火曜日, 5月 08, 2012

仮想空間を作り出す技術開発

研究室レベルって言うのを差し引いても、これはかなり高い処理能力が求められる技術です。UC Davis校で公開されているプロジェクトなのですが、3Dカメラとプロジェクタを用いて、単なる砂場をすばらしい仮想空間に変えています。単純に砂場遊びをしている様に見えますが,上面に用意された3Dカメラによって凹凸を検出し,その高さに合わせた等高線をプロジェクタで投影していますので、凹凸の状況が非常に理解しやすくなっています。また,砂場の面よりも高い位置に手をかざせば、雨雲から雨が降っているかのごとき演出がなされ、砂場にはない水がプロジェクタから投影されます。言葉で書くと簡単そうですが,これがほぼリアルタイムで行われているので,画像処理はかなり高いものが要求されます。将来,こういう砂場で遊ぶ子が出る時代がくるのかもしれませんが、あまり想像はしたくないです。あくまでも研究開発の一環という感じでみてください。
参照:Augmented Reality Sandbox

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