予想通り、アップルからMacBook系のマシンが更新されています。第一弾はMacBookProの15"モデルで、薄くなった事と、従来は正面にあった光学メディア挿入口が右側面に移動した事、何よりも液晶周りがiMacの様に黒くなった事がデザイン上の目立った変更点です。2.4GHzモデルと2.53GHzモデルが用意され、オプションで2.8GHzモデルが用意される様です。2.4GHzのL2キャッシュは3MB、他は6MBです。従来は左右両側にあったインターフェースポートは、左側面にすべて移動しています。また、設置面積が減った事で、USBポートは2個に、FireWireは800のみとなり、400のポートは廃止されています。従来の外部モニタ端子であったminiDVIポートはminiDisplayPortに変更されましたが、Express34カードスロットは残っています。画面解像度は1440x900。グラフィックはnVidia社製のGeForce9600MGTと同9400Mのデュアル仕様。9600MGTのグラフィックメモリは256MB(2.4GHzモデル)/512MB(2.53/2.8GHzモデル)のGDDR3、9400Mはメインメモリを共有します。そのため、標準メモリは2GB(1GBx2スロット)で、最大メモリは4GBとなっています。ハードディスクは2.4GHzモデルで250GB、2.53GHzモデルで320GBが標準で用意され、128GBのSSDがBTOオプションで用意されます。ネットワークはGigabitEthernet対応の有線LANとIEEE802.11n対応の無線LAN、BlueTooth2.1+EDRが標準で用意されます。キーボードはバックライト付きで、光学ドライブはDL対応8倍速書き込みのモデルが標準装備になります。ちなみに、クリックボタンは排除され、タッピングとジェスチャで処理する様になります。
デュアルGPUと言うのはかなり革新的だと思うのですが、おそらくはフルに使うとすればビデオ関係、特にレンダリング等ではないかと思います。多分、内部ではSLI接続になっているのではないかと(注:いずれか一方のみの使用が可能で、ユーザが選択できるそうです。残念!)。なお、17"モデルは更新されず、メインメモリを4GB標準、ハードディスクを320GB標準にした単なるボアアップにとどまりましたので、ハードウェアの性能的には新製品の方が上回ります。
参照:MacBook Pro
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