WACOM社から、法人向け液晶タブレットが3機種発表されています。3機種とは言っても、ベースになっている液晶タブレットは同じで、15.6"ワイド液晶を搭載し、解像度は1366x768。画像入力はVGA/DVI両対応のDVIコネクタで、タブレットの接続はUSBで行ないます。拡大/縮小専用ボタンの他、プログラマブルな5個のボタンが用意されますが、使用できるのはWindows上でのみ。表面はボタンを除けばほぼフラットな状態なので、ペンで描画するにしても書き易くはなっています別の書き方をすれば、他の機器への埋め込みも目立ちにくくなる訳です。タブレット機能はIntuos2に相当する程度の機能は持ち合わせている様ですが、筆圧感知が512レベル等、Cintiqシリーズ等に比べれば低いスペックになります。
DTU-1631Cは画面のブリッジ接続用の出力端子があり、DTU-1631Eは出力がない代わりにRS232Cの入力があります。この辺りは法人向けのため、特殊な用途も考慮されているものと思います。DTU-1631C/SchoolはDTU-1631Cをベースにして、学校用の白板ソフトPro/ペンワークス等を追加した仕様になっています。白板ソフトProの対応OSはWindows 2000/XP/Vista/7、ペンワークスはWindows 2000/XP/Vistaに対応します。
法人向けという事ですが、どちらかと言えば学校向けと言った方が良い様なハードウェアでしょう。
参照:液晶ペンタブレット「DTU-1631C」
参照:液晶ペンタブレット「DTU-1631C/School」
参照:液晶ペンタブレット「DTU-1631E」
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