USB接続のアロマポットと言うのは、今までにも何度か紹介して来ましたが、これはもう一歩進めたサービスを展開しようとしているNTTコミュニケーションズ社のテストになります。簡単に仕組みを書くと、携帯電話からインターネットの専用サーバに接続して、「香りのプレイリスト」を作成し、そのデータをダウンロードします。次に携帯電話の赤外線通信か、専用のサーバソフトを搭載したPCを介して、アロマポットにデータを転送します。アロマポット側はプレイリストに従った調合を行ない、指定時間にその香りを発散させると言う訳です。インターネットでダウンした香りのデータを、ローカルで合成するためのポットとその仕組みな訳です。目覚まし時計がわりに甘い香りと共に目覚める事ができたり、コンテンツと組み合わせて香りを出させる事も可能にはなる訳で、これはそのための実験の一つです。公表するかしないかは別にして、香りの好み等の情報が得られる訳ですから、香水/化粧品/お菓子等のメーカーが参加して来る事が予想されます。
とは言うものの、個人的にはこれを利用したコンテンツの拡大等は考えられず、アンケート以上の情報は得にくい様にも思います。決して無駄と言っている訳ではなく、技術的には大いに興味はありますが、普及させるのは難しいとも思ってます。
参照:「香り通信モバイル」のモニター利用実験開始および協業パートナー企業の募集について
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