DARPA公式アカウントから、YouTubeに妙な研究成果がアップされています。 Tactically Expandable Maritime Platform (TEMP) と呼ばれる研究プログラムの一環で、水上と陸上を移動可能なCaptive Air Amphibious Transporters (CAAT) と呼ばれる乗り物ですが、ちょっと、水陸両用車というイメージで見てはいけない様な気がします。もともと、TEMPは港湾インフラが利用できない状況下に於いても物資輸送が行えるように、車両や移動手段等を設計するプログラムでして、CAATはコンテナを被災地に直接搬送するための手段として開発された車両です。異様に厚いキャタピラを備えた車体に見えますが、実際には空気で満たされたパネル状のものが連なっており、水上および陸上での推進力として用いられています。このおかげで、湿地帯等にも進出する事ができますし、水上走行時のスピードもかなり高いものになっています。こんな車両が海から大挙して上陸してきたら、いくらそれが災害救援活動のためとはいっても、笑う子も泣くレベルっすなぁ。
参照:DARPA Captive Air Amphibious Transporters (CAAT) For Disaster Relief
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