金曜日, 6月 19, 2009

フィルムを手軽にデータ化する

浅沼商会が展開しているCABINブランドから,コンパクトなフィルムスキャナが発表されています。撮像素子は500万画素クラスで、専用のフィルムホルダーにフィルムをセットして,本体に装着するだけと言う手軽さ。あとはボタンを押すだけで,自動的にスキャンをしてくれます。1枚あたり2秒程でスキャンしてくれますので,比較的高速ではないかと思います。正面には2.5"のLCDがあり,ここでスキャニング中の画像のモニタリング等も図る事ができます。スキャニングはネガ/ポジフィルムやモノクロ等にも対応できますので,過去のフィルムが残っている方には朗報でしょう。専用スキャニングソフトもあるようなので,PCに接続して直接転送する事もできそうです。ただし,対応OSはWindows XP/Vistaのみ。とは言うものの,本体側にSD/MMC/SDHCメモリカード対応のスロットがあり,ここに装着したメモリカードに直接書き出す事も可能になっています。その際にはJPEG形式になる様ですが,逆にWindows以外のシステムでもメモリカード経由で対応ができると言う事でもあります。
サイズ的には152mm(H) × 86mm(D) × 82mm(W)ですが、実際にはフィルムホルダーがあるため,作業場所には3〜4倍くらいの横幅が必要です。オンラインストアでの販売価格は19800円です。割りと購入しやすいので,過去の資産がある方は検討されるのが良いでしょう。ただ,ファイル保存がJPEG形式である事からも分かる通り,それほど精度の高い事はできません。手軽にできる事が重視された様です。
参照:コンパクト フィルムスキャン35 (CFS-2.5)

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