F-35 Lightning IIがエグリン空軍基地に到着し、第33戦闘航空団に所属する事になりました。実戦配備機と言う訳ではなく、このまま同航空団で訓練機として運用される模様です。この機体はF-35Aと呼ばれる通常のCTOLタイプで、もっとも最初に納入が決定していた空軍仕様のものです。空軍への納入自体は5月に行なわれていたものの、航空団への配備が遅れていた様です。実際に作戦能力が付与されるのはまだまだ先で、F-35B/Cの配備が予定されている2017年頃と言う事になっていますので、見かけ上の訓練に使用される期間はかなり長い事になります。空軍仕様という事で、F-35Bの様なS/VTOL機能はありませんが、固定兵装として25mm機関砲が装備されています。また、エンジン音がきわめて大きい事が問題点としてあげられており、電波を使用するレーダー等に対するステルス性は高い様ですが、離発着は誰でも分かるんじゃないかと言われています。とんだ、ステルス性なのかもしれません。
一応、このタイプは自衛隊の次期主力戦闘機(F-X)の候補機の一つで、最終選考でF/A-18E/Fスーパーホーネット、タイフーンと戦う事になっています。最終決定は2011年11月の予定ですが、3機種だと現実的にはスーパーホーネットかなとも思います。個人的には公式に選考から外れたF-15FX、あるいは提案があったと言われるF-2改の方が現実的じゃないのかと思ったりもするんですが。
そんな事よりも、Flickrに米空軍公式アカウントがあったと言う事の方が驚きでした。
参照:F-35 Lightning II
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