キングジム社から、実に6年ぶりに電子メモ帳「ポメラ」シリーズの新製品「DM250」が販売されます。「今時、スマフォがあれば電子メモ帳なんていらないよ」という声もあるでしょうが、やはり、ハードウェアキーボードからの入力の方が慣れているという方も多いでしょうから、テキスト入力に特化した製品というんは貴重です。なによりもスマフォのソフトキーボードは長文入力には適してはいませんので、こう言った電子メモ帳の存在意義があるわけです。型番から想像される前作のDM200のマイナーチェンジ版というよりは、全面リニューアルが図られた製品になっています。まず、日本語変換には校正支援機能を強化したATOKが採用され、シナリオモードが追加されています。キー配列は日本語JIS準拠ですが、付属のキートップステッカーを用いることで、US配列/親指シフトなどを利用することが可能になります。親指シフトキーボードは販売が終了しているので、現在利用できる唯一の親指シフト対応機ということになります。もちろん、前作にもあった、スマフォのキーボードとしての利用も可能ですし、スマフォの専用アプリとの連携も可能になっています。ストレージは1.3GBを内蔵していますが、これの他にバックアップ用に1.3GB、ゴミ箱対策で0.6GBが用意されます。また、最大32GBまでのSD/SDHCメモリカードに対応しますので、テキストファイルの保存先としては十分ではないかと。保存可能な文書はメモリやストレージの増強に伴って増加しており、1ファイルあたり20万字。バッテリーは充電式で、充電端子形状はUSB-C。フル充電には4時間かかりますが、24時間の利用が可能です。なお、カラバリはダークグレーですが、オンラインストアで、250台限定のホワイトモデルも用意されます。オンラインでの販売価格は54800円(税抜)となっています。
参照:pomera DM250
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