OCZTech.社からVertexシリーズのSSDばの内蔵キャッシュメモリのクロックを、従来の166MHzから180MHzに高めて、転送速度の向上を図ったVertexTurboが販売開始されます。2.5"HDDと物理互換で、インターフェースがSATAなのは以前の機種と同様です。用意される容量は30/60/120/250GBと同じで、クロックアップされたキャッシュメモリの容量は全品で64MBになっています。結果、転送速度の向上が見られて、30/60GBモデルでリード時最大転送レートが240MB/Sec、ライト時で145MB/Sec。120/250GBモデルではリード時で270MB/Sec、ライト時で210MB/Secです。消費電力はほとんど変わらず、リード/ライト時で2W、スタンバイモードで0.5Wですから、省電力性については従来機種と変わりません。販売価格に付いては明示がありませんが、おそらくは従来のVertexシリーズのリプレースでしょうから、ほぼ同じ金額になると思われます。
このまま、他のモデルもキャッシュメモリのアップと容量増で高速化でござい、となるかは分かりませんが、マイナーバージョンアップと考えるとこんなもんかと。ただ、クロックアップ等とともに、ある程度の見直しが入っている様に思います。クロックアップ分以上に、スピードが上がっている様ですから。
参照:OCZ Vertex Turbo Series SATA II 2.5" SSD
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