対応したワイヤレスキーボード「SRKB04BK」が発表されています。Simpring技術は1台のレシーバで最大5台までのデバイスを接続できる技術で、類似の技術としてはロジクール社のUnifying等があります。レシーバはUSB1.1/2.0接続の超小型のものが用意され、有効距離は最大10m。ハードウェアレベルでの認識になるため、ドライバ等は不要です。電源は単三乾電池または単三ニッケル水素バッテリが2本で、公称では1年半も使用できるとされています。キートップは間の空いたアイソレーションスタイルで、キーの支持架はメンブレン式になっています。使用していくうちに、キータッチはちょっと悪くなるかもしれません。キーピッチは19mmが確保されています。公式な対応OSはWindows XP/Vista/7,PS3等となっていますが、多分、他のマシン構成でも動作するとは思います。オンラインでの販売価格は4200円(税込み)です。なお、BlueLEDセンサ搭載のマウスとのセット商品であるSRKMB04BKも、7035円(税込み)で販売されています。
参照:Simpring対応 無線(2.4GHz)キーボード「SRKB04BK」

【東芝】3.5"HDDの供給を開始!

東芝からコンシューマ向けの3.5"HDDの商品化について発表がありました。従来、2.5"径のハードディスク専業だった同社ですが、今年の2月末にWesternDigital社の製造設備を買収して、そこでの3.5"HDDの生産に乗り出すと、正式に発表した訳です。まぁ、元を正せば、HGSTの工場設備が部門ごとWesternDigitalに買収されて、そのタイ工場を東芝が買い取った形になった訳です。ちょっと前に、秋葉原の市場で東芝ブランドのHGST製ドライブが販売された訳ですが、これで国内でも正式に出荷が行われる形になった訳ですよ。用意される容量は、全シリーズともに1.5TB/2TB/3TBのみで、回転数は7200rpmと5700rpm(3TBモデルのみ5940rpm)。これがデスクトップPCとHDDレコーダ用に用意されるので、計4シリーズ12機種となっています。7200rpmはDeskster同等と思えばいいんじゃないかと。
少なくとも、これで3.5"HDDの3社供給体制になった訳で、先のタイの洪水の様な事になっても、供給不足なんて事態はさけられるんじゃないかと。
参照:記憶容量3TBを実現したコンシューマ製品向け3.5型HDDの製品化について

【サンワダイレクト】シリコン素材のスマホホルダー

サンワダイレクトから、各種スマートフォンの簡易スタンドとでも言うべき「200-STN006」が販売されています。シリコン素材でできており、両側からスマホを挟み込むようにして取り付けます。横置きの場合には吸盤で床面に貼付ける事ができますし、縦置きにすればケースそのものが支えてくれるので、自立させる事も可能です。シリコン素材のため、かなり曲げに対する自由度が高く、ホルダー内部でスマホの角度を変える事ができます。ホルダーそのものは角度を変えられるようにはなっていないので、ワンセグや動画の再生時には便利です。ただし、その為に、スマホ本体側面のボタンを押さえつけてしまう事もあり得てしまいますので、うまく運用で逃げてくれればいいかと。オンラインでの販売価格は980円(税込み)です。
参照:iPhone・スマートフォンホルダースタンド「200-STN006」
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(サンワダイレクト様、いつも情報提供ありがとうございます)

食パンとトースターの組み合わせしか考えてません

ThinkGeekで販売されているのが、トースター型のUSB2.0ハブと、食パン型のフラッシュメモリです。
USB2.0ハブは4ポートのバスパワータイプで、トースターのスロットのように上面にコネクタが用意されています。普通に使えるモデルですが、上側にポートが集中している事で、ケーブルばかりつなぐとバランスがよくないんじゃないかと思います。側面にはSD/SDHCメモリカードが1スロット用意されています。こちらの販売価格は$27.99と、単純にバスパワーハブとして考えるとちょっとお高め。
食パン型という珍しい形状のフラッシュメモリは、トースター型のハブと組み合わせる事を前提とした製品の様です。こういう商品の場合、通常はフラッシュメモリが顔の方に収納され、頭の部分はコネクタキャップになっているはずですが、それだとトースターに装着した時には逆になってしまいます。そのため、フラッシュメモリ本体は頭の方に、顔の部分はコネクタキャップになっています。そういう点では、流用が効かないですね。容量は4GB。表情の違いで4種類が用意され、オンラインでの販売価格は各$24.99で、こちらも結構な金額です。
単純に機能だけを求めない方、ちょっとファンシーな感じのものが欲しい方にはいいかもしれません。
参照:USB Toaster Hub and Thumbdrives

紙飛行機型の押しピン

VAT19で販売されている押しピンですが、いわゆる紙飛行機の形状をしています。一般的なピンが球状か、円盤状の押す部分を備えているのに対して、それが紙飛行機の形状を取っているというだけの商品です。紙飛行機とはいっても、基本的な折り方に代わりがある訳ではないので、日本のものとよく似た形状になっていますけれど。とは言え、実際には金属製なので、破れたり、ちぎれたりするような事はありません。ついでに言えば、重量バランスの問題から、ダーツの槍のように飛ばす事は難しいと思いますよ。6機1セットになっており、ちょうど1〜2飛行小隊に相当するって訳です。オンラインでの販売価格は$4.99と安価です。お子様がいる家庭で、コルクボードにピンを刺して使うようなケースでは喜ばれるのでは?
参照:Paper Airplane Pushpins (set of 6)

ボイジャー1号の現状報告

少なくとも、この2〜3年のサイエンス関係のトレンドの一つは宇宙だと思います。はやぶさから、日食から、最近では火星に無事着陸したキュリオシティまで、宇宙関連の話題が取り上げられない週がなかったと思えるくらいです。そんな中で、派手な話題ではないために取り上げられる事がないのですが、現在地球からもっとも遠いところにあるボイジャー1号が新たな情報を送ってきた様です。現在、地球から180億km、121auの彼方を秒速17kmというスピードで飛行中の同機ですが、現在はヘリオポーズと呼ばれる領域を航行中です。最新の報告では、太陽系外の高エネルギー宇宙線のレベルが1日で5%ほど急速に上昇した後に、3日程度で元のレベル近くに戻ったり、太陽系内からの低エネルギー宇宙線も半分以下に落ちたとされています。また、磁場の方向についても従来とは違った情報が出ている様ですが、太陽系から星間空間に突入したという明確な証拠ではなさそうです。ある程度、揺らぎがあるのかもしれませんが、間もなく精悍空間に突入する事は間違いないものと思われます。ボイジャー1号/2号は、現在も太陽系から遠ざかりつつある、「生きた」宇宙探査機であり、電池が切れる2020年/2030年までは観測データを送り続けてくれるでしょう。学校の先生方におかれましては、生徒/児童にはボイジャーの話をしてあげてほしいものです。ちなみに、今月8月20日はボイジャー2号の、来月9月5日はボイジャー1号の打ち上げ日にあたります。今年は打ち上げから35周年にあたるので、何らかの発表があるんじゃないかと期待しているんですが。
参照:Signs Changing Fast for Voyager at Solar System Edge

接続ケーブルが短い変換アダプタ

USB.Brandoで、ケーブルの非常に短いUSB3.0-SATA変換アダプタが販売されています。見た目でも2〜3cm程度しかないのがわかるケーブルが、本体から直接は得ているアダプタで、2.5"系のHDD/SSDの接続が可能です。ただし、コネクタの上下には保護用の出っ張りがあるため、取り付け可能なハードディスクは9.5mm厚以下になります。自動的に、使用可能な最大容量は1TBまでになり、12.5mm厚以上のドライブになる1.5TB以上の容量には対応できません。今後、ハードディスクの記録密度の向上が図れれば、1.5TB以上のドライブが使用可能になるかもしれません。接続はUSB3.0になり、対応OSはWindows XP/Vista/7、多分、MacOSX 10.7.4/10.8でも動作すると思います。オンラインでの販売価格は$20.00。手軽につないで、データ転送するという使い方がベターと思います。従来の製品ではケーブルが長すぎるとお考えの貴兄のための製品でしょう。
参照:USB 3.0 to SATA Short Cable

無線LAN経由で制御されるロボット

glench.comで、いかにもな感じのデザインのキャタピラ式のロボットシステムが紹介されています。コントロールについては無線LAN経由で行われ、背面の2台の黒いリピーターユニットを介して通信が行われます。制御に無線LANを使用するのは、ある程度の通信速度と通信量が確保できるためで、このロボットもリアルタイムの動画通信や音声配信を行う事ができるようになっています。ただし、被災地や戦場では無線LANなんか使えない訳で、そのために背面の無線LANリピータが有効になります。背面のリピータユニットは取り外す事もでき、1台あたりのカバー範囲は約1kmになります。もっとも、使用されているハードウェアにはLinksys社の無線LANルータ等のコンシューマ製品もあり、コストダウンもはかられている様です。制御そのものは、無線LAN搭載のノートPC等からも行えます。
外装はアルミ合金製で、サイズは1016mm(L) x 711mm(W) x 406mm(H)、総重量68kgになり、移動は左右のキャタピラで行います。動力源はリチウムポリマーバッテリで、最大動作時間は12時間。人が行けない戦場や大規模災害の被災地の偵察には、リピーターのカバー範囲1kmは短すぎるのかもしれませんが、実用機ではより遠隔からの制御が可能になる事を願うばかりです。
参照:Node.js WiFi-Extending Robot

火曜日, 8月 07, 2012

切り替え式変形型LEDライト

USB.Brandoで販売されていた、ミニカー型のLEDライトですが、ちょっといい感じです。基本的にはUSB接続のLEDライトで、後部のスイッチで切り替える事で、2灯式のフロントライトか、17灯式のメインライトを光らせる事ができます。メインライトはキャビン内部に仕込まれた形状で、スタンド脚はフロントからリアに至るまでのボディ上面。リアでつながれたキャビン上部が開いて、メインライトが点灯するという構造です。構造上、メインライトを展開すると、まるでフォークリフトのように見えなくもありませんが。何か、もとがかっこいいスポーツカーだったのに、変形したらちょっとださくなるってところがいい感じです。普通は逆なんですけれど。オンラインでの販売価格は$19.00です。17灯式のLEDランプは珍しくありませんが、こんなに変形するものは珍しいと思います。
参照:USB Racing Car LED Light

【エレコム】世界初(?)のNFC接続キーボード

次の「新しいiPhone」にはNFC機能が搭載されるとか言われていますが、既にAndroir端末の一部にはこれが搭載されていたりもします。で、エレコム社から発表されたワイヤレスキーボード「TK-FNS040シリーズ」ですが、このNFC接続のキーボードになります。たぶん、NFC接続のキーボードは、日本どころか世界初ではないかと思います。ワイヤレスとはいっても、NFCの通信距離は十数cm程度と短いため、このキーボードでは中央にスマホをのせる刑式になり、キー自体は左右に分離する形式になっています。キー自体はシリコンラバー製なので、あまりキータッチはよくないのですが、ハードウェアキーボードというメリットは大きいでしょう。オンラインでの販売価格は18690円(税込み)。
なにぶん、利用可能な製品が限定されている事と、販売価格が割りと高めな事もあって、製品的にはまだまだ厳しいかと思います。
参照:NFC対応シリコンキーボード「TK-FNS040シリーズ」

【サンワダイレクト】リング状の携帯電話用スタンド

サンワダイレクトで、ちょっとかわったスマホの支持具「バンカーリング200-IPP010シリーズ」が販売されています。スマホとの間は粘着系の素材が使われており、最大で4Kg程度の重量を保持できる能力があります。また、粘着力が落ちた場合でも、粘着面を水洗いする事で、粘着力が戻ります。ただし、シリコン系のケースに入れてある場合には粘着力が働きませんので、仕様ができません。リング状の部分がスタンド脚の代わりにもなり、普通に持った場合には人差し指を差し込んで、しっかりと保持できる構造です。リング自体は水平方向に360度回転し、垂直方向に90度起き上がりますので、スタンドとしてもかなり利用範囲は広いと思います。用意される本体色はブラック/ピンク/ホワイト/レッドピンク/シルバーの5色で、オンラインでの販売価格は2205円(税込み)です。見ている限り、ほとんどのスマホユーザは手のひらにのせるようにして使っているんですが、ちょっと横からぶつかった程度で落ちてしまうんじゃないかと思います。そういう時にこれを使用していれば、簡単胃の散る事もなく、ガラス面に傷がつく事もないという訳です。
参照:バンカーリング 200-IPP010シリーズ
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ComicCon2012で公開される衣装?!

PoisonCandyLatexブランドがFaceBook上でスタートレックのユニフォームを模したコスチュームを公開し、9月に開催されるモントリオールのMontreal Comic Con 2012で公開すると発表しています。まぁネーミングからもお分かりの通り、ピッチピチでテッカテカなラテックス素材でできているので、体のラインがよくわかる仕様になっております。赤い制服なので、技術部門に所属するエンジニアまたは技術士官になるはずで、「宇宙大作戦」で言えばウラ中尉(原語版ではウフーラ大尉)に相当する女性士官という事になりますが、こんな格好の女性士官が艦内を歩き回っていたら、艦内統制もあったもんじゃないでしょう。もっとも、日本にも宇宙戦艦ヤマトの森雪の例があるので、あんまり言えたもんじゃありませんが。それにしても、こういう衣装がComicConで公開される事に、ちょっとだけ違和感を感じます。同人誌即売会から進化した今のコミケでは考えられない事で、この辺りはマスカレード文化の強いあちらのイベントならではなのか、トレッキーの力の強さ故なのかって所でしょうか。
参照:Poison Candy Latex (on Facebook)

ゾンビが来ても大丈夫なミニドリンク剤

ThinkGeekで、エナジードリンク「Zombie BLAST」を販売しています。まるでショットガンのショットシェルにそっくりなボトルは12個が1セットとして提供されます。多分、大きすぎるので、ショットガンにはセットできないと思いますけど。内容量は思ったよりも少ない約60ml。日本で言うところのミニドリンク剤というやつですが、内容成分の関係か、米国以外に輸出はできないと明言されています。アメリカらしいというかシュガーレスの製品で、カフェイン、ビタミンB群、アミノ酸等が含有されています。珍しいところでは、コグニチンやシチコリン等が含まれている様で、これらの成分が輸出禁止の要因かと。オンラインでの販売価格は$37.99です。
さすがに、脳疾患系の薬効成分がはいっていると、取り扱いは慎重にならざるを得ないですねぇ。
参照:Zombie Blast Energy Shots 12 Pack

上側クリックボタンのあるマウスは市場デビューできるのか?

IndieGoGoで資金調達を目論んでいるのは、UpMouseというかわりすぎたマウスです。あまりにもかわりすぎているので、資金調達はうまく行っていない様ですが。まぁ、プロトタイプがかなりしょぼいので、その影響はあると思うんですよね。そういうのはさておき、このマウスで注目したいのは、手の甲側にある屋根状の「上側ボタン」です。既にマウスの多ボタン化は進んでおり、ゲーミングマウスでは20個搭載の製品もありますが、あくまでも側面に配備した場合。このマウスのように上側に配備した例はありません。なぜならば、スクロールホイール操作で指の高さが変わり、上側に何かあれば触ってしまって煩わしいという簡単な理由からでしょう。上側クリックスイッチを先端に近づけ、指の高さの問題は上側を稼働にして改善はしているんですが、やはりちょっと使いにくさを感じてしまいます。何か、もう一ひねりくらいのアイデアが欲しいところでしょう。
参照:Up Mouse

この道80年の老舗が作る、ちょっとかわった鉛筆

ThinkGeekで、にちょっとかわった鉛筆のセットが販売されています。日本の偉大な発明品である消しゴム付きの鉛筆なのですが、消しゴムのあたりは普通に円筒状になっているのに、先に行くに従って三角状の断面にかわっています。また、普通は木目が美しいはずの断面も、なぜか真っ黒に、芯は別なので、軸そのものが真っ黒になっている訳です。ついでに消しゴムも真っ黒、と。最近ではまり使われない鉛筆ですが、こうなると、妙に精悍で、かっこ良く見えます。メーカーはRhodia社で、この道約80年の実績を持っている様です。25本の鉛筆が1ボックスに入って、オンラインでの販売価格は$59.99です。重要なのは書き味なのですが、こればかりは実際に試してないので。個人的にベストな鉛筆は三菱鉛筆のHi-UNIなんですが、どれだけ違うか試してみたいところですね。
参照:Box of Black-Wood Triangular Pencils

月曜日, 8月 06, 2012

【サンワサプライ】Mac用アイソレーションキー採用のテンキーボード

サンワサプライ社から、Mac用のテンキー「NT-M18USV」と、USB2.0ハブつきの「NT-M18UHSV」が発表されています。ともにMac用のテンキーという珍しい商品で、最近流行のアイソレーションスタイルのキートップが採用されています。最近は、標準でテンキーレスのミニキーボードが用意されるので、こういう商品はありがたいという方が少なくないのではないかと。キーピッチは19mmで、キーの支持架はメンブレン式。ちょっと、キータッチは悪くなるかもしれません。表面処理はアルミ地っぽく仕上げたシルバーで、キートップの色はブラック。現行のMacBook Air/Pro系列の配色ですから、それほどの違和感にはならないかと思います。NT-M18UHSVは2ポートのUSB2.0バスパワーハブを搭載したモデルで、1ポートを塞ぐ代わりに2ポートが利用可能になると言った製品です。オンラインでの販売価格は2604円/3129円(税込み)です。特定の市場しかないのかもしれませんが、数字を扱う事が多いところは、これが必要でしょう。
参照:USBテンキー(シルバー)「NT-M18USV」
参照:USB2.0ハブ付テンキー(シルバー)「NT-M18UHSV」

【上海問屋】最小限のサイズのマウス

上海問屋から、天板が透明な板でできたマウスが販売されています。元々、マウスの回路そのものはかなり小型化されていて、開腹した方ならばわかると思いますが、中身はスッカスカな状態な訳です。このマウスではその部分のみが用意され、それ以外の部分は省く事でコストダウンをはかったモデルになります。機能的にはこれ以上減らす事はできませんが、天板が付く事で疲れない様に握る事が可能になっています。クリックスイッチとスクロールホイールというオーソドックスな構成のモデルですが、オンラインでの販売価格は699円。回路を収納したケース部分にはブルー/グリーン/ホワイト/レッドの4色が用意され、動き検出は1000dpiの光学センサ。機能がベーシックなので、多くのシステムで利用が可能と思われます。明記はされていませんが、逆にほぼそのまま動くという事じゃないかと。
参照:シンプル&スタイリッシュなデザイン USB接続・光学式マウス クリスタルシリーズ

【リンクス】Corsair社のUSB3.0接続フラッシュメモリ

リンクスインターナショナル社から、Corsair社の「CMFSL3シリーズ」が発表されています。接続はUSB3.0で、シリーズは8GB/16GB/32GB/64GBの4機種で構成されます。USB3.0接続のモデルでも、128GBは商品価値がない訳ですな。コネクタは収納式で、後部全体を引く事で収納する事ができます。そのため、全体がちょっとごつくなってはいますけど。最上位の64GBモデルで、最大転送速度はリード時85MB/Sec、ライト時70MB/Secです。リードは70MB/Secまで落ちますが、そこそこ早いレベル。ライトは20MB/Secまで落ちますから、かなり早いUSB2.0並みというと比較がよくないでしょうか?転送速度だけを見ると、32GB/64GBモデル以外はちょっと落差がありすぎます。対応OSはWindows Me/2000/XP/Vista/7,MacOSX,Linux等となっていますが、Meはないだろうという気もしますけど。店頭予想価格はそれぞれ1300円/1800円/2800円/6100円となっています。32GBモデルのコストパフォーマンスがよい様です。
参照:CMFSL3

【サンワダイレクト】ちょっとレトロチックなデザインのスタンドマイク

サンワダイレクトから、ちょっと大げさなマイク「400−MC001」が発表されています。USB接続の製品なので、比較的大掛かりなTV会議システムでの利用が想定されている様ですが、指向性を無指向と正面130度ほどの有指向に切り替える事ができますので、個人ベースの集音用にも適しているように思います。特にMacユーザはMountainLionで導入された音声入力用のマイクが注目されていますので、そういう用途にも利用が可能と思われます。マイク自身はコンデンサマイクで、対応OSはWindows 2000/XP/Vista/7,MacOS9.2.x,MacOSX 10.0以降と幅広いシステムから利用ができます。ネックは40mmほどの伸縮が可能で、固定用のスタンドは3脚タイプ。床面のよけいな振動を伝えないように考慮されています。無指向時は本体の周囲5mほどの音を拾う事ができます。オンラインでの販売価格は、TV会議用集音マイクという事でちょっと高額になり、9800円となっています。前述の通り、音声入力用「にも」流用できますので、TV会議システムは必ずしも必要じゃないんですが。
参照:WEB会議マイク(高集音・USB接続・無指向性&単一指向性)「400-MC001」
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LaCie社の買収、完了しました。

LaCie社と言えば、Seagate社による買収が終了した事が報じられています。現在、3.5"径ハードディスクのメーカーも淘汰というか、集約されていって、悪く書けば買収すべきメーカーもなくなってしまった訳です。別の見方をすれば、後は巨大会社への合併以外の選択肢はありませんが、それはまだできるような状況でもなさそうです。そうすると、ハードディスクのセットメーカーを押さえる事で販売チャンネルをのばしたいって言うところなのかもしれません。そういう意味では、世界中に販売チャンネルを持つLaCie社というのは、ある意味、注目の的だったのかも?今後ですが、おそらくはLaCie社のハードディスクにはSeagate社の製品が優先して取り付けられる事になり、WesternDigital社製品は予備という形式になっていくと予想されます。
参照:Seagate and Lacie Announce Completion of the Acquisition
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