水曜日, 4月 14, 2010

モニタ付きスタンドアローンタイプのスキャナ

エゲゼモード社から、上面に2.4"の小型モニタを装備したモバイルスキャナ「ScanBit MFS-60」が発表されています。同社では、スタンドアローンのスキャナが多く発表されていますが、これもその一つで、PCなしでスキャニングを行なう事ができます。その画像確認のために、上面にモニタを付けてある訳です。そもそも、PCに直結するスキャナならば、PC側のモニタで状況が確認できる訳ですから、こんな小さなモニタは不要な訳です。スタンドアローンで動作する以上、ストレージが必要になりますが、そのためにSD/SDHCメモリカードスロットが用意されており、最大で2GB/32GBまでのカードが使用可能です。ユーザは、とにかく何でもかんでもこのスキャナに放り込んでやれば、そのままメモリに保存してくれるので便利です。最大読み取りサイズはおおよそA4版程で、スキャナの分解能は300dpi、保存ファイル形式はJPEG形式です。非可逆圧縮のため、OCRのデータに使うというのには向かないでしょう。PC/Macとは、そのままUSBケーブルで接続するなり、カードをリーダライタで読み込む事でデータ転送が可能になります。対応OSはWindows XP/Vista/7,MacOSX10.4以降となっています。なお、ServersMan mimiというソフトウェアが収録された2GBのSDメモリカードが付属し、Windows環境下ではスキャンデータをWEB公開すr事ができます。これは、用途によって使うかどうかを判断すべきですね。オンラインストアでの販売価格は14800円で、4月下旬からの出荷が予定されています。
スタンドアローンで動作する事を前提とした場合、このようなモニタがある事はメリットの一つです。明るさ等の概略が簡単に分かりますから。むしろ、今までなかったのが不思議なくらいです。コストの問題もありますが、手軽にスキャンしたい時には便利でしょう。
参照:「ScanBit MFS-60 with ServersMan mini」

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