木曜日, 7月 21, 2011

世界初のThunderboltインターフェースのディスプレイ

Appleからはディスプレイも発表されているんですが、これは意外とすごい技術の集合体なのかもしれません。ディスプレイとしては、接続インターフェースにThunderboltを採用しており、MacBook系への電源供給が可能なMagSafeコネクタも用意しています。画面は対角27"で、解像度は2560 x 1440とHDTV解像度以上になっています。FaceTimeHDカメラと2.1chスピーカーを内蔵しており、最大出力は49W。と、ここまでならば「インターフェースを変えただけの製品か」と思われるのですが、違うのは外部出力ポートがある事です。まず、別のThunderbolt機器を接続するためのThunderboltポートが1基。最近のThunderbolt標準装備の状況からすれば、これはありだと思うのですが、その他にFireWire800が1基、セルフパワーのUSB2.0ポートが3基、GigabitEthernetポートが1基用意されています。つまり、Macとの接続はThunderboltだけなので、ここから変換して出力している事になります。それも、双方向で。以前にThunderboltの元になったLightPeakの解説で、「同じハードウェア上に様々なプロトコルを流す事ができる」というものがありましたが、それを目の当たりにしているかの様です。つまり、ディスプレイ内部で行なっているのはハードウェアの変換だけで、ソフト的な対処は対応OSであるMacOSX10.6.8側で行なっているのではないか、と。いずれにしても、現行のMacBookAirには心強い周辺機器になります。線2本を繋ぐだけで、FireWire800ポートが1基とUSBポートが3ポート追加使用できますし、有線LANも利用できる様になりますから。単なるディスプレイと言うのではなく、ある意味、ドッキングステーションと言った方がいいのかもしれません。オンラインストアでの販売価格は84800円です。納期は6〜8週間とかなり先ですが、ちょっと注目しておいた方がいいと思いますよ。
参照:Apple Thunderbolt Display

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