Corsair社から、2.5"HDD物理互換のSSD「Reactorシリーズ」「Nova シリーズ」が発表されています。ぶっちゃけ、両シリーズは細かな仕様の違いや転送速度の違いはありますが、仕様上は明確な差というのが見つけにくい状況です。いずれの機種もSATA/3Gbpsに対応しており、フラッシュメモリにはMLC/NANDタイプが採用されています。最近のお約束ですが、処理をOSに依存するTRIMコマンドにも対応しています。なお、2.5"-3.5"の変換アダプタも付属する様ですから、ノートPCのみならず、デスクトップ機にも流用が可能になります。
ReactorシリーズはUSB2.0のポートも持っており、外付けのドライブとしてデータ複製を行なってから内蔵するという使い方も想定されています。128MBのDRAMキャッシュとJMicronの最新のコントローラを搭載して、最大転送速度はリード時で250MB/Sec、ライト時で170MB/Secです。シリーズ構成は60GB/120GBの2機種になります。
一方、Nova シリーズは内蔵専用で、Indilinks社のBareFootコントローラを採用して、内蔵DRAMキャッシュメモリは64MB。最大転送速度はリード時270MB/Sec、ライト時195MB/Sec。DRAMキャッシュメモリは少ないんですが、転送速度で勝るのはコントローラのおかげでしょう。用意される容量は64GB/128GBの2機種。
どちらを選んでも、とりあえず、機能的な不足はないでしょう。逆に、両者を内蔵させる前提で判断すると、仕様だけではどちらを選ぶべきかが分かりません。
参照:Reac、tor Series
参照:NOVA Series
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