コンピュータに出来て、タイプライターに出来なかった事に、フォントの変更機能があります。ハードウェアで打鍵するタイプライターは、読み易くする事が第一義でしたし、手軽に変更する事等はできませんから。別の書き方をすれば、フォントは日本で言うゴシック体か明朝体しかなくてもかまわなかったわけです。Jesse England氏がデザインしたSincerity Machineでは、フォントにComic Sans.を使用しているため、妙にポップな書類になるのが特徴です。ついでに、キートップもComic Sans.のため、微妙に違和感があります。友人知己に渡す文書だったら、これでもかまわなかったと思いますが、公式文書には勘弁して欲しいところです。今となってはタイプライターそのものを見かける事が少ないですし、こういった改造はまず出来ませんが、見ていてちょっと楽しそうです。
参照:
Sincerity Machine: The Comic Sans typewriter
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