秋月電子通商から、小型のスペクトラムアナライザ「ザ RF Explorer-4G」が販売されています。ポケットサイズのスペアナですが、受信帯域は50KHz〜4GHzとなっています。周波数帯的には、携帯電話の5G回線は一部のみ、5GHz帯の無線LANには非対応になりますが、2.4GHz帯のWi-Fiアナライザを搭載するなど、実用的な商品となっています。これがあれば、現在地の無線LANがどの程度の信号強度で、電波干渉などの状況を知ることができます。そんなのスマフォとアプリがあればとも思いますが、それで測定できるのは限定的なので、電波干渉などは周波数帯域を捉える必要がありますので、この製品は役にたちます。また、複数のアクセスポイントが狭い領域にある場合の相互電波干渉についても、判断材料が得られることともいます。これらの測定状況は画面上に表示されますが、より細かな情報を確認するには専用アプリが必要になりますが、これは販売項目には含まれていません。要望によって販売するそうなので、必要な方はリクエストしておいたほうがいいでしょう。左右の赤い端子の内側にはアンテナコネクタが収納されており、左側が50KHz〜960MHz、右側が240MHz〜4GHzを担当します。周波数帯的には重なっているため、バンドギャップなしに測定できることになります。オンラインでの販売価格は32000円(税込)です。
参照:小型スペクトラムアナライザ RF Explorer-4G
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