火曜日, 3月 20, 2012

無人航空機のための誘導技術の研究を開始

NewScientist.comで、マサチューセッツ工科大学とエール大学で、ジェスチャーコントロールが可能な無人航空機の制御についての研究を開始すると報じています。「えー、無人機だったら何でも自動でやるからいいじゃん」って言う声が聞こえてきそうですが、地上であっても離陸までの状態はランダムな要素がありますし、まして空母の様な場所が非常に限られる状態ではさらにその要素は増えます。通常は甲板上のスタッフが両手に持つインジケータ等を使用して誘導する訳ですが、それができるのは理解できる有人機のみ。無人機ではその場に応じたアナログな操作はしにくい訳です。そこで、その研究をって訳です。特に、運用上の事を考えれば、いきなりすべてが無人機に置き換わるという訳ではないですし、しばらくの間は有人/無人機の混在状況が続くでしょうし、甲板上での誘導は重要になってきます。ジェスチャーコントロールとは言っても、かなり曖昧なジェスチャークイズみたいなボディランゲージで操作するという訳ではなく、甲板誘導員等の指示に100%従って動作するための研究という事になります。多分、Kinnectの様な、カメラで画像を取り込んで処理をするという事に落ち着くのではないかと。
参照:Command robot planes with a wave of your arms

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