水曜日, 6月 13, 2012

JAEA/JAXAの無人観測機開発発表

日本原子力研究開発機構(JAEA)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)とが無人観測機の共同開発を行うと発表しています。主目的は空間線量計測で、要するに人が行けない様な場所でも、空から放射線量の測定ができる様に使用ってことです。その人が行けない場所って言うのは、山の奥とか事故を起こした原発の上空等です。昨年の原発事故のときに、米軍の無人偵察機グローバルホークが原発上空を偵察したのは有名な話ですが、それよりも低速で観測を行う事で、より細かな偵察を行う事が目的と思われます。ちなみに、現在も自律飛行型の無人ヘリによる観測が行われているのですが、航続距離や速度等の問題で、十分な観測が行えていないという状況らしいのです。
来年にも実証実験が行われるという事ですから、ハードウェアそのものは何かの流用である可能性が高く、むしろソフトウェア面野生日等の面での技術開発になっていくと思われます。自衛隊にグローバルホーク導入という話もありますが、2016年以降になる事と、コストがかかりすぎる、そんなでかいものの運用は大変じゃぁと言う事で、小型のものの開発になる様です。
参照:山奥でも空間放射線量測定、無人小型機開発へ
(画像はあくまでもイメージです)

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