月曜日, 7月 16, 2012

UAVというよりもロボット航空機と言った方がいいかも?

BAE Systems社が UAVの研究開発用の機体であるASTREAについて発表しています。とは言え、ASTREAはUAVでよく見かける奇抜な機体デザインではなく、双発の航空機がそのまま使用されています。ですから、米軍のプレデターやグローバルホーク等のUAVとはイメージが違い、強いて言うならば前世紀の漫画やSFによく出てきたロボット航空機に近い印象を受けます。で、これが何を研究開発するための機体かと言えば、自律的な気象回避システムです。確かに、現代のUAVは作戦中の判断を自律的に行っている訳ではなく、特に操縦系統に関しては遠隔地にいるパイロットにまかされているため、そういう事が発生しないような状況でのミッションが多く、発生した時のパイロットへの負担が非常に大きいものでした。もし、一部分でも自律的に判断できるようになれば、負担を大きく減らす事ができるはずです。年内に20回のテストフライトが予定され、実行されるテストの主たる部分は悪天候や他の航空機とのニアミスの自律的回避、緊急時の自律的着陸機能等です。
BAE System社はイギリスのUAVであるタラニスを開発しているので、その開発の一環と言う事なのかもしれません。
参照:Look no hands

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