木曜日, 10月 30, 2014

【Microsoft】謎の村雨…じゃなくてMicrosoft Band?!

米国Microsoft社から腕時計型情報端末「Microsoft Band」が発表されています。WindowsPhone 8.1以降/iOS 7.1以降/Android 4.3/4.4等とBluetooth4.0でペアリング可能で、内蔵したGPSや心拍センサ、体温センサ、環境光センサ等の情報を同期可能な様です。ディスプレイは物理サイズ11mm x 33mmでタッチセンサ内蔵のTFT液晶。表示領域は狭く、Apple Watch/Android Wearが採用した形状ではありません。デザインは奇をてらう様な事はせず、ありきたりのブレスレットに近いデザインと言えます。機能的にもバッテリは100mAhを2個内蔵し、平均的な使用時間は48時間、1.5時間でフル充電が可能です。実質は丸一日持つかどうかと言うところでしょう。オンラインでの販売価格はSmallベルトで$199.99。
同時に何らかのサービスが提供される訳でもなさそうで、Microsoft社製のスマートウォッチである事以外にアピールポイントがありません。あくまでもセンサに徹したハードウェア構成と言え、良く言えば実用的、悪く言えば凡庸な製品にしか見えません。Appl Watchの様なワクワク感もなければ、Android Wearの様なうきうき感もないのです。健康のために必要なセンサを独立させただけで、ハードウェアの魅力としては乏しい製品です。言葉が過ぎるかも知れませんが、腕時計の様に常時装着している製品に対して、どんなサービス/ハードが必要なのかが十分に検討されていない気がして、中途半端感が半端ないです。何のために出したのか、謎過ぎる製品です。入院患者向けの簡易センサとしてはいいのかも知れませんが。
参照:Microsoft Band - Small

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