コダクロームフィルムの終了とは正反対の活況になっているのがフォトフレームですが,Kodak社からは新型のS730が発表されています。画面サイズは7"ワイド型で,800x480の解像度を持ちます。最近のUSB接続の小型モニタでよく採用されている解像度ですから、同じものが使われていると思われます。静止画への対応はJPEGのみですが,音楽形式に関してはMP3, PCM, ADPCM, MPEG 1 layer (1, 2, 3)等となっており,動画形式もMOV, AVI, MPEG, MPEG4に対応しています。MPEG1Layer3ってMP3の事じゃなかったかと思うんですが,まぁ,再生できればそれで良しです。メモリカードスロットにはSD/SDHC/MMC/MS/xD等のメディアを装着する事ができ,mini/micro系メディアはアダプタが必要な場合があります。最近にしては珍しく,内部バッテリとしてはリチウムイオンではなく,ニッケル水素が用いられています。おそらくは,炎上しやすいリチウムイオン系のバッテリを避けて,安全性の高いニッケル水素が用いられたのでしょう。内蔵フラッシュメモリは1GB(記事執筆時点では1000GBと表記されているが、これは誤り)で、PCとの接続にはUSBを用います。対応OSはWindows XP/Vista。まぁ,従来よりも高解像度化されたものですが,フォトフレームからマルチメディアプレーヤの領域に踏み込んだ感じの商品です。
参照:EASYSHARE S730 Digital Frame
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