月曜日, 5月 13, 2013

【NRL】液体水素燃料電池搭載のUAVが滞空時間を更新

米国海軍研究所で、水素燃料を用いたUAV「Ion Tiger」が飛行時間を更新したと発表しています。今回のフライトで、同じ機体を使用して2009年に記録した26時間2分を大幅に上回る、48時間1分もの連続飛行を実現しています。動力として使用されたのは液体水素燃料電池なので、少なくともエンジン音は従来のプロペラ駆動UAVと比べても低くなっていますから、実用化されれば静穏性の高いUAVができるはずです。そう、戦術レベルのUAVが。もっとも、Ion Tiger自体は大型のラジコン飛行機と言った程度のサイズなので、自衛隊に導入が検討されているグローバルホーク等の大型機とは条件が違いますけど。また、液体水素燃料電池の取り扱いも、いろいろと問題が多い様に思います。あくまでも実験用の機体なので、実用化にはまだまだ時間がかかりそうです。
参照:NRL Shatters Endurance Record for Small Electric UAV

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