そういう訳で、ついに2.5“HDDの世界にも、大容量化の波が押し寄せて来ました。WesternDigital社のWD Scorpio Blueのシリーズに750GB/1TBモデルが追加されています。インターフェースはSATAIIの3Gbpsで、バッファメモリは8MB。ただし、回転数は5200rpmと、一般的なハードディスク(5400rpm)よりも若干遅めです。リード/ライト時の消費電力は2.5Wと一般的な商品とほぼ同等のレベルです。また、ドライブそのものの厚みは12.5mmと、一般的な内蔵HDの9.5/8.5mm等より厚くなっているので、そのまま入れ替える事はできません。それどころか、外付けのケースも、取り付けできない商品が多い事と思います。おそらくは、プラッターを高記録密度化したにも関わらず、所定の容量が確保しきれず、プラッターを増やしたのではないかと推測します。これは、750GB/1TB共通です。残念ながら、大型機以外ではこの容量を利用できない訳ですが、きちんとした外付けのケースに入れる場合には話は別です。
ここまでくると、ノートPCに1TBクラスの容量が搭載されるのは時間の問題ですねぇ。光学ドライブと入れ替えで、最大容量2TBなんて製品も出てくるかもしれません。
参照:WD Scorpio Blue
0 件のコメント:
コメントを投稿