IOデータ社から、携帯電話各社が販売しているCF型のデータ通信モジュールをUSB接続にして、PCから利用可能にするアダプタ「USB2-PCADPJ」が発表されています。PCカードスロットがない、あるいは別のカードで使用している等の理由で利用できない状況にあっても、USBポートが空いていれば携帯電話回線を利用する事ができます。対応しているデータ通信カードも多く、これ1台あればたいていのカードが使えるのではないかと思われます。もちろん、単なるCF TypeIIのカードスロットでもありますから、CFに変換できるメディアであれば利用する事が可能です。対応OSも、Windows 98SE/Me/2000/XP/VistaとMacOS9.0.4以降、MacOSX10.1-10.3.5/10.4以降となっており、幅広い環境での利用が可能です。ただし、要求仕様が5V/500mAですので、これを満たさない機種では別途電源アダプタが必要になります。二股ケーブルでもつけてくれていればいいのに。オンラインでの販売価格は¥13,600-で、8月中旬からの販売になります。
古くからのMacユーザならば、SlipperMiniの後継機種と言えばわかりやすいかもしれません。ただ、わからないのは、データ通信カードを提供している携帯電話会社がMac非対応としているカードで、このアダプタがサポートしているのはどういう扱いになるのかという事です。USBの規格に沿ったものになるはずですが、データ通信のための定義ファイル(MacOSで言うCCLファイル)がどうなっているのかですかね。
参照:USB 2.0/1.1接続 データ通信カードアダプター USB2-PCADPJ
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