米国ソニーから、独自の無線形式によるサウンドシステムS-Air搭載の、iPod用Dock&スピーカーシステムが発表されています。これは親機となる送信ステーションと子機である受信ステーションとの間の接続を、せいぜい十数メートル程度しか届かない従来のBLUETOOTHではなく、50メートル範囲にある10台までの受信ステーションにストリーミングできるという技術です。要するに、室内程度でしか届かないBlueToothではなく、複数の部屋を貫いて音楽の再生を行うための技術がS-AIRという訳です。ネットワーク等と違って、IPアドレス等の設定も不要という手軽さも、この方式の特徴です。ソニーから発表されたのは、iPodを装着可能でFM/AMラジオ搭載の送信ステーションと、スピーカーとなる受信ステーション2基のセットであるS-AIRPLAY Music Systemです。オンラインでの販売価格は、セットが$399.99-で、受信ステーションは1基あたり$129.99-で追加する事ができます。
広い部屋だけではなく、一軒家や会議室等の比較的広いスペースで使用するのならば、この種のシステムの方がいいんじゃないかと思います。配線が面倒なのは確かですし、各ステーションをポンポン置いておくだけならば、楽ですから。
参照:S-AIR™ PLAY Music System
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