天空社から、GPD社の外付けGPU「GPD G1」が販売されます。従来の外付けGPUボックスは二つの問題点がありました。汎用のGPUボードを内包するスペースの確保のために巨大であったことと、トータルの価格が高額になることです。この製品では汎用のGPUカードを使用するのではなく、ボックス内部にAMD Radeon™ RX 7600M XT w/ 8GB VRAMを内蔵することで、本体サイズをわずかに225mm(H) × 111mm(V) × 30mm(D)に押さえ込んでいます。そのため、デスクトップ用GPUカードの流用はできませんが、置くスペースの確保に気を使わなくて済みます。ホスト機との接続はUSB4,Thunderbolt3/4,OCuLinkで、出力ポートとして8K/30Hzにまで対応したDisplayPortが2ポートとHDMIが1ポート用意されますが、USB-C接続での外部ディスプレイ接続には未対応のようです。なお、最大で3画面の外付けが可能です。本体にはUSB3.2接続のUSB-Aが3ポートと、SDメモリカードスロットが1基配置されます。なお、ホスト基側には60wの出力を可能にしていますが、電源は内蔵型で、電源ケーブルの接続はいわゆるミッキーケーブル。電源ユニットにはGaNを使用しており、内蔵バッテリと合わせて、最大240wの電力を供給します。放熱が心配になりますが、天板側と側面から吸気して、1方向に排気するエアフローになってはいるものの、それなりの温度になるとは思います。オンラインストアでの予約価格は、通常価格が115600円(税込)のところ、予約特価で104300円(税込)となっています。
参照:GPD G1
0 件のコメント:
コメントを投稿