WesternDigital社から、2.5"径のHDDの新製品が発表されています。Scorpio Blackと命名されたこのドライブは、同社としては初めてのコンシューマ向け7200rpmモデルになります。インターフェースにはSATA(3Gbps)が採用されており、16MBのバッファメモリが内蔵されています。バッファからディスクへの転送速度は100MB/Secで、HDDとしては割りと高速でしょう。厚みは9.5mm厚ですから、スリムサイズのモデルでなければ現行の製品とのリプレースが可能です。気になる消費電力ですが、リードライト時で2.5Wと最近の製品と同様に低く抑えられています。一番気になるスピンナップ時の消費電力は、公表したくないのか、記載されていませんでした。他社製品に近いとすれば、5W前後と予想されますが。
用意される容量は80/120/160/250/320GBですが、販売価格の提示は最上位の320GBモデルのみで、$229.99-となっています。
ぶっちゃけ、2.5"/7200RPMの商品に関しては、富士通や日立GS、東芝等が先行していた訳で、ようやく追いついたと言う感じは否めません。ただ、これからはこのクラスが激戦区になるのも間違いないでしょう。
参照:WD Scorpio® Black
0 件のコメント:
コメントを投稿