バッファロー社から、スマホやタブレット端末だけでもインターネット接続設定が可能なAOSS2を搭載した無線LANルータWZR-450HP/600DHP/300HPが発表されています。従来のAOSSがルータまでの接続しかできず、インターネット接続ができなかったのと、QRSetupではカメラ操作から教えないといけないという意外な盲点があったため、今ひとつ普及には至りませんでした。AOSSと同じ様にアプリから自動設定でき、QRSetupの様に自動でインターネット設定が可能なアプリとしてリリースされたのがAOSS2になります。逆に、ルータとしてはその部分のみのファームウェアレベルでの対応になり、ハードウェアとしてはそれほど大きな変更をしなくて済みますし、通信関係は手つかずでもいいくらいです。AOSS2設定アプリの対応OSはiOS5.0以降、Android2.3以降、Windows XP/Vista/7,MacOSX 10.5/10.6/10.7となっています。
実際に販売されるのは、2.4GHz/450Mbps対応のWZR-450HP、2.4GHz/5GHz同時使用が可能なWZR-600DHP、2.4GHz/300Mbpsを使用するWZR-300HPの3機種がリニューアルされます。なお、WZR-600DHPは単独の周波数帯で600Mbpsのスピードが出る訳ではなく、300Mbps+300Mbpsということです。AOSS/AOSS2/QRSetup等で設定したあとならば、iOS3.1.2以降、Android2.1以降、MacOSX10.4以降、Windows 2000等からも利用可能です。それぞれのオンラインでの販売価格は13600円/10600円/8500円(税抜き)となっています。
自力でセットアップできる方ならば必要のない機能ですが、そうでない方の方が圧倒的に多く、さらに今後の接続デバイスとしてスマホやタブレット端末が増えるという配慮からの策定と思われます。
参照:WZR-450HP
参照:WZR-600DHP
参照:WZR-300HP
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