東芝から2.5"径で容量100GB/200GBのハードディスク「MK**60GSCシリーズ」が発表されています。最近の製品にしては容量が少なめですが、これはPCへの組み込みではなく、車載用電子機器用のストレージデバイスです。インターフェースはSATA/1.5Gbpsで、回転数は4200rpmと、やはり最先端のモデルとは言いがたい様に思います。ところが、車載モデルという事で、求められているのが容量ではなく、高耐環境特性等なので、このような仕様になっている様です。その耐環境特性を見ると-300m〜5650mに相当する気圧での動作が可能になり、使用可能な温度範囲も動作時で-30℃〜85℃、非動作時で-40℃〜95℃と、一般的なPC用製品とは一線を画しています。耐衝撃特性も、動作時で2G〜3G、非動作時で5Gまで持ちます。一般的な仕様以外の部分で必要になる可能性がありますし、外付けポータブルハードディスクとしては使える製品なのかも知れません。これだけ耐えれば、ケースの衝撃収集剤等と組み合わせれば、かなり厳しい条件でも使える事になりますから。
参照:最大記憶容量200GBを実現した車載用2.5型HDD
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