最近は、民間での有人ロケット打ち上げ企業というのがいくつか名乗りを上げて、現在は開発が進んでいるんですが、そのうちの1社であるLibertyRocket社から有人飛行に関する発表がありました。現在開発中のロケットは固体ロケットブースターの第一段目に、液体燃料の第2段ロケットを組み合わせた形状で、その上部に有人カプセルが乗ります。2014年には試験飛行を行い、2015年には有人飛行を行う予定との事です。有人カプセルの形状はアポロ計画で使用されたものに似た形状ですが、かなり大型化されています。
ちょっと気になるのは構造と高さ。ESAのアリアンロケットやスペースシャトルよりも遥かに高い全高91mに、スペースシャトルの固体ブースター並みのサイズの第一段に、遥かに太い液体ロケットの第2弾という構成なので、かなり頭でっかちの感があります。素人目にも、ジョイント部分が物理的に弱くなっていると知れますので、この部分が如何に強化されるかで安全性が変わるんじゃないでしょうか?また、その高さのために、かなり天候に左右されそうな気がします。とりあえず、次の情報を待ってみようと思える情報です。
参照:Liberty System Includes Spacecraft, Launch Vehicle, Ground and Mission Ops
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