(BGM:「スパイ大作戦のテーマ」)ThinkGeek.comで取り扱いが介さされたIronKeyフラッシュメモリです。通常、フラッシュメモリのデータセキュリティと言うと、たいていは何らかの暗号化によって行われます。通常は128/256bitAES暗号化、あるいは特殊な暗号化を行いますが、データそのものはチップを直接制御すれば読み出しができる訳です。極端な話、暗号化のためのキーワードは辞書総当たりとかでできる事もあります。そこで、このIronKeyです。メモリ自身は読み30MZB/Sec、書き20MB/SecのSLCベースのフラッシュメモリですが。前述の暗号化の他に、特殊な機能が入っています。10回パスワードを間違えたら、制御チップそのものを自己破壊すると言う機能です。つまり、「なお、このフラッシュメモリは自動で着に消滅する」と言う訳です。これでは、実質的に辞書総当たり方式のアタックができず、制御チップが自己破壊してしまう事でデータの読み出しが困難になります。一歩間違えれば、自分が入力したパスワードでも自己破壊する可能性がある訳です。もちろん、こんな特殊な機能は米軍仕様のため、北米以外への輸出が行えません。使用可能な環境はWindows XP/Vista,Linux,MacOSXですが、最初のセットアップは必ずWindows環境が必要になります。用意される容量は1/2/4/8GBで、それぞれのオンラインでの販売価格は$69.99/$99.99/$129.99/$249.99となっています。しかし、自爆機能付きのフラッシュメモリとは…。
参照:This Thumb Drive will self-destruct in 10 seconds...
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