金曜日, 6月 06, 2008

低価格PC向けpSSDがサンディスク社から

Sandisk社から、昨今流行りの低価格ミニサブノート向けに、低価格のSSDが発表されています。SLC/MLC混在のハイブリッド方式の様で、インターフェースはパラレルATAです。読み出し時のデータ転送速度は39MB/Sec、書き込み時は同17MB/Secとなっていますので、それほど高速と言う訳ではありませんが、遅過ぎたりもしていません。ベースになっているのは東芝が開発した技術だそうですから、一時期のバッファロー社製品にも搭載された事のある、SLCをキャッシュメモリ代わりに利用する方法がとられているのではないかと考えられます。読み出し自体はSLC/MLCともに極端な差にはなりませんが、書き込まれた時にはインターフェース直後にあるSLCベースの領域に一旦保存され、その後ろにあるMLCベースのストレージ領域にゆっくりと書き込みが行なわれるのではないでしょうか。これならば、見かけ上の速度低下を防ぐ事が出来ますから。実際には、もっと巧妙にやっていると思うのですが、基本原理はそれほど変わらないでしょう。
用意される容量は4/8/16GBの3機種で、ターゲットは$250-$350クラスの低価格ミニサブノートや携帯電話等だそうです。OEM主体のため、出荷時期や単価等は記載されていませんでした。
参照:SanDisk Launches Solid-State Drives Aimed at Hot New Category of Ultra Low-Cost PCs

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