ちょっと意味不明なTurboUSB技術を導入したバッファローから、新たに外付けのUSB2.0接続スーパーマルチDVDドライブが発表されています。日立LGのGSA-H55Nドライブを用いたこの製品は、DVD±R書き込み時に20倍速(最大)のスペックを持ち、DVD±R DL使用時には10倍速の書き込みが可能になっています。バッファロー社によれば、USB2.0では16倍速までの書き込みが精一杯だったと言う事で、TurboUSBで加速する事で20倍速書き込みが可能になったと。確かに、HDの様に23%の高速化がはかれれば、上限が16倍速から約20倍速まで伸びる事になります。
触れ込みを信じるのならば、このTurboUSB技術は書き込み時にも有効な技術であって、HDではあえて読み込み時にのみ採用していると言う事になります。また、ドライブそのものが常時20倍速での書き込みをサポートしている訳ではないので、体感できる程の加速は得られません。メーカー公式のデータにしても、書き込み時間の短縮はわずか10%にすぎないのですから。それほど大騒ぎする様な事ではないと思います。逆に、メーカーが公式にUSB2.0による接続では16倍速(実効21.6MB/Sec)までしか上がらないと言ってる方が問題の様に思いますが。
TurboUSBの技術をなくせば、単なるUSB接続のスーパーマルチDVDドライブですから、PatchBurnでOSX上でも使えるでしょう。
参照:DVSM-X1220U2
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