MacBookAirも更新されていますが、大きく変わったのはグラフィックにnVidia社製のGeForce9400Mが採用された事で、グラフィックメモリに関しては256MBがメインメモリと共有されます。多分、統合チップがインテルからnVidia社製品に変更されたためで、グラフィックコアになっているのがGeForce9400M相当のモジュールと言う事なのかもしれません。メインメモリはDDR3に変更されていますが、容量は2GBのままで、追加等はできない仕様なのは従来品と同様です。CPUは1.6GHz/1.86GHzのCore2Duoが採用され、L2キャッシュは共に6MBになっていますので、MacBookProの2.4GHzモデルよりも多い事になります。もっとも、今回発表された中ではもっとも遅いCPUと、元々遅めのHDDの処理を改善するためにL2キャッシュを増やしたのかもしれません。デザイン上の変化は、外部モニタ端子がminiDisplayPortに変更された事と、クリックボタンが排除された事ぐらいです。クリックボタンの代わりは、タッピングとジェスチャで処理する事になります。内部的には1.6GHzモデルのストレージが120GBのHDD標準となり、1.86GHzモデルでは128GBのSSDが標準になっていますが、BTOオプションで選択可能です。画面解像度は1280x800のままで、従来のUSB-Ethernetアダプタや外付けスーパードライブはそのまま使用が可能です。また、キーボードはバックライト仕様になっています。無線環境はIEEE802.11n及びBlueTooth2.1+EDRが標準で装備されています。アップルストア標準価格は1.6GHzモデルが214800円、1.86GHzモデルが298800円となっています。
大きなデザイン上の変化はありませんが、内部的には別物に変わったと言えます。何よりもグラフィックス関連が改善されたのと、ストレージが一段大きくなったのが魅力でしょう。これで、ようやく仮想環境のインストールも可能になったと言えます。
参照:MacBook Air
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