レトロなラジオ調のデザインですが、Jeffrey Stephenson氏の手による、半分は手作りのケースが使われています。Ibgrahamと命名されたマシンは、ベースになった金属ケースはあるのですが、それを覆う部分はほぼ木製の手作り。デザインセンスと仕上げの巧みさはかなりレベルが高いです。何かのケースに入れると言うのはよく見かけますが、ケースそのものをデザインしてしまうのは数少ないんじゃないかと思います。元になったデザインがあるとは言え、それをアレンジして、再現してしまうのは尋常ではない才能を感じますね。
ボードそのものはmini-ITXを使用しており、VIA nanoプロセッサと4GBのRAM、64GBのSSDを装備します。珍しいのは、外部への強制排気用にPCI-Express用の蓋の部分が使われていることです。ケースの内容量はだいぶあるし、発熱の少ないマザーボードとその上の強制空冷ファンで、熱的な余裕はあったはずですが、念のためかもしれません。
参照:Ingraham
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