金曜日, 11月 28, 2008

最後のシリコンディスクビルダーか?

センチュリー社から、3.5"径のHDDと物理互換のシリコンディスクビルダーが販売されています。インターフェースはSATA/IDE両対応で、前後を入れ替える形でPCに内蔵するため、使用可能なのはいずれか一方のみです。ボード構成は、インターフェース/RAIDコントローラとCFスロットの2枚構成になっており、2/4枚のCFを装着して、RAID0/1/5及び連結(コンバインモード)の構成がとれます。RAID構成の切り替えはコントローラボード側のDIPスイッチで行うため、切り替える毎に初期化動作が必要になります。店頭販売価格は2万3千円弱。
SSDが低価格化著しい状況になっているため、CFを含まない価格としてはかなり厳しいモノがあります。たとえば、RAID0で32GB構成(=8GBx4)をとったとすると、5万円を超える価格の構成になります。2.5"径のドライブで言えば、SATAであれば32GBのSSDが8千円台から、IDEでも1万円前後で販売されています。2.5"->3.5"サイズ変換用のアダプタを考慮しても、明らかにこの商品以下の金額になります。開発期間から考えると、CFを使用する製品としては、最期のシリコンディスクビルダーになるのかもしれません。
参照:シリコンディスクビルダーCF RAID 3.5 IDE/SATA(SDB35CF4PS/R5)

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