火曜日, 6月 23, 2009

入出力が豪快だけど,小型のNAS

豪快なNASを発表しているQNAP社から,超豪快なNAS「SS-839 Pro Turbo」が発表されています。サイズ的には177mm(H) x 180mm(W) x 235mm(D)で,ちょっと奥行きがありますが,キューブ型と言っていい比率です。また,従来機種と大きく違うのは,内蔵ストレージデバイスとして2.5"/SATA接続のドライブが採用されている事で,最大8台までの内蔵が可能になっています。従って,既発売のドライブを内蔵すれば,最大で4TB(=500GBx8)と言う事です。当然、RAIDに対応しており,0/1/5/6/5+HotSpare/Single/JBOD等の構成がとれます。同社得意のRAID構成をオンラインで変更したり,容量をアップさせたりする機能は健在です。RAID構成によってはホットスワップ可能ですし,安全性を高めるAES256bitの暗号化機能はボリューム単位で設定できます。ちなみに,販売時構成として,HDDを内蔵させない構成もとれますので,バルク品を集めて大容量にする事も可能です。その他の入出力に関しても豪快そのもので,GigabitEhternetポートが2基、USB2.0ポートが背面に4基,前面にコピー専用が1基、eSATAポートが背面に2基用意されています。で、これを支えているのは,2GBのRAMを備えた1.6GHzのATOMプロセッサと言う訳です。サーバ機能としては,Windows/Mac/Linux/UNIX等からアクセスできるファイルサーバ機能に始まって,iTunesサーバ,プリントサーバ等一通りの機能を備えています。
大きさが小さくなったのは良いのですが,入出力は詰め込めるだけ詰め込んだと言った感が強いです。特に、本体サイズが小さくなった分だけ,相対的に大きく見えるeSATA/USBは豪快そのものです。
参照:SS-839 Pro Turbo NAS

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